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大学におけるオンライン授業の開始にあたって

大学を担当し始めた今年に、コロナウイルスの影響により授業がオンライン化されるという変化に立ち向かうこととなりました。
そこでの苦労や見えたものをこちらで書かせていただきます。

目次
・オンライン授業開始
・オンライン授業ならではの利点、欠点
・ワークアカデミーでできることとは?

オンライン授業開始**

担当大学も決まり、引継ぎの挨拶を終えたころにはコロナウイルスが世界的流行の兆しを見せていました。日本も例外なく、瞬く間に感染が広がり、緊急事態宣言発令となりました。大学もその影響をもろに受け、学生は登学禁止となり、4月末頃に授業がオンラインで進むことが決定されました。

学生だけでなく、教職員全員が戸惑うような状況の中、2週間という期限の中で授業を開始するべく奔走する日々がスタートしました。
授業を準備していく段階でまず大変だったのは教える側の調整。大人全員が情報機器をうまく扱えると思ったら大間違いでした。

対面での授業に慣れ切っていた先生が多く、まずはオンラインツールの勉強からしてもらうこととなりました。

ワークアカデミーとしてまず教職員向けのオンラインツールセミナーを遠隔で複数回行い、まずは無事に配信ができる段階まで引き上げ、その後にオンラインでの効果的な授業方法といった応用へと進んでいきました。

オンライン授業ならではの利点、欠点**

授業開始にあたって、出席の取り方、レポートの提出方法、書画カメラの必要性など、全てにおいて新たなルールを創る必要がありました。また、開始後の問題としては生徒の顔が見えない分、授業ペースの配慮が特に難しくなりました。これに関しては、生徒数が多い授業については授業後にチャットで質問をしてもらうようにする等でなんとか理解度を合わせて授業を進めています。

上記がデメリットと言えるでしょうか。ただ、メリットも実は多く、投票機能で意見を簡単に収集できることや、他の学生がいる場では少し聞きづらい質問もプライベートチャットでやり取りができるなど情報機器を介することで可能になる部分も多々あります。先生によっては、対面よりやりやすいといった声も出てきています。

ワークアカデミーでできることって?

大学授業運営38年のワークアカデミー
今回先生方に重宝されたことはオンラインツール利用法のセミナーでした。多くの大学授業を運営しているので、様々な大学の多くの教職員の方にセミナーを受講いただきました。

また、初回授業ではオンラインでの不測の事態発生の備えとして、当社が運営している貸会議室をご利用いただき、案件担当者が開始から終了までいつでも対応できるよう備えていました。様々な大学授業を担当しているので大学に合わせた運営のアドバイスもできるという部分も当社の強みです。






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