バイヤー/買付けの働き方、専業か副業の選択

「バイヤーって月にどのくらいお仕事するんですか？」「買付け代行で食べて行けますか？」よくこういったご質問をいただきます。○時間とかYES/NOで答えることもできるとは思いますが、これって専業か副業かのお話しに繋がると思うので、今日はそのあたりについて書いていこうと思います。

私の場合はフリーランスで専業ですが、周りの方には専業＆副業それぞれいて、希望の仕事量や生活スタイルを実現しています。

専業のイメージを明確にしておきたいので、この記事の中では「バイヤー業を中心に食べている人」ということにしておこうと思います。つまり、メインがバイヤーで生活していれば個人でも企業所属でもOKだし、所謂買付け代行でも自分で事業を営んでいる人でも専業ってことです。

先に書いた通り、私は専業のフリーランスバイヤーです。特定の会社様には属さず（契約はありますが）、個人でお仕事を受けています。正直買付け代行だけでここまでの収入は厳しいと思います。だいたい買付け代行のお仕事は日本円で2000円～5000円くらいで依頼が多いと思いますから、単純計算1ヶ月に何件お仕事を受ければ良いのか計算できるでしょう。これだけの発注をいただくのには、件数もくれて金額もしっかりしている良質の顧客様をだいぶ増やさないとクリアできません。なので、生活を安定させたいと思ったら沢山動き回ったり営業したり、別の勤務スタイルを見つけたりと、他のお仕事並みに努力が必要と思った方が良いです。

副業でやっている方というのは、それこそもっと色々なパターンがありますが、本業をお持ちでその合間に買付け代行を請け負っている方や、そもそも収入のためというより、主婦の生活の中で趣味や空いた時間の活用という感じで取り組んでいる方もいらっしゃいます。あとは、扶養の関係であんまり働けないという方も。こういった方々は単発のお仕事でも希望報酬や時間をクリアできるので、買付け代行だけ受けているという方が多い印象です。私もクリスマス前など忙しい時にはこういった副業スタイルの方々に助けていただいています、いつもありがとうございます！（そしてこれからもよろしくお願いします！）

さて、そんなわけで専業/副業の選択について書いてきましたが、結局はアルバイト的でも取り組めるし、それなりに食べていこうとするなら色々と手もあるということになるかと思います。私自身がバイヤーを名乗っているように、この仕事を専業にしたい方がいらっしゃるなら応援したいと思いますが、やはりそれなりのやる気と行動力は必要だと感じます。それがあればとても楽しくて遣り甲斐のあるお仕事ですので、是非この業界に飛び込んで一緒に頑張りましょう！