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ママになったって仕事は続けた方がいいに決まってる

仕事を続けるか続けないか?

ここの覚悟って人によってだいぶ温度差がある部分だと思います。

私個人は、結婚しようが子供が生まれようが、仕事は続けた方がいいに決まってる!と思います。
しかも、それまで続けていた仕事を、そのまま。会社員やってたんなら、それを維持する。職種も勤務形態も変えない。

理由はたっっくさんあります。
そのうちのひとつとして「家庭内での発言権を得るため」というものがあります。

仕事をしている男性側の立場になって想像してみてください。

「仕事はキツい。理不尽なこともいっぱいある。でも自分にはやめるという選択肢はない。そんな中、自分がやったこともない母親業をやって一日中家にいる妻。何をしているのかわからない。想像もつかない妻の業務の大変さなど、どれだけ言葉を尽くされても理解のしようがない。たぶん、オレの方が大変。」

人間、未経験の仕事に対しては軽く見積もってしまう傾向があります。特に子育てや家事は甘く見積もられがち。私自身、いざ子育てが始まったら「子育てなめてた〜〜!」と思ったほど。経験のない人に、それをリスペクトしろと言う方が無理というものです。

子供が小さい頃の育児はハンパないブラック労働。それは間違いありません。けれどどんなに大変な毎日を過ごしていても、仕事をしていなければ夫からのリスペクトを得るのは難しいのです。ましてや経済的に支えてもらっているとなると、「生殺与奪の権を握られている」という状態になってしまいます。男性は人間関係を上下で考えるから、仕事をせずに養ってもらっている人間を下に見るでしょう。無意識に。そういう相手との間に、対等な議論は生まれるでしょうか?
「何を言われたか」よりも「誰に言われたか」の方が、人間重要だったりします。

家庭は小さな国家といいますか、会社といいますか、世の中で一番小さい組織でもありますよね。予算の管理、家庭の目指す方向性(企業理念的な)、教育の方針などなど、話し合うべき大切なことは、たくさんあります。
だから家庭内のことを夫婦間で話し合うとき、対等な立場で話せることはとても重要。夫を絶対君主にするのは、自分の身の安全を考えるとかなりヤバい。私は夫とは違う部署の部長同士くらいの関係でいたいです。

人によっては、上下関係がある方が楽という方もいるかもしれません。話し合いなどめんどくさいことをせずに、片方が全部考えて決めて、もう片方がついていく構造。もしかしたら昭和以前の夫婦のあり方はそうだったのかもしれないですね。でもその結果、女性側の不満は大きく膨らんでしまっている。それが表に出てきているのが令和の時代なのかなとも感じています。

とにかく仕事は続けた方がいいというのが私の考えです。


そして、やるならやる!ってちゃんと覚悟を決めた方がいいと思います。
「迷いは弱さにつながる」・・・ってセリフがジョジョ(漫画です)にありましたが、本当にそうだと思います。

「続けようか?やめようか?」っていう迷いにエネルギーを使うか?
「どうやったら続けられるのか?」を考える方にエネルギーを使うか?

同じ量のエネルギーを使うなら後者の方が絶対に有益。
そう思いませんか?

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