Jumpei Yamamoto

1987年生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科を修了後、不動産業・キャリア…

Jumpei Yamamoto

1987年生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科を修了後、不動産業・キャリアコンサルティング・マーケティング・IoTコンサルティング・新規事業立ち上げなど幅広い業務に携わる。2019年にワークログ株式会社創業。現神奈川県庁DX推進アドバイザー。

最近の記事

kintone事業5年目でようやくアソシエイトを取得した話。

まず、詫びないといけない。 これから、わざわざ記事にする程でもない話を書くのだから。 私は、5年前にワークログ株式会社を立上げ、創業期からkintoneを活用したアプリ開発や伴走支援の事業を行ってきた。一般企業だけでなく自治体への支援も行い、いまでは神奈川県のDX推進アドバイザーとして主にノーコードツールの活用を進めている。kintoneに関しては、それなりに経験を積み使いこなしている方だろうと自負している。 そんな私がアソシエイトを取得したとて、何の自慢にもならないどこ

    • 自治体DX kintone活用実践編【13,000字】

      ノーコード・ローコードツールを活用したアプリ開発を行う、ワークログ株式会社の山本です。 自身が開発会社を5年経営し、神奈川県のDX推進アドバイザーとしても活動しており、大小様々な自治体のDX支援を行う中で得られた知見を書き留めました。 読んでほしい方 kintone導入の工程と4つの壁kintoneに限らず、何らかのツールを導入するためには下記の通り大きく4つの工程を踏むことになります。 ①調達の工程では、予算要求に伴い効果測定やセキュリティ調査、類似サービスとの比較な

      • ノーコード・ローコードツールは開発者のキャリアにどのような影響を与えるのか?

        LCAP活用のために議論すべき「5つ」の通説 ローコード・アプリケーション・プラットフォーム(LCAP)に関する5つの通説について、ガートナーのダニー・ブライアン氏とポール・ヴィンセント氏が対談を行った。 その5つの通説とは次の通りだ。 実際に自治体や企業に対してノーコード・ローコードツールの導入を進めている立場として、1つずつ意見を述べていこうと思う。 通説その① ローコードはプロコードよりも生産性が高い 間違いなく、プロトタイピングという観点ではローコード・ノー

        • フリーターの星になりたい|25歳無職が社長になるまでの苦難の道のり。

          約10年前。25歳無職・フリーターだった僕は愕然とした。就職活動の定番であるリクナビ・マイナビに登録できなかったからだ。 今でこそ「第二新卒」という言葉が一般的になり、通年採用する企業も増えてきたが、当時は新卒至上主義がはびこり、僕のような”大学を卒業しただけの人”に対して世間の目は冷たかった。 それでも今は小さいながらも年商1億円を超えるIT企業の社長業を営んでいる。もちろんこれは僕の努力だけではなく、人に助けられたところもあるし偶然が重なった結果でもある。それでも言い

        kintone事業5年目でようやくアソシエイトを取得した話。

          ワークログ社のビジョン「PERSONAL DRIVEN INNOVATION」にかけた想いとは

          自分の会社が存続していることへのギモン。ワークログ株式会社を共同創業し、2022年10月より第5期に突入した。 創業者の1人が退任するというハプニングがありながらも、有り難いことにここまで多くのお仕事を頂いており、官公庁・自治体・大学・大手企業などクライアントも増えてきた。 弊社はシステム開発会社であり、いわゆる「受託開発」と呼ばれる、お客様が作りたいシステムを作る、というとても単純明快で、国内に有象無象に存在する他の会社と同様のサービスを提供しているわけだ。 でも、ふと

          ワークログ社のビジョン「PERSONAL DRIVEN INNOVATION」にかけた想いとは

          わたしの履歴書(ワークログ代表山本純平)

