見出し画像

【営業】生産性向上だけじゃない?コア業務とノンコア業務を考える理由

皆さんこんにちは!

Twitterを中心に「仕事やライフスタイル」について発信をしている久保智と申します。現在は主に株式会社ニット(HELP YOU)にてカスタマーサクセス(CS)を担当しています。

「未来を自分で選択できる社会をつくる」をビジョンに掲げながら、自らも365日ホテル生活をしながらフルリモートで業務を行っています。

本日は【コア業務とノンコア業務】をテーマに、営業が本来すべき業務やパフォーマンスが発揮できる状況について考えていきたいと思います。

前回「パフォーマンスが上がるリモートワーク環境」について考えた記事がありますので、宜しければご覧ください。

また、Twitterは毎日投稿してますので、ぜひこちらからご覧ください。Twitterもnoteも基本フォロバやいいね返しを心掛けています。

それでは、順を追って一緒に考えていきましょう。

①営業におけるコア業務とノンコア業務

まずは営業が本来すべき業務について考えていきます。

そこで営業とは何かについて考えました。

営業とは「顧客の現状と理想のGAPを一緒に考え、サービスを通した解決策を提示すること」と仮定した場合、商談や提案といった業務が本来集中すべき業務になります。

逆にこれ以外は営業がすべき業務では無いと言い切れるのかもしれません。

一方で営業といっても役職や役割によって変わってくるので、コア業務(メイン業務)とノンコア業務(サブ業務)についてまとめてみました。

■コア業務(メイン業務)
・マネージャー:メンバーの目標達成支援
➾環境づくりや目標達成のための施策検討
・メンバー:営業を通じた売上創出
➾商談を通して顧客への提案
■ノンコア業務(サブ業務)
・集計表やデータ更新
・提案書や資料作成
・メール対応や日程調整
・見積書作成や事務作業など

「えっ、提案書作成は営業の仕事でしょ」「見積書作成は営業じゃないとできないよ」と思われるかもしれません。

しかし、前述のようにコア業務を商談や提案だけと定義した場合、「提案内容」は営業が考え、「提案書の作成」は営業以外でも可能な仕事と捉えることができます。

具体的な例として問い合わせ対応(インバウンド)営業の流れを記載いたします。(営=営業が対応するコア業務、サ=サポート者で対応できるノンコア業務)

■インバウンド営業での仕分け例
問い合わせメール対応&資料送付(サ)➾日程調整(サ)➾商談前事前企業リサーチ(サ)➾顧客データ入力(サ)➾商談(営)➾商談後のメール対応(サ)➾提案書作成(サ)➾提案(営)➾契約手続き(サ)

自分が日々行っている業務が中々思い出せない人は、日々のスケジュール帳を確認しながら、業務を箇条書きで洗い出してみましょう。

それでも中々出てこない人は、今行っている業務だけでなく、将来的に発生する予定の業務も考えてみると良いかもしれません。

コア業務とノンコア業務を一度意識してみることで、下記のようなメリットが考えられます。

■本来すべき業務を考えるメリット
・自分のミッションややるべきことが見えてくる
・次のキャリアややりたいことが見えてくる
・誰の業務か分かり生産性向上につながる
・会社全体で取り組むことで働き方改革になる

生産性向上だけでなく、自らの働き方を見つめ直す機会を得ることができるというメリットが感じられるかもしれません。

②他の人に依頼するときのポイント

コア業務とノンコア業務が明確になった次の段階で、ノンコア業務をどのように対応するのか検討する必要があります。

「社内で他の方にお願いする」「新しい方を雇う」「アウトソースする」「ツールやRPAなどで業務を自動化する」など色々な方法があります。

ここでは人に依頼する際に重要なポイントを見ていきます。

以前下記の文章をツイートしました。

他の人に依頼するときのポイントとしては大きく3つ考えられます。「背景」「やり方」「最終イメージ」です。具体的に資料作成をお願いした場合を例に見ていきましょう。

■ポイントが揃っていないケース
・明日のセミナー資料を前回の資料参考に作って
・顧客に資料提出するからスライドで作成して
■ポイントが揃っているケース
・来週の水曜日サービス導入を検討している見込みのお客様向けにセミナーがあるんだけど、背景と骨子や画像をメッセージで送るから、最後はパワーポイントで20枚程度にまとめてほしい。一度今週金曜18時までに途中経過見せてくれたら嬉しいな。質問あれば教えてね。

