愛犬の「散歩」何を重視すべきか?
犬にとって運動不足は天敵です。
運動不足から起こりうる好ましくない行動は
吠える
噛みつく
物を破壊する
言う事を聞かない
強く引っ張る
等、好ましくない行動の原因の一つであり、これらの行動をいくつも抱えてしまう子もいます。
愛犬家であれば運動不足は良くないと知っている方は多いと思いますが、散歩で運動不足を解消しようとする場合、何を重視した散歩が効果的なのか?
運動不足解消と聞くと大抵は
「激しい運動」
「全速で走る」
「長い時間の散歩」
等を思い浮かべる飼い主さんが多いのでは?
運動不足の解消とは
「エネルギーの消費」
と言い換えられます。
「エネルギーを効率的に消費する散歩」が、好ましい散歩になります。
運動や長い時間を掛けての散歩を行っても、引っ張られたまま長い時間散歩に出かけても、人の体力より犬の体力の方があるので犬が自由に歩く形での散歩では、効率的なエネルギー消費は望めません。
引っ張られながらの散歩や犬が自由に歩き回る散歩は
人の学習に例えるなら
「自習」です。
何かを学ぶ時、教師や講師から教わる学習と、自習では学びの「質」が違います。
教師から学ぶ1時間の学習と1時間の自習では、学習した内容が身に付く学習の質は違うと言う事は感覚的にもわかる事です。
更に、教師からの学ぶ1時間と自習の1時間の勉強の後の「疲労度合い」も違いがあるのではないでしょうか。
犬の散歩、エネルギー消費も同じです。
人に付いて行き、散歩と言う「仕事」を与えながらの1時間の散歩と、犬が自由に歩き回る1時間の散歩では、疲労度合い、エネルギー消費率が全く変わってきます。
散歩に出る時に重要視する事は
時間でも、距離でも無く
散歩の「質」なのです。
質の良い散歩であれば30分の散歩でも十分エネルギー消費が出来る事もあり、更に駆け足や段差の乗降り等があれば更に消費出来ます。
犬の散歩に限らず、「質」を考えた行動が時短に繋がったり、効率が上がったりと仕事にも共通する事では無いでしょうか。
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