アンチエイジング とは【基礎知識】

「アンチエイジング」の意味
まずはアンチエイジングという言葉の意味を理解しましょう。不老不死のようなイメージをもっている方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。「アンチ」は反抗や抗体、「エイジング」は時間の経過や加齢という意味で、日本語では「抗老化」、「抗加齢」といわれています。

また、「アンチエイジング医学」など医療として用いられることが多く、その場合の定義としては、「元気で長寿を享受することを目指す論理的・実践的科学(日本抗加齢医学会ホームページより)」とされています。つまり、最新の科学的知識をうまく使って、きれいで若々しく、健康に年を重ねることが期待できるということです。

「アンチエイジングと聞くと、美容に直結したものと考えられがちですが、それだけではありません。例えば、特に高齢の女性にとっては骨折が寝たきりの原因のひとつになります。また、男性と比べて女性のほうが寝たきりでいる時間が長いとされています。

アンチエイジングとは、骨折やガン、脳梗塞などの病気を防いで、健康で長生きするための医療行為を行うことが根本にあります。その結果として、姿勢が良くなり、精神もはつらつとして、若々しく美しく見えるようになる。これが本来のアンチエイジングです」と、医学博士の飛田沙織先生はおっしゃいます。

アンチエイジングが必要な理由
年齢を重ねると体が衰え、発病のリスクにつながります。人は老化を避けることはできません。しかし、アンチエイジングによって、その老化をできるだけ緩やかにすることは可能です。「歳を重ねても健康で美しくありつづける」、それをサポートするのがアンチエイジングなのです。

アンチエイジングの効能
アンチエイジングには、さまざまな効能やメリットがあります。美肌、美容に効果があり、若々しい健康な姿(見た目)を保てます。アンチエイジングがうまく作用して、実年齢よりも若く見られることもあるでしょう。
また、発病リスクの軽減、健康寿命を延ばすことができます。健康寿命とは、健康上の問題がない状態で、心身ともに健やかな日常生活を送ることができる期間のこと。アンチエイジングにより、病気の予防につながり、健康寿命も延ばすことが可能となります。健康で長生きできれば、医療費も軽減できます。


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