ワーママやるなら自分をほめよう

はっきり言って、ワーママは誰にもほめられません。親子でいる時は、常に自分が子供をほめる側。「よくできたね」「すごいね」子供は常にその言葉を求めてきます。そして周りの人達も同じく子供の方だけをほめます。「かわいいね」「おおきくなったね」
その側にいて、頑張っているあなたの方を誰も見ようとはしません。
「がんばってるね」「すごいね」と言って欲しいのはあなたも同じなのに。

そして会社でも、誰もあなたの事をほめません。好きなだけ残業できる同僚が、のんびりおしゃべりしながらゆっくり仕事している横で、全集中水の呼吸で仕事を猛スピードでこなしているあなた。どんなにたくさん仕事をこなしても、周りの人に見えるのはきっちり定時で帰っていくあなたの姿のみ。誰もほめてなんてくれません。

そして、伴侶。あなたは仕事と育児と家事でキャパオーバーしていて、自分の美容やファッションにこだわっている暇はありません。むしろ疲れて顔色も表情も良くない。この結婚前とのギャップに、伴侶は目をそむけます。今は仕方ないと思いつつ、決してほめようという気になれない。おまけにあなたが伴侶に対して家事や育児をもっと要求しようものなら、「オレだって疲れてるんだよ!」と逆ギレが返ってきます。

どこを見渡しても、誰もあなたをほめてはくれない。

今までのどんな時より頑張っていて、今までで1番ほめられていい毎日のはずなのに。

そんな時、誰からの評価も気にする必要はありません!みんなあなたのほんの一部分しか見てません。全体を知れば驚愕の毎日なんです。それが見えているのはただ1人、あなた自身だけ。だから、思い切り自分を自分でほめましょう。心で思うだけでもいいし、ほめ日記書いてもいい。分かっていないのは周りのみんなの方です。

この人生で最も大変な時期を乗り越えた後、周りのみんなに分かるほどの実力が身についてます。子供に向けていたエネルギーが軽減された時、修行を終えた戦士かのごとくあなたの仕事はパワーアップしてます。子供は頑張っているあなたの背中を見て何かを感じとり成長してくれます。余裕ある表情に変わったあなたと伴侶の関係も良くなります。

だから、辛いときはどうか、自分をほめてほめてほめまくって乗り越えてください。そんなワーママが増えたら、私達の子供達が大人になった頃、ワーママはもう少し生きやすくなるんじゃないでしょうか。そうなって欲しいと、私は心から願っています。

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