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今週の「未来のケア」を紹介します。(3/25〜)活動報告、ケアの一冊


未来のケアを考える活動報告

 わたしたちは未来のケアにつながる活動を応援しています。
日常のケアを中心に、炭酸ガス療法用ペーストと組織療法用保湿液の体験会が開催されました。
ワンダーケアラボの研究員が今回質疑応答にお答えする形で参加をいたしました。
主催や開催の詳しい情報は下記のリンクよりご確認ください。

relaxation salon CALLA
「余白の時間と炭酸パックを楽しむお茶会」
@relaxationsaloncalla

インスタグラム:@relaxationsaloncalla
re/me®️WONDERCARE

製品体験会の「質疑応答」参加を終えて

「サロン」という場所の意味を考える

「サロン」という場所の起源は古く、17世紀ごろ、フランスの上流階級の女性たちが中心となって催された社交の場が始まりだと言われています。文学・芸術・政治・思想・科学・風俗など分野を問わず話題としたそうです。

 日本においても平安時代は宮廷に仕える女性たちが和歌や音楽などを楽しみ、お菓子やお茶を嗜みながら集う様子が歴史として記されています。

集いのあと、またそれぞれの帰る家や次の場所へ。その先の人たちとの関わりの中にも「さっきの集い」の中から得た何かが広がっていきます。サロンや、お茶会の文化は軽んじられることのない重要な情報の行き交う場所のひとつです。
 今回の「お茶会」と題した企画にはその文化を思わせる様子があり、「集う」ことから生まれる情報交換と、そこで得られる安心感。現代にもかわらず必要な「何か」がそこにはありそうです。

誰かの存在を感じることは「ケアのはじまり」。

内側にあるものを言葉にしたり、表情として表現したり、誰かの話に耳を傾けたり。そうしたことから、人はひとりでは見つけることができない視点への気づきのヒントと出会うこともあります。

解決することだけを目的としない。一つひとつ、「いま」のプロセスを気にかける。
ただ自分自身を癒すことを中心に置き、いまを「共有する」「共感する」ことが心のスペースを広げ、まさに「余白」の中にぽっと火が灯るような温かな感覚が芽生えるたのではないでしょうか。

自分の存在、誰かの存在を感じることはケアのはじまりです。気にかけ合える、相互にケアが存在する場所がそこにあることは未来への明るい兆しに感じられます。

ひとつのケアの場所から新たなケアへとつながり、未来をつくるケアになりますように。


ご質問への回答は『未来のケアを考えるミーティング』でお答えしています。

※ミーティング内での質問の一部を記載をしております。

  1. 使用する年齢制限はありますか。

  2. ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の場合の炭酸ガス療法用ペーストの使用について。

  3. チャドクガ(毛虫)の影響による皮膚炎と痕がひどく、気になっている。

  4. 打撲がひどい箇所に使用するための方法を教えてください。

  5. バストは脂肪燃焼によって小さくなってしまうのでしょうか。

  6. 組織療法用保湿液と併用するならどんな製品がおすすめですか。

  7. 麻痺で脚の筋肉が萎縮していく病気があります。脚に塗るときはどのような塗り方や量が良いですか。

  8. 素肌に塗布する必要があるのはなぜですか。

  9. スキンケアとは、そもそもどう考えたら良いですか。

  10. 乳児、子供にも使えますか。

  11. ヘルペスの症状の時の塗布方法はどうすれば良いですか。


今週のケアの一冊

モンティ・ライマン著「皮膚、人体のすべてを語る」

コラーゲンは美容クリームによく配合されているが、分子が大きいため、皮膚の外側からは浸透しない。したがって、クリームを塗って何らかの効き目を感じたとしても、それはコラーゲンの効果というより、おそらく一時的に皮膚を潤すクリームの性質によるものだろう。では、身体の外からではなく内側から、皮膚にコラーゲンを送り込むことはできるのだろうか。

モンティ・ライマン著「皮膚、人体のすべてを語る」より

たとえばビタミンやアンチオキシダントを大量に配合し、紫外線から皮膚を守るとともにダメージを修復するなど、もっともらしい効果をうたう製品もある。

モンティ・ライマン著「皮膚、人体のすべてを語る」より

疑似科学は笑っておしまいの話ではなく、悲劇に変わってしまう。

モンティ・ライマン著「皮膚、人体のすべてを語る」より

オックスフォード大学医学部リサーチ・フェロー、皮膚科医のモンティ・ライマン氏の著書「皮膚、人体のすべてを語る」から、「栄養化粧品市場(ニュートリコスメティクス)」に警鐘を鳴らしている文章です。

