子育ては全て終わったと思ってからが実は本番
子育て支援という事業をやっていると、よく聞かれる質問が次の質問でした。
いつ子育ては終わりますか?
はて、子育ての終わりはいつでしょう?
義務教育終了?
高校卒業?
大学入学とか卒業とか・・・
学校卒業して実家を出て一人暮らしを始めた時とか?
社会人になったら?
経済的に自立したらでしょ?
いやいや、結婚してからでしょう?
など、価値観は様々です。
精神的自立と経済的自立が子育て終わりの目安・・・
といわれることもあります。
早く成長して〜
という人と
いつまで経っても心配でお世話をつい焼いてしまう・・・
など、とにかく、子育てについては本当に捉え方や関わり方は親の数だけあるように思います。
だからこそ、子育てとかそれにまつわる子育て支援という事業は
多様性があるからこそ難しいんだと思っています。
正解なんて、ないですからねぇ
子どものためなのだと思っていても・・・
子どものために・・と、親として子育てを頑張っている人は多いと思います。
「子どものため」って、なかなか難しくて、それって実は「親である私のため」というふうに捉えることができるようなものもありますし、子どもの特性や生活もろもろがあって、親の主観だけで判断した「子どものために良かれと思って」ということもあり、客観的に「子どもにとって、本当に子どものためなのか?」と捉えることができるのか?というのは、難しいところかなと思います。
子どもからしたら「大きなお世話」「我慢を強いられた」「束縛された」とマイナスに捉えている可能性もあります。
また、「私のためを思って言ってくれている」と思っている子どもも、中にはいるでしょう。
これも、大人になってから、社会でいろんな人と出会い、いろんな考え方を知るにつけ、子どもとして親の行動をどう捉えるようになるのか?は子どもの考え方・捉え方に委ねられることになります。
正解はない、でも、目安のひとつになるかも?
自分の子育てが果たしてどうだったのか?
正解はないですし、表面的に捉えることしかできないこともありますし、先に書いたように、子ども本人の心の奥底にそっと置かれている、ある意味複雑な感情であると思います。
そんな中で一つの目安になるであろうこととして、子どもが独り立ちして家を出て行った場合に、実家に気軽に立ち寄ってくれたり、遊びに来てくれたり、実家に来るか来ないか・・・親と関わりたいと思っていて関わってくれるかどうか・・・というのは、目安になるかもしれないなぁと思っています。
いろんな意味で、表面だけでなく、背景や流れや感情に目を向けることは、大事なのでは?と思っています。
あんなにあの子のために色々やってきたのに、社会人になってからとか、結婚してから、関わってくれなくなったとしたら・・・もしや?かもです。
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