          キャッチコピーは「あなたの右腕」誰かの右腕として輝くタイプと思っていましたが、2019年に立ち上げた会社の前代表が1年で抜けて図らずも代表に就任してしまいました。(参考:僕がNo.2としてワークログ株式会社の立ち上げに参加した理由) 不本意ながら代表に着任した「ワークログ株式会社」は、受託開発やコンサルティング提供を中心とした3期目の会社です。 コロナ禍で自治体とのお仕事も増え、神奈川県を始めとした各都道府県・市区町村でのコロナ対策の企画・開発にも携わっています。 肩書

          わたしの履歴書(ワークログ代表山本純平)

          「東雲(しののめ)」という名字に憧れて。

          突然ですが、私は「山本純平」というどこにでもいそうな名前としてこの世に誕生しました。 数えたことはないけれど、恐らく全国に10万人はいるんじゃないか、そんな気がしています。 名字は全国でトップ10に入る程多い苗字で、名刺を交換する度に「東雲(しののめ)」とか「一(にのまえ)」とか、変換できないけど雲3つに龍3つで「たいと」とか、そんな珍しい名字がいいなと思っていました。 とはいえ、親が名付けてくれた「純平」という名前にも想いが込められています。 それは「純粋」で「真っ

          「東雲(しののめ)」という名字に憧れて。

          kintoneアプリにword帳票出力機能を自前で実装してみる!(後編)

          さて、今回は前回の記事に引き続き、kintoneアプリにword帳票出力機能を実装する方法についてお伝えします。 前回はkintoneアプリのデータを参照してwordファイルを作成するところまで書きましたが、せっかくkintoneに機能を実装しているのだから、作成されたファイルをkintoneにアップしてほしいですよね。 そこで、ローカルファイルをkintoneにアップロードしてアプリに添付する方法についてお伝えします! 本記事はこんな方にお勧め!kintoneアプリ機

          kintoneアプリにword帳票出力機能を自前で実装してみる!(後編)

          kintoneアプリにword帳票出力機能を自前で実装してみる!(前編)

          kintoneアプリの拡張機能として、帳票を出力できるプラグインは結構多いですよね。 ただ、wordの帳票を出力できるプラグインが少ないんです! プラグインがないなら自分で作ってしまえ!ということで、本記事ではword帳票出力機能をkintoneアプリに実装していきたいと思います。 前後編に分かれていますが、前編ではkintoneアプリからデータを取得しwordファイルを作成する方法をまとめます。 本記事はこんな方にお勧め!開発環境今回は下記環境で実装します。 拡張

          kintoneアプリにword帳票出力機能を自前で実装してみる!(前編)

          僕がNo.2としてワークログ株式会社の立ち上げに参加した理由

          「会社を立ち上げるんだけど、もし良かったら純平も来る?」 当時31歳、25歳という遅い社会人デビューにも関わらず既に転職を2回し、更には妻子までいた僕は、ワークログ前代表である小島の問いに対して、その場で「YES」と回答しました。 僕はキャリアカウンセラーとして働いていたことがあるのでわかるのですが、僕の経歴は一般的に褒められたものではありません。 ・2011年3月 慶應義塾大学大学院 修了 ・2011年4月 フリーターに就職 ・2012年7月 司法書士受験

          僕がNo.2としてワークログ株式会社の立ち上げに参加した理由

          【kintoneアプリ開発】ドロップダウンメニューの項目を動的に変えてみる!

          kintoneアプリの作成に慣れてくると、少しずつ細かい仕様の制約が気になってきますよね。。。個人的にはこのドロップダウンメニュー、初期設定で項目を決めておかないといけないというのが使い勝手が悪い。。。 そこで調べてみると、kintone UI Componentというライブラリを使うことで動的なドロップダウンメニューが作れるとのこと!! 実装してみたので、この記事ではその方法をまとめたいと思います! この記事はこんな方にオススメ!・kintoneアプリをカスタムしてい

          【kintoneアプリ開発】ドロップダウンメニューの項目を動的に変えてみる!