神事精霊講座で導かれた「熊野那智大社」へ行ってみた
年に一度！神事精霊講座が開講です🎉
今年も開講🎉あなたとご縁のある神社をお伝えする特典付👀
そこで今回は、去年ご縁のある神社に向かう道中、片野がどんな体験をしたのか？を旅行記としてまとめてみました📖
熊野那智大社おもしろ旅行記、はじまるよ🏃
布川先生めいぶつ！２０２２年、去年行われた新年神事精霊講座の特典として、ご縁をいただいた神社は「熊野那智大社」
前々から熊野古道を含め和歌山の聖地が気になっていた主人と私だったので、さっそく３泊４日の和歌山旅に出かけることにした。
いざいざ、和歌山へ〜！
猛烈に工程表を計画し、今日という日にやっと熊野那智大社へ続く大門坂まで辿り着いたのだ。
「ここが大門坂か・・・！」
シトシトと雨が降り、道の両脇に生える木々が濡れていた。緑がより深く見え、艶やかに光る石畳の階段が続く。観光ガイドで見るよりも絶景である。
大門坂から本丸の熊野那智大社までは石畳の階段を登り約３０分強。
緩やかな登り坂が続くため
「初心者でもすぐに登り切れちゃうと思うよ、気負わずに楽しむことに集中して～」
と友人から聞き、勇み足で主人を追い越し大門坂入り口に足を踏み入れた。
主人の顔をいちべつ。
「やっと来たなぁ、主人よ。こんなに艶やかな聖地を歩けるだなんて、私たちは至極幸運者だ、いくぞ！私に着いて来いっ」
と高らかに宣言した矢先、人生史上最も恥ずかしいあんなことが起こるなんて想像もしていなかった。
「ひえいっ！」
威勢の良いかけ声と共に、手始めにすっ転んだのである。
雨で艶やかに濡れた石畳は、見た目通りツルッツルであった。滑る、とにかくよく滑る。
すっ転んだだけならまだしも、あまりにも滑るので普通に歩くことができない。そして、そこかしこで人が滑りまくっている。
「このままではすっ転んだ挙句、顔面をバチン。その後布川先生の有料講座にニヨニヨしながら、バンソウコウだらけで映ることになる」
という冷静な私と
「開始５分も経っていないが、正直に言う。帰りたい気持ちしかないんだ」と情けない私がせめぎ合った結果、どうにかして旅路を続ける解を導き出した。
尻を突き出し、登ろうとする一つ先の石に両手を固定。安定させた状態で、次の一歩をたぐりよせる。
要するに「ハイハイ」の真似事である。
人間、窮地に立たされると身の振り方など構っていられない。両手は石畳にしっかと固定するため涙も鼻水も拭くことはままならない。
しかし、とにかく登る、何があっても登る、でないと熊野那智大社にたどり着かないのだから。と威勢の良いことを言うが、現実は尻を突き出し半べそ顔で情けない登り方のため滑稽極まりない。
今年私は３４歳になるが、こんな大人になる予定はなかった。
その後も諦めず、えっちらおっちら登っていくと私の横を２０代そこそこの平安衣装に身を包んだカップルがひょいひょいと去りゆく。
大門坂の楽しみごととして、希望者には有料で平安衣装の貸し出しがあるらしい。女性はつぼ装束にむしの垂れぎぬの旅姿で、男性は束帯を着ており、なんとも可憐であった。
私の数倍のスピードでひょうひょうと階段を上がっていく彼らに羨望の眼差しを向け
「今世徳を積んだら、来世ではあんなに早く石畳の階段を上がれるのでしょうか・・・」
と生まれ変わりに気持ちを馳せつつ、自身のハイハイもだいぶ板についてきている。
その後登ること約２０分。三分の一は登ってきたか？と思える場所まできた。
「大丈夫だ私、登るのだ私、いくのだ私」とぶつぶつと自分を鼓舞する。
すると、私の横を素早く過ぎ去るもう一人の男性
「そなたも若さゆえのファイターでしょうか・・・？」
後ろ姿を覗き見ると、背中に見覚えのある紺色のナップザックが揺れていた。
主人である。
私がハイハイの真似事をしながら半べそで登り続けているにも関わらず、持ち前の脚力を使いどんどんと遠ざかっていく。
この時ばかりはすっ転ぶ恐怖を忘れて、呆れと羨ましさが混在した何とも言えない気持ちが押し寄せた。
登るのを忘れ、プリプリと石畳の階段を登る主人をぼっ～と見届ける。
これが結婚２周年の現実か。
てんやわんやと騒いだものの、結果１時間弱かけて大門坂を登り切り熊野那智大社にぶじ到着。御本殿を拝見した際は、涙が込み上げるほど嬉しかった。
すぐに夫婦揃ってご祈祷を受け、真っ先に転ばずに帰ることができた感謝を伝えたのは言うまでもない。
今思い返すと、布川先生はおっしゃっていた。
神様のはからいにより、旅初心者であるほどにポイントを稼がせてくださると。道中のハプニングを通して。
確かに、泣きながらハイハイで石畳を登り、コスプレ男女と愛すべき旦那に追い越され唖然とする２０２２年を経験するとは思っていなかった。
しかし、これこそ熊野那智大社に導かれたからこその経験。そして、今でも主人と大笑いできる共通の思い出となったので有難い。こんな濃ゆい思い出が積み重なるほどに、人生は豊かになるのだなぁと実感した。
え、もしかして面白そうだなと思いましたか？
そう思ったあなたは、きっとご縁のある神社に向かう道中、楽しい経験に遭遇されることでしょう。
最後に、旅の工程表を考えてくれたのは主人なので彼への感謝で締めたいと思う。( 半べその私を素通りしたことは忘れていないけれど ) どうもありがとう。
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人生で最高に楽しかったと言えるきっかけを作ってくださった講座はこちらの「新年神事精霊講座」今年の開催は１月２５日（水）２０：００〜
受講し、規定の方法にて応募することで２０２３年にあなたがご縁のある神社を知ることができる特典付です✍️楽しくも奇跡と導きあふれる旅路を経験できるかもしれません🕊
日程が合わない方も、アーカイブ動画の配信と特典に応募することは可能なので、気になったら是非チェックしてみてくださいね😉✨
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