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むかし書いた韓国コラム #467

 以前からコンビニやスーパーなどで日本製のお菓子を見かけることがあったが、最近はパッケージが日本語ではなく韓国語にしたものも増えている。ベビースターラーメンは早い時期から韓国版パッケージを見かけたが、先日はドラッグストアで「うまい棒」の韓国語版を見かけた。どちらも駄菓子屋さんでお世話になった思い出がある。パッケージは違うが子ども時代の懐かしい友達に出会ったような感覚だった。スーパーでは「おさつスナック」や「じゃがビー」の韓国語版を見かける。これはカルビーと韓国のヘテ製菓の合弁で生産しているものだ。

 ロッテの「コアラのマーチ」も韓国語のパッケージの製品が販売されている。中身のコアラの衣装にもチマチョゴリを着たものがあるなど、なかなか手が込んでいる。と思ったが、韓国版に限ったものではなく日本版にも入っているようだ。

 中身は同じだがパッケージが韓国語の日本のお菓子。ちょっと変わったおみやげとしてもいいかもしれない。

【解説】
 以前は日本のお菓子をパクったお菓子をネタとしておみやげに買っていったりしたが、正規の日本のお菓子の韓国版ならば敵を儲けさせることもないし、物珍しさからも喜ばれそうだ。

(初出:The Daily Korea News 2012年9月14日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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