ワーママやるなら10年後を見よう

ワーママは大変すぎて、毎日その日のことで精一杯だと思います。
とにかく目の前のことをこなすだけでもう何も考えられなくなる。 そしてそれほど頑張っている割には、仕事では評価されないし家事も滞ってるし子供とゆっくり向き合えない。
そしてふと我に返った瞬間、「もう疲れたな‥もっと子供にゆっくり接したい‥辞めようかな」という思いがよぎる。

ちょっと待って!
今は永遠に続かないですよ。

とにかくそんな時はまず応急処置をしましょう。色んな手段を使って、自分を休ませて。疲れてるんです。ズル休みでも、ちょっと休憩でも何でもいい。誰かに迷惑かけていいから休みましょう。
「疲れて休みたい」を「会社員辞めたい」と勘違いしてます。
休めば、辞めたい気持ちは弱まります。

保育園時代は、それまでの人生の中で間違いなく1番ツラい時期。ブラック企業勤めか、パワハラを受けてるのと同じかそれ以上の大変さ。ワーママは日中の会社員と夜の家政婦と保育士のトリプルワークしてるようなものだし、子供の理不尽さはパワハラ上司を超えてる。辞めたくなるのは無理もない。でも出来るだけ周りに業務委託して家事育児含む仕事を減らして。
そうしているうちに、子供からのパワハラは徐々に改善されていきます。そう、子供が成長して話が通じるようになっていくんです。以前は交渉の余地がなかったパワハラ上司が、だんだんこちらの交渉に耳を傾けてくれるようになります。もっと成長すると、逆に助けてくれるようにさえなります。子供によりますが助けてくれるようになるまで10年くらいですかね。この長期的目線を持てるかどうかです。10年ずっとMAXに辛いんじゃなくて、その間徐々に改善されていくんです。それを信じて、覚悟を決められるかどうかが、ワーママ会社員を続けるための分岐点です。

例えば正社員を辞めて、パートタイマーになったとしましょう。仮に働く時間を半分に減らしたとします。そうすると、年収にしてどの程度減ると思いますか?
時間が半分なら年収も半分?
そんなことないです。1/4とか、もっと少ないかもしれません。
能力が減ったわけでもないのに。
さらに退職金や老後の年金額に響いてくるわけですから、損失は計り知れません。そこをどう考えるかです。将来、子供が私立大学に行きたいと言った時、費用を出してあげられる?夫も仕事を引退した後の生活はちゃんと維持できる?
これらも全て長期的目線。
今目の前の疲れをちゃんと癒せば、そういうことも考えられるのではないでしょうか。

もしも、どうやっても長期的目線が持てないほど追い詰められてしまったら、その時はいさぎよく辞めて、他の道を探しましょう。

よく考えて、自分の納得のいく道を進むのが1番です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?