天保10年8月24日(柏崎日記 現代語訳)

快晴。

今日は休日だったんですが、昼から助番にでました。

そろそろ米富、横野もそちらに着いて、お話の最中でしょう。鐐子が「越後のお菓子ちょーだい」って言ってるんじゃないっとお菊も言っています。

松岡も近いうちに出立になるかと思います。すぐに出立できるように待ちかねておるようです。

御向の悠公も浪人になってやることがないようで、そちらの竹内から毎度兄弟のうちの誰かを訪ねようかといっています。今度、松岡は引っ越そうかと思っているようで、相談されますがまだ何も決まっていません。おそらく、尋ねる感じではなさそうです。

21時くらいに江戸からお知らせがきました。順承院様が12日にお亡くなりなられたそうです。24時過ぎに役所に知らせに行きましたら、みな驚いていました。

お病気とも聞いていませんでしたので、急病なのでしょうか。ご不幸、誠に悔やみ入ります。

引き続き、ご機嫌伺いの御帳、明日7時に提出するようにとの通達がありました。

夕方に栗本が陣内に帰ってきたそうです。

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