3つの大きなポイント以外でも、「依頼は口頭だけでなく文章でも残しておく」「途中経過を確認するようにする」「〇日〇時など具体的な期限を決めておく」「状況が変わった際は随時共有する」など、実際はその他の細かい重要ポイントも考えられます。

事前に可能な限りイメージしている情報を伝えておくことで、作業者も自己判断しやすく、お互いスムーズに仕事をすることができます。

また、仕事を上手く依頼することで、成果を出し続けている人もいます。

仕事ができる人の特徴として、「仕事を他の人に上手くお願いする」「苦手なことは他の人に頼む」
など挙げられているのをよく目にします。

「本来の自分の業務以外は、上手く他者と協力して仕事を進めること」が結果を出す上でやはり重要な鍵となるようです。

③アウトソースを上手く活用する

ここまでで、「コア業務以外はできるだけ自分でやらない環境をつくることの重要性」に気づいたかと思います。

一方で社内で他の人にお願いする場合このような声も聞きます。

■他の人に仕事をお願いする場合の悩み
・気を使わないといけない
・声をかけるタイミングが分からない
・出来上がりが違っても指摘できない
・不快にならない言い方が分からない

また逆に仕事を依頼され断れないという声も聞きます。

■仕事を依頼された場合の悩み
・関係性があるので嫌でも断れない
・無理に引き受けて自分の負担が増えてしまう
・信頼を失いたくないので引き受けてしまう
・上司からの依頼は断れない

社内の他の人にお願いするのも1つの手段ではありますが、外部に依頼する方がメリットが多いケースもあります。

■アウトソースをするメリット
・気を使わなくて良い
・社外に相談できる人がいる安心感
・業務負荷が減り職場環境をアピールできる
・コア業務に集中できることで売上が上がる

実は弊社株式会社ニット(HELP YOU)はオンラインアウトソーシングを提供していると同時に、社内でも自社サービスを活用しています。

*少し昔の記事になりますので、個人的に恥ずかしい写真の構成ですが、、文章中心に宜しければご覧ください(笑)

営業の場合、例えば1日1時間の作業時間が削減されたとすると、20営業日で20時間の削減です。

1回の商談を1時間だとすると20商談分、かつ4商談で1件契約になる場合は、単純計算で月に5件契約(売上)が増えることになります。

営業マンが5人いれば25件の契約が増えることになるので、コア業務に集中することがどれだけ重要か実感することができるかと思います。

④エッセンシャル思考

最後に、もしかしたら一度は耳にしたことがあるかもしれない「エッセンシャル思考」について、お伝えいたします。

エッセンシャル思考とは、「最小の時間で成果を最大にする」考え方です。

無題

出典:【3分図解】エッセンシャル思考とは?要約とまとめを分かりやすく解説

実は真面目で仕事ができる人こそ非エッセンシャル思考に陥りやすいとも言われています。

仕事ができて信頼されるため多くの人から仕事を依頼される。それを全部引き受けてしまうことで、次第に業務量が多くなり本来するべき仕事ができなくなるからです。

この状況を打破するために、エッセンシャル思考に切り替え、コア業務とノンコア業務の仕分けを行い、アウトソースを活用することが重要になってきます。

もしかしたら他の人にはできない「本来すべき仕事(コア業務)を認識する」ことが、自分にしかできない強みを発見することに繋がるかもしれません。

また、仕事は1日の中でも大きな割合を占めています。労働環境を整備することが、充実した毎日を送ることに繋がると考えています。

本記事が日々の業務を改めて考える上での参考になりますと幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

また、少し弊社のご紹介となってしまいますが、オンラインアウトソーシングを提供することで、お客様の業務負荷軽減をサポートする株式会社ニットでは新卒採用や中途採用を随時行っております。

ぜひご興味のある方はWantedly右上の「募集」カテゴリーから募集内容をご覧ください。TwitterのDM等で個別お問い合わせも可能です^^

最後にもう一度、折角のご縁ですので、ぜひTwitterやnoteで絡んで頂ければ幸いです。今後ともどうぞ宜しくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?