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働きたい人と一緒に働くには?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

「この人と一緒に働きたくないと思うことなんて、働いていればあるから、それは仕方ない。仕事ってそういうもんだ。だから、ストレス耐性が身についていくし、合わない人とでも一緒に仕事ができる能力が身についていく。」という感じのメッセージを聞くたびに、「そんなメッセージ言わないでくれー」と思います。

それはそうかもしれないんだけど、「仕事=自分と合わない人とでも時間を過ごさないといけない場所」と思われると、それは違うかなと。

こういうメッセージを言う人は、仕事において、志を持つことや志を共有することの大切さを理解しておらず、与えられた環境やそこにいる人たちと働くことしか選択肢にないんだと思うんです。

組織に所属していたら、そういう時期はあるかもしれないけど、そういう時期を経て、自分が同じ志を持つ仲間を集めていき、「この人と一緒に働きたい」という人としか働かない状態はいくらでも生み出せます。

仕事というのは、誰かにやらされるものではありません。

憲法において勤労の義務があるというのは間違いないですが、きっと「憲法で定められているから働いている」という義務感を持ちながら働いている人は稀かなと思います。

日本国憲法第二十七条一項は、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」としている。
これが、「国民の三大義務」のうちの一つである、勤労の義務の規定である。
読者は他の二つが「教育を受けさせる義務」と「納税の義務」だということも含めて、おそらくどこかで習ったことがあるに違いない。
「勤労の義務」に話を戻すと、なぜ憲法は私達に働くことを義務づけるのだろうか?
これをテーマに思考を深めてみてほしい。
「義務」といっても、働いていないからといって人々は処罰を受けたりはしないし、強制的な労働が憲法の他の部分で禁じられている「第十八条」ことからしても、あくまで倫理的な規定であることがわかる。

「勤労の義務」について考える

※上記のコラムですが、働くことをただの義務として捉えるのではなく、自分が生きる世界づくりに貢献することであり、自分のためや誰かのためになるということを考えさせられる良いコラムでした。

多くの人が、「この年齢になったから働くことが当たり前でしょ」とか、「大学(高校、専門学校、短大など)を卒業するから働くのが当たり前でしょ」ということを思っているはず。

採用に携わる人として面接や面談や仕事探しの支援をする中で、就職活動をしている学生や転職活動をしている社会人と対話してきて、残念ながら、このようなことを思っていたり口にする人が多かったんです。

「社会人になるまでの期間で遊び尽くさないといけないので」とか、「社会人になったら会社に縛られちゃうので学生のうちに・・・」とか、そういうイメージを持ってしまうようなことをインプットしてきてしまっているんですよね。

それはある意味、その人の周りにいる大人たちの責任でもあります。

仕事をするようになったら、何か目に見えないものに縛られて日々を過ごすようになる・・・それはあたかも、誰かに操作されて、働かされているように見えてしまう。

それはちょっと悲しいですね。

仕事をしてお金を稼ぎ、稼いだお金で生活する。

確かに、自立して生きていくためには仕事をする必要があります。

仕事をしないでも、お金に不自由なく生きていく選択肢もあるかもしれないし、その選択肢を探り、その選択肢を掴み取ろうとして掴み取ることも間違いではない。

「どうせ仕事をするなら」「せっかく仕事に時間を費やすなら」という表現を使うことが多いですけど、自分の生活の中で仕事が占める時間帯を、それ以外の私生活の時間帯を豊かにするための手段として捉えるだけでなく、仕事自体の時間さえも自分が心地よく過ごせる時間として捉えてほしいなと思います。

それは無理なことではないから、チャレンジしてみてほしいです。

自分が一緒に働きたいと思える人と、ここで働きたいと思える場所で、この時間に働きたいと思える時間に、この仕事をしたいと思える仕事をする。

「そんな生活はできない」と思っていたらできないし、「そんな生活を目指そう」と思い行動している人は、着実にその生活に近づいていきます。

仕事は自分1人では完結しません。

大切なのは、想いや志を共にする仲間を集められるかです。

想いや志で繋がっている人と時間を過ごすというのは、変なストレスを感じにくいですから、そういう人たちを見つけて、時間を共にできるようになってほしいです。

その時の注意点として、表面的な「共感します」という言葉を信じないことです。

根っこの部分での共感を前提にした関係性を構築できないと、そもそも目指すベクトルが違くなったり、温度感の差が生まれたり、行動に対する本気度が合わなかったりしてきます。

ここの見極めは本当に難しいんですけど、大切なのは、まずは自分自身を整えることかなと思います。

「自分がどんな想いや志を持って仕事をしているのか?」という軸が曖昧のまま仲間を集めをするから、ブレた人しか集まらないという見方もあります。

一緒に働きたいと思える人を見つけて、その人からも選ばれる人になる。

想いや志を伝え続けていたら、同じような想いや志を持っている人が自然と集まっていくと体感しています。

なので、働く人は自分で選べないとは思わずに、想いや志を大切にしながら働いていきましょう。

そして、それを発信していきましょう。

思ってるだけでは、誰にも伝わりませんから。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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