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「好き」の深掘りと拡張

ファッションが好きだ。
ここ数日は、Netflixの
「エミリー、パリへ行く2」
の登場人物が身に付けている
鮮やかな色の服装に釘付けだ。

洋服をデザインしたい。
たくさん買いたい。
売りたい。作りたい。

そういう「好き」
とはちょっと違う「好き」。

服の色や素材の組み合わせ、
帽子や靴とのバランスを
じーっと見て、
ただ「・・・いいな。」
とぽつり思うのが好きだ。

10代の頃から極度の
制服嫌いだったのも、
今から考えるとツルツル
過ぎるシャツやごわごわ
過ぎるスカートの材質や
色合いが耐えられなかった
からかもしれない。

(それが理由で私服の
高校へ進学したと
言っても過言ではない。)

自分の「好き」が、
将来の職業選択に
結び付くこともあれば、
そうでもないこともある。

先日、毎月参加している
定例会にて、
「自分の『好き』を動詞
にしてみる」という
言葉を耳にして、
それがものすごく
しっくりきて
すっかり気に入って
しまった。

(この言葉の元ネタは
マーケターの森岡毅さん)

自分の「好き」を
動詞化し、深掘りして
分析していくと、
思いもよらない方向性や
世界が待っているかも
しれない。
考えただけで心踊る。

「AIに仕事を奪われる」
と、焦る大人の価値基準で
先回りして子どもの前にレールを
敷いたり、彼らの夢や希望を
くじく言葉を(親切だと思って)
使うことは、本気で避けたい。

子どもはいつまでも
子どものままではない。

いずれ、軽々と私たち大人を
飛び越えて新しい生き方を
選ぶだろうし、新しい
世界を作っていく人たちだ。

足を引っ張ることなく、
彼らの「好き」の拡張、
「好き」の動詞化に
貢献したいなと思う。


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