天保10年2月24日（桑名日記 現代語訳）

勝之助を見送ってから、すぐに出役した。
疲れてたから14時には眠気がひどくて困った。
16時くらいに退勤して、帰りながら6,7軒に礼にまわった。

帰ったら、おこん嫁入り支度で大混雑。佐藤おもとさま郡のかか衆も手伝って、おもとさま18時位にお帰りになさった。22時前になっても支度できないから、弥平治夫婦に来てもらって23時ころに連れ行く。八三郎、均平は17時くらいに戻ってきた。均平、大分ご機嫌で、両人に残り酒と赤飯を出してやった。八三郎は津島で白木綿を調えたので、見せた。金太夫も、反物を1,2反調えたので、22時くらいまで両人喋って、帰っていった。