むかし書いた韓国コラム #261
いまいち旬を過ぎてしまった感もあるが、念願かなって大韓航空のエアバスA380に乗ることができた。もちろん同社が誇るフルフラットシートを装備したビジネスクラスだ。2階前方と後方にはラウンジが設けられ、ここでくつろぎながらカクテルなども飲めるという。せっかくのビジネスクラスということで、貧乏根性丸出しで当初からここでカクテルを飲むのを楽しみにしていたのだが、残念ながらゆっくりと機内食を食べてから移動したら無情にも「まもなく着陸します」という案内放送が。やはり日韓路線では飛行時間が短すぎるようだ。
飛行時間が短いゆえに、座席をフルフラットにして寝転がりながらのフライトを楽しむこともできず、A380を存分に楽しめたかというと残念ながらそうでもなかった。しかし今回の反省を生かし、帰りの便では離陸直後にラウンジに向かい、食後にはフルフラットシートでぐっすり眠ろうと綿密なリベンジ計画を立てている。
【解説】
日韓路線は飛行時間が短いのでせっかくの機会だったが十分に満喫するのは難しかった。しかし帰りの便では機内ラウンジでカクテルを飲むことはできた。その後同型機には何度か乗る機会があり、別の会社だがバンコクからソウルまでの深夜便ではフルフラットシートでぐっすり眠ることもできた。
(初出:The Daily Korea News 2011年10月4日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)