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家事育児と仕事は『等価交換』が間違えている理由
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人というのは怠惰なもので、
怠けるための理屈に飛びつくし、
怠けるための理屈で自分をだませる生き物だと思う。
廊下の隅に転がっている埃は見なかったことにできるし、ダイエットを怠ける理由なんていくつだって思いつく。
やらなきゃいけないことはわかってるけどやりたくないこと。
これがすんなりできる生き物ではないのだ。
『仕事をして家賃を払っている分、家事はやって欲しい。』
そう言っている若い男性の動画をYoutubeで見かけた。
『男が女がという話じゃなく、等価交換だ。』
と、そういう話だった。
これも、怠惰な人間の理屈の一例だと思った。
人間は怠惰であるが、人間の脳も同じく怠惰で、シンプルな理論に飛びつきたくなるようにできているらしい。
簡潔で『それっぽ』くて、簡単に覆せる逆の理論がない時、人間の脳はその理屈に飛びついて結論を出して安心したいものだそうだ。
しかし、知能を異常に発達させた哺乳類である人間という生き物の時点で、そうなんでもかんでもシンプルに正解が出せるわけはないのだ。
大抵の場合、正解は複雑さの向こう側にあるシンプルなものだ。
その一例としての、『お金と家事は等価交換』理論。
『等価交換』というからには、同じ価値の物を交換しなければ意味がない。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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