幸福感を得るのにお金よりも優先順位が高いものを発見した話。
こんにちは、HKRです。
半年以上かけて育てたものがパンっと弾けてしまいそうになっており、さすがの自分もメンタルに大きなダメージを受けていますが、また別の目標を考えて何とかごまかしています。年齢を重ねてある程度の浮き沈みを経験してきているのでそう簡単に動揺することも無くなってきたかと思っていたのですが、人間そんなに簡単ではありませんよね。
いまだにnote・ネットショップ・YouTubeだと小遣い稼ぎに精を出す労働者ですが、今回の件でお金に対する捉え方が違ってきたと気づいたので少し書いてみます。
フリーター時代のお金の捉え方
私は20代後半までずっとフリーターで『無色の時代』と自分では言っているのですが、本当に何の目標もなくただ生きていました。図書館か本屋で本をひたすら読みあさるか武道の稽古をするか、CDをレンタルして音楽を聴いているかのどれかをして過ごしていました。その頃はとにかくお金がなかったのでコストを下げるために10円でも安ければ隣町まで自転車を走らせて買いに行き、冷暖房が必要な時期には図書館や商業施設で時間をつぶすのが当たり前。とにかく節約するのが当たり前な生き方をしていました(その名残りは今も続いている)。
その呪縛が少し解けたのは30代になってから。リラクゼーション業界で正社員になっても低収入だったのですが、フリーター時代で根づいた節約体質と投資を始めたことで、お金に対する考え方が変わって10円節約するために時間を割くことは減っていきました。(“そもそも買わない”という選択肢をナタでぶった斬る方法を覚えました笑)
最優先は『お金』が絶対＿＿＿ではなくなってきたのです。
人生の最重要項目が変わった。
今回弾けてかけているものは私が半年以上かけて作り上げてきたもので、これからお金の回収を始める算段でした。仮の報酬予想でも現在の整体・セラピスト報酬の1ヶ月分ほどあり、その後の見込みから考えてもかなりの額が見込めていました。それ故にメンタルへのダメージが大きいのですが、よくよく内省してみるとお金が入らないのが痛いわけではなく、時間をかけて育ててきたものが崩れてしまったことへのダメージが一番大きいことに気がつきました。
「何言ってんだ、そんなの当たり前だろ？」と思うかもしれませんが私にとっては衝撃で、これまでは『お金をかけない(節約)＋お金を稼ぐ(貯める)』が人生の最重要項目であって他は二の次だと思って生きてきました。仕事が回ってお金を得られるのならば他人がどう思っていようが構わないし、自分のストレスすら無視すればいいと思ってやってきました。それが今では『自分の時間を割いた物ごと』が人生の最上位に変わっていた。そのことをハッキリと認識したのです。
こうして文章にすると、なんか大層な物言いをしていているけど薄っぺらいこと書いてるなという自覚はあります笑。ですが、自分自身で正しいカタチを完璧に認識する作業は人生においてかなり重要だと思っています。(そのことについてはまた後日)
年々価値観は変わっていくことを理解しよう。
フリーランスになってあれこれ手を出すようになり、“社会人としてのピークを迎える年齢(=私の仮説)”になったからこそ、人生の最重要項目が変わってきたのだと思います。なんで今回このことに気づいたかというと、回収見込みの金額は投資では2〜3日で倍以上の金額が吹っ飛んだ経験が数回あるから笑。2〜3ヶ月仕事で稼いだ金額が2〜3日で吹っ飛ぶのはギャンブル中毒者以外なかなか経験しないものですが、何度か経験すると「まぁそのうち戻るだろう」とあまり気にならなくなります(痛いことは痛いけど)。
投資で倍以上の損失を出すよりも今回メンタルへのダメージが大きいのは、費やしてきた労力(時間)のせいでしょう。これは少し見方を変えると“お金よりも何に時間を費やすのか”の方が幸福度は高いのかもしれないと言えませんか？もしそうだとすると、今後は何に時間を割くかがより重要になってくるなぁと思った次第であります。
いつまでも若いときのままの価値観で動いているといろいろズレてきますよね。
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