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綿花栽培、始めました。5

今年は例年に無いくらい早く梅雨が明けた…と思ったら

梅雨明け宣言以降、割としっかり雨が降っているここ京都府舞鶴市よりお届けしております。

これ、皆薄々思ってる気がするのですが…
梅雨明け宣言、フライングしちゃったのでは…


現代の科学を以てしても、天候を予測するというのはかなり難しいのでしょうね。ましてや最近はゲリラ豪雨とかありますしね。

毒も喰らい、栄養も喰らう範馬勇次郎のようなおおらかな気持ちで天気の移ろいを受け入れていきましょう。


ともあれ。
人間目線ではちょっとアレなこの長雨も、植物からすればまさに恵みの雨なようで、

日当たりの影響か、真ん中が控えめ。かわいい。

綿、めっちゃ育ちました。
むしろプランターが縮んだ?と見まごう程に。


さて綿花栽培の先駆者、石田店長お手製マニュアルによると
「30cmほどの高さになったら、支柱に固定します」との事。


皆さん植物用の支柱ってご存知でしょうか?
ホームセンターとかに売ってる、

コイツです。もちろんこれもコメリで買ってます※第3回参照

僕の祖父と祖母は農家を営んでおりまして、よく幼い頃遊びに行ってはもっぱらこれを武器として振り回して遊んでいるのを見つかり、凄まじい勢いで怒られたものです(危ないですからね)。

なんで男の子って長めの棒を見るとテンションが上がるんでしょうかね。本能なんですかね。何なら今でも全然振り回せますよ僕。

脱線しました。


こいつをおもむろに綿花のわきにえいやと突き刺し、固定していきます。

こんな感じ。

本当は駄菓子の袋についてるような針金をビニールでコーティングしたようなアレ(正式名称が分かりませんでした)でしっかり固定したかったんですが、あいにく手元に無かったので麻紐で代用。


そっと優しくかつ大胆に結んで、成長を祈ります。

三本とも立てると、なかなかに壮観です。


あとは成長に合わせて、同じようにスーピマとスヴィンにも追々支柱を立てていきます(今回立てたのはシーアイランドコットン)。


どうもやはり品種によって成長の度合いも違うようで、
シーアイランドコットン>スーピマ>スヴィンの順で
大きさが違ってきています。


希少性の高い品種ほど成長がゆっくりなのは、偶然なのかあるいはそういう習性なのか…。
ちゃんと調べれば、中学校の自由研究のネタくらいには出来るかもしれません。


まぁ僕は専門家ではないので、全部育ったらいいな、くらいで見守っております。

いよいよこの後はゆっくりと綿花が咲くのを待つばかり。楽しみですね。




ともあれ、この栽培日記を始めてから

周りのスタッフによく聞かれます。

「綿花育てて、最終的にどうするんですか?」


や、ごもっとも。
食べられる野菜なんかを育てる家庭菜園とはちょっとジャンルが違いますからね。
そこで僕はこう答えるのです。


「えっ…知らん…。」


どうも、ミスターノープランとお呼び下さい。

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