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目先の利益を狙うな。

どうも、中国が欧米のコロナ対応を批判しているニュースを見てずっこけたHiroyaです。最初隠してたの誰よ?

今日は、目先の利益だけを狙うと、最終的取り分が減るよってお話です。
みんな、細かい所でお金を取ろうとしすぎだと思います。重要なのは、お金ではなく信頼です。
さんざん、著名人が、そしこのNoteで言っているファンを作ることが重要な時代になってきています。なので、一番怖いのリピート客(ファン)をなくすことです。

少し、体験談からお伝えしたいと思います。
ずっと、買い続けていた洋服ブランドがあるんですね。1着1~5万ぐらいの洋服の中堅ブランドです。8年間買ってきたブランドでした。

ーー目先の利益を取りすぎるなーー

あるひ、ニットが買って2回目ぐらいで、脇が破れたんですね。
とくに、ストレスもかけたわけでも無くです。確か、2万弱だったかな?
え?ってなりました。w
さすがに、買ったばっかだし、ちょっと脇の部分を縫うだけで治るようなレベルだったので、店舗に行って修理のお願いをしました。
そしてら、これは修理代、うち工場で修理ですと1万2千円ですねーってそっけなく言われました。うん?いやいや、そんなかからんやろって思いました。
一応、誤解が無いように言っておきますが、文句は言ってないですよ。w

この瞬間、あ、もうここで買わないって決めた瞬間でした。w
なるほど!そうですか、なら大丈夫ですっと笑顔で告げて店を出ました。
(1万2千ぐらい払えますよw)
いつもの店長では無い店員で感じも悪く言われたのもありますが、そんな価格設定をしていた会社なので、あ、先が無いなーって思いました。
ちなみに、そのブランドはその後、各店舗撤退を決めていました。w

同じデパート内で同様に買い続けていたショップがあるんですね。
軽く経緯を話したら、デパート内にある補正部署に連絡して2000円で直してくれました。多店舗の製品をですよ?まったく自分の利益にならないのに、そしたら、人間どっちで購入しますか?
こんな、所で大きく利益を取ろうとした会社と、お客様第一に考えた利益どっちが優秀でしょうか?もちろん後者です。
なので、いままで2店舗で分散していた、衣類購入が一店舗に集中したわけですから、僕一人の金額なんかしれてますが、その分お客様が落とすお金が増えたわけです。
ここで言いたいのは、ガツガツお金を取ろうとするのは、信頼を失い、将来手に入れたであろう、利益を失うリスクがあるよってお話です。
どうしたら信用を手にしてファンがつくかを考えてサービスを提供してください。

お客様を満足させた上で、その対価をもらうのが商売でビジネスです。
その場の金儲けをしたら信頼を失います。
マスクの転売とか最悪ですね。w

もし、最初の会社がうちの工場ではどうしても高くなるので、この程度でしたら、デパート内の縫製部に出すと2000円で対応できますが、いかがでしょうか?って回答すれば、僕はまだ買い続けたとおもいます。

ーー信用が最大の利益であるーー


じゃーお前は何してんの?って話になると思いますが、私の場合は自然故障の場合は、保証期間が過ぎていても基本的に無償で修理を行っています。
精密機器でしかもかなりデリケートな製品を出しているので、やはり一般的な製品より壊れやすいんですね。これはもうどのメーカーもそうなのですが、基本的に装置メーカーはサービスでも利益を出すことが、一般的なんですね。売れば売るほど、当然修理も一定数出てくるので、ここでの利益は結構馬鹿になりません。でも私たちはここでの利益をお金ではなく信用にかえてるんですね。

その原理と理由が下記です。

①高いお金で買ってもらった製品だから、そんな所で利益を取りたくない。
②修理された側は壊れたっというマイナスイメージから、しっかり対応してくれる会社であるっていうプラスイメージに置き換える。
③そうすると、良い評判は出ても悪い評判は出ない。きっちり無償対応するから。
④サービスがしっかりしているから、次の予算枠も私の会社にしようってなると思います。そこで、大きく利益が取れればいいわけです。これが、3年後、5年後かは分かりませんが、信頼を買っているわけです。
返報性の原理の応用みたいな感じで、トラブルが発生してもファンを作っているのです。

これを実施するためには、他社製品より壊れないようにする必要があります。めちゃくちゃ戻ってきたら、その対応に追われて、本来の目的の製品を作って売るのが疎かになるので、どうしても会社を守るために、サービスでお金を取る必要がでてしまうからです。

壊れないも信頼になるので、補助ツールまで拘って、なるべく使い手が壊さないように設計します。それでまず戻ってこないようにします。
なので、他社製品より壊れにくいはずです。
その細部にまで拘った設計にしているので、お客様はここでもファンになってくれます。
以前これについて詳しく書いた記事↓

すべての動作は、ファンを作るための動作です。目先の利益を取りに行き過ぎると、ファンにはならないので、注意が必要です。
新規顧客獲得に力を入れる方が多いですが、リピート客(ファン)を作る方が大事なので、しっかりお客様の心をつかみましょう。


一緒に素敵なサービスでファンをつくりましょう。
Hiroya

世界チャレンジの費用に全額充てさて頂きます。 主に、国際展示会の費用にさせて頂きます。