職場の先輩とタイ旅行でスクンビットを遊び回った話9
このタイ旅行は2019年4月30日から2019年5月4日に行ったもので、コロナウイルスの影響が大々的に報道されていない時期に行った事をご承知おきください。
前回はタイ旅行で食べた物を紹介しました。タイのビールが飲みたくなりました。ビアガーデンで出してくれないですかね?コロナが落ち着いたら行ってみたいです。
今日はタイ旅行で感じた事を総括していこうと思います。
タイの考え方
この旅で考えさせられたのは恵んでもらう事に対する日本との違いでした。
タイ人の根底の考え方の一つに「弱者救済」があります。タイは他人に優しくすることで自分に良い事が返ってくることが考えのベースにあります。
自分が良い事をしたら相応の対価(=チップ)が返ってくるのは当たり前の考えになっています。
タイの夜道を歩くと、物乞いはいたるところにいました。
片足のない青年が地べたを這いずりながら桶を差し出していました。子どもと一緒に物乞いする母親が誰かが捨てた紙コップを差し出していました。
物乞いをしようとも、恵みを与えましょうともいうわけではありませんが、日本は、少々「自己努力」が行き過ぎているのではないでしょうか。
あくまでこちらは「観光客」なので、いいサービスにはチップを出してあげましょう。
でも、明らかに高い場合は毅然とした態度で交渉しましょう。
観光とは
2日目の夜、一緒に行った先輩がルーフトップバーで飲みたいといったのでご一緒させていただきました。
32階から見る夜景は東京と比べても全く遜色なく、ビルも色々な形があり、光も様々だった。
しかし、これは誰かが働いている訳ではなく、私たち観光客が照らしている光なのです。
スクンビットエリアは観光客が非常に多いです。そこで何が行われているかは個人の判断に委ねますが、私にはとても儚く見えました。
様々な観光資源があるタイからこの光が消えた時、国はどうなってしまうのか。
観光大国というは、いわば大きなデパートのようなものと考えています。客が来なければあっという間に衰退してしまいます。
例えば、人権は人類が構築した尊い考え方である。しかし、それに即した堅気なやり方で、この国は発展できるのでしょうか。
発展のために先進国が考える人権を押し付けることは、本当に正しいのでしょうか。非人道的行為は、当然許されませんが。
タイには、タイのやり方があって、それが諸外国に胸を張れるのではないのでしょうか。
タイの夜は明るすぎて星はほとんど見えません。
それでも輝く星はありました。コロナが落ち着いたころの夜、観光客を乗せた飛行機が離陸して、着陸するのでしょう。
この時、私たちは確かに「光」を「観」ていたのです。
おわりに
やや浮ついた文章になってしまい、読みにくかったらすみません。
次回はお待ちかね(?)タイの夜の街について書いていきます。
写真はルーフトップバーで撮影したものです。
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