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タイ人の転職への考え方について【終身雇用マインド危険】

「わたくし、転職します」

これを聞いてあなたはどう思うでしょうか?

1950年頃に始まった日本の終身雇用制度の流れを受けて、日本では少なからず、企業で長年勤めるのが「善」、多少の苦痛を我慢するのは「美徳」とされている面が少なからずあるのではないでしょうか。

そういった時代の「なごり」から、残念ながら、一度雇用した従業員は会社に忠誠を誓うのが当たり前だ。っと考えておられる日本の中小企業の経営者の方も残念ながらまだ一定数いらっしゃいます。

日本ではギリギリまだ通用するかもしれませんが、タイ(海外)では、その考え方はまず通用しません。断言します、100%通用しません。

今日はその辺りについて少し深掘りして考えていきましょう!

自己紹介
オーストラリア クイーンズランド工科大学卒、海外起業、バンコクを拠点にAI<機械学習>を駆使した自動売買アルゴ開発を行っています。システム開発、ネット秘書、越境EC事業なども手掛けています。

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タイ人はすぐに会社を辞めます。

採用条件や会社のブランドなど、会社によって事情が違うので一概には言えませんが、タイ人はすぐに、本当にすぐに会社を辞めます。

同僚と喧嘩した -> 辞める (転職)
新しいスキルが学べない -> 辞める (転職)
1円でも給与が高い会社から内定 -> 辞める (転職)
仕事のミス注意する -> 辞める (転職)
仕事内容が気に入らない -> 辞める (転職)

日本人であれば、育ってほしいが上の注意であったり、同じ目標を共有しているっと思っているからこその対応でも、ふと油断すると、相手には迷惑であったり、ストレスを与えてしまう結果になりかねません。

なぜタイ人はすぐに転職するのか

シンプルに「終身雇用」の美学が無いからです。

終身雇用のなごりを未だに受けている私たち日本人は、社内の多少の嫌なことは我慢して、うまくやっていく。っていうのがありますが、

そういった視点が全くなければ、嫌なことがあったら、我慢するよりも、職場を変える。という選択肢を取ることも合理的と言えます。

「なんでわざわざ嫌な思いをしながら働かないといけないの?」

っといった考え方や、

「なんでもっと良い条件で働ける会社に動いちゃいけないの?」

っといった感じです。

石の上にも3年、っといった、我慢した先にこそ得るものがある。という日本人的な考え方は、世界的に見ると、超超マイノリティー(少数派)であることを予備知識として覚えておけば、転職率の高い海外でもチャンスを手にすることができるかもしれないですね。

では、離職率が高い、という前提だと、どのように人材採用やチーム編成、業務の責任分担を行えば良いのか。

その辺りも次回以降、まとめていきたいと思います!

興味のある方は、❤︎やコメントお願いします!

では!


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