見出し画像

キラキラ✨ひかる 096_20240529

教える技術

私は地域の子どもの支援事業を立ち上げようと思って奮闘中である
地元の学校にも支援員として勤務している
通信大学に通って教員免許をとろうとしている

今はもっぱら「教える」という技術に向き合うことが多い

だが、私は「教えることはできない」と思っている
「教える技術」は一朝一夕には身につかないからだ

日々の学校生活で先生たちの巧みな技術に触れ、ただただ感心するばかりである
あの「魅せる授業」の裏にはどれだけの研究と準備が隠れているだろうか
学問への愛情を生徒に伝える技は熟練だ
こんな授業なら毎日受けたいなと思う授業もあるが、生徒たちにはこの良さが全く伝わっていないのが、実に悲しい

そんな学校の先生の実態を知りたくて、教員免許をとろうと大学に通ったが、大学の教科書を読み、実際にレポートを書く段階で自分のセンスのなさに辟易する

私は「教える」ことはあきらめた
積極的な放棄である
50歳から身に付ける技術としては私にはハードルが高い

自分が本当にしたいことは「教えたい」のではなく「支えたい」だから
むしろ50歳までの人生経験を通じて、子どもに寄り添うことはなんとなくやれそうな気がしている

考えてみると学校の先生って本当に大変だなぁと思う

教えることを専門としながら、生徒指導や相談、特別活動(学級運営)、部活動、カリキュラム編成、学校運営などにも従事しなければならない
先生業務はもっと分割できたらいいだろうになと思う
先生の負担も減るし、教えること以外のことももっと専門的に生徒と関わればより充実するだろうと思う

ところで、子どもたちは学校に何を求めているんだろうな
学校は勉強するところ、と言いながら、塾に通ったりしている子もいる
情報メディアを活用した学習も増えてきている
友だちとの交流の場とすると、やはり生徒指導や相談、特別活動、部活動が充実していなければならない気もする

個人の尊重、多様性、個別の対応を求められている現代においては、今の学校というスタイルが合っているかどうかさえ疑問に思えてくる

そんな中、私はどこのポジションを獲得すればいいのだろう
子どもたちが求めている支援は何なのだろう
私の得意な分野で、私の支援を求めてくれる子どもがいるだろうか

「教える」専門家の先生にビビってんじゃねーぞ、うぉんのすけ!
あなたにはあなたの居場所があるはずだ
自信をもって提供できる何か別のスキルを獲得し、磨こう

そんなことを思いながら、長い長い苦悩の日々から少しだけ抜け出したうぉんのすけでありました

<1年前の”ほのぼの日記”> 
コロナ明けの久しぶりの祭りに感動した話。今年は夏祭りを観に行く予定あり。2月から計画中!

<2年前の”つれづれ日記”> 
人生の型枠の話を語っている。人生のスピードは人それぞれでいいような気がしている。人生設計はもっと緩くてもいいような気がするな。自己責任だけど、そこが面白い!と思う。


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?