 皮膚は「わたし」を形づくっている目にみえる領域と、その内側との境界を絶妙なバランスで調和させるトポロジカルな領域です。神秘的で、かつ人体の最大限のセンサーとも言える組織です。

 「化粧品」という分野に限ったことではありません。ここで考えたいことは「何のために」という問いです。その物事の根本です。
誰かを傷つけたいと思ってはじまる物事はありません。しかし、誰かを限りなく幸せに、たったひとりを笑顔にできるかを何度も立ち返って考え抜くことはできているのでしょうか。
その物事の原点をわたしたちは「購買する側」として、わたしたちの1つのアクションから、つまり購買することで示していくことは少しだけ未来の向かう方向を変えることができるかもしれません。
この本からはこれらの問いを受け取ることができます。


「みんなの言葉が未来をつくるケアになる」

今週のエピソードご紹介

《お寄せ頂いたケアのヒント》として、皆様から届いたエピソードをご紹介しています。

小じわが目立ち始めるこの時に出会えて本当に嬉しく思います。手放せなくなりました。特に肌トラブルもなく夜のお手入れに癒されて、とても質の良い睡眠が取れています。お肌が元気だと気持ちまで元気になれますね。
ぜひ、保湿液と併用してみたいと思っています。

私は3年前、子宮頸がんがステージ1で見つかり、全摘。浸潤性でリンパの一部にも浸潤していたため、抗がん剤治療を受けました。
副作用でシミは濃くなり、同時に年齢も40歳を超え、コロナ禍となりマスク生活となりました。シワやたるみも気になり始めた時に、御社のパックに出会いました。
毎日、自分でも実感するぐらい肌質が変わっていくのを感じて、とても満足しています。もう手放せません。ズボラな私でも手軽な使用方法も好きです。
迷いなく、堂々とマスクを外すことができました。
顔をお手入れして癒されて、気分が上がると身体もどんどん元気になりました。本当に素晴らしい商品をありがとうございます。
今、多くの方に少しでも声が届けばと思いコメントさせていただきました。
(略)

@wonercare.reme 「未来のケアを考える月間(第1回)」より


誰かのエピソードにはストーリーがあります。誰かの悩みごとや困りごとの中にも、希望や願いが含まれています。
誰かのエピソードを一緒に考えたり、心を寄せたりすることで、送る人も受け取る人も一緒になってその輪の中に存在する瞬間が生まれます。

「ひとりじゃないんだな」と誰かが感じられること。
それは未来への希望になり得ることです。みんなのエピソードには古いも、新しいもありません。時間すら超えていけるエネルギーを持っています。時間は存在しない。想いは時間を超えて、未来になり、希望になり、誰かのエネルギーに加えられる。

誰かの声や想いによって「相互に気にかけている」=ケアのある場所が作られ、それらが未来を紡いでいきます。


「未来のケアを考える月間」は現在開催中です。
公式インスタグラムにて皆様からのケアの言葉もご覧いただけます。
【re/me 公式インスタグラム】@wondercare.reme


どうぞ上記記事を引用いただいく際は、以下の一文を添えて活用いただくようお願いいたします。
引用元:ワンダーケアプロジェクト(©️WONDERCARE PROJECT)

研究内容や知見がお役に立てるようなら嬉しく思います。


※炭酸ガス療法用ペーストはリミーエコツーペースト、組織療法用保湿液はリミーバウンダリーコンディショニングを使用しています。

re/me WONDERCARE 公式WEBページ
https://wondercare.jp/


【模倣品・コピー商品にご注意ください】
弊社re/meブランドの「リミーエコツーペースト」に非常に良く似た模倣品(コピー商品)が、流通していると報告を受けています。
「リミーエコツーペーストに美容成分を追加した『炭酸ガスペーストパック』」と謳って、同じ形状で販売されております。
炭酸ガス経皮吸収療法では「美容成分」は使用しません。炭酸ガス経皮吸収療法における美容成分の追加は、長期的なリスクが未解明であり、安全性の観点から推奨されません。

このような模倣品(コピー商品)は、弊社では安全性・品質の面でお客様に健康被害が生じる可能性があることを危惧しております。
また、商標権や特許権、著作権のような知的財産権を侵害する内容の記載も認められます。
誤って模倣品(コピー商品)をご購入されることのないようご注意ください。

【消費者庁からの注意喚起】消費者庁ウェブサイト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20240328/