りょうふう

淹れどきはお茶に聞く〜green brewing「りょうふう」〜

TOKYO TEA JOURNAL vol.2

“新しい日本茶体験”をコンセプトに、日本各地の単一農家・単一品種の中からセレクトした茶葉を、タブロイドと共にご自宅にお送りするgreen brewingの無料会員プログラム『TOKYO TEA JOURNAL』

年4回発行される情報誌に試飲用のお茶が無料で付いてくるという、お茶好きさん歓喜のプロジェクト!

今回は岡山県美作市にある海田園黒坂製茶さんの「りょうふう」

ちなみに前回は鹿児島県頴娃(えい)町の「はるもえぎ」でした。

淹れどきはお茶に聞く

「お茶って淹れるのが難しい…!!」

と、よく言われます。

茶葉を急須に入れて、お湯を注いで、少し待ったら湯のみに注ぐ

この動作だけなので、簡単と言えば簡単ですが、
適切な茶葉の量やお湯の温度、待ち時間など、お茶の種類などによって若干異なります。
また、その時の気分や自分の好みによっても淹れ方は変わってきます。

そう考えると確かに難しいのかもしれません。

ですが、毎日お茶を淹れるようになると、わざわざ茶葉の量やお湯の温度をを計らなくても美味しいお茶が淹れられるようになります。

茶葉の状態をみて、淹れる前にちょっと香りをかいだりします。

お、うま味ぎゅっと詰まったような甘みのある香りがする。
この子は熱いお湯は嫌いなタイプかな?

少し湯冷まししたお湯を注ぐ、じんわり茶葉が開いてくる。

(まーだだよ!)

(もーいーよ!)

という声が聞こえてくるまで焦らずじっと待ちます。

だいたいこのくらいまで茶葉がほどけてくると、

(もーいーよ!)

という声が聞こえてくる。

ゆっくり湯のみに注いだら、きれいな表情を見せてくれます。

これが美味しいお茶の淹れ方。

お茶と会話できるようになれば、計りや温度計はいらなくなります。

「りょうふう」

岡山県美作市にある海田園黒坂製茶さんの「りょうふう

パッケージに"茹で上がった栗のような…"とありますが、ほんわかした独特な甘い香りがします。

飲んだ後にふわっと返ってくる甘みがなんとも心落ち着かせてくれる。

決して味が薄いのではなく、優しく繊細な味わい。

食事中でなく、ゆっくり、じっくり、お茶を味わう時間を楽しみたい時にオススメのお茶でした。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!