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徒然なるままに・・・099_20221023

濃厚な時間

3日間が速く過ぎていった・・・
空港で出会った時、女優が来たかと思うくらい圧倒的なオーラで私に手を振った。「うぉんのすけ!!」
うちの母よりもコテコテの方言丸出しで話し始める彼女。10年以上も経つとこっちの方言が身についていて、最初はちぐはぐな二人。

1日目はご当地グルメを食べて、近くの博物館を見学。でも話に花が咲いちゃって、見学どころではなかった。思い出話に夢中な二人。
ホテルにチェックインしてもらい、私は急いで職場へ。だってー、待ってるんだもの。この日はプロモーションのための写真撮影があり、モデルさんたちを待たせていた。大事な場面だけ立ち会い、後は担当者に任せて途中で戻る。そのために前日打合せしたのだから、ちゃんとやってよね!と祈るばかり。さて写真がどうなったのやら。
夕食は地元で有名なお魚のおいしいお店をセレクト。それでもやっぱり話に夢中で、お料理は二の次だった。。。

2日目は遠出をし、有名な史跡巡り、山越えをして紅葉狩りをしながら戻ってくるコース。約8時間のドライブコースであった。快晴。予定のガソリンを入れることを忘れて山のドライブコースを走りだしてしまい、途中で引き返すハプニング。何とか山でのガス欠を回避。準備は大事。
残った時間は美術館周りを散策して終了。
ホテルに戻って温泉に入ってもらい、ホテルが用意したイベントを楽しんでもらった。
私は家に戻り、出張から帰ってきた夫を迎え入れるはずが・・・疲れて眠ってしまう始末。ダメダメな奥さん。これはさすがに反省。

そして、今日3日目。最終日。
当初の計画は6時から地元の朝市を見せようと思っていたけれど、どうやらお疲れの様子。予定を変更しホテルで朝ごはんをゆっくり食べてもらい、少し遅めに出発。今日もドライブ中心で2か所をほど観光案内はしたものの、結局おしゃべりが楽しくて。
女二人の旅は、おしゃべりに尽きる!!

この間の収穫といえば、お互いがお互いに元気を分け与え合ったこと。
12歳年の離れたお姉さんと一緒に旅をしたのがちょうど12年前。12年前の彼女は今の私と同じ年だったということ。12年後の現在の彼女はその時を機にさらにパワーアップし、キラキラと輝いて今を生きている。
・・・ということは、これからの私の12年間はきっと彼女のようにまだまだやれるということではないか?
幸い、彼女も同じようなことを言ってくれた。「うぉんのすけは、これからだよ」
また12年後に確認しよう!

そして12年も経つのに、意外にもこの時間差に違和感がなく話ができた。
私の20代、30代の前半の思い出話を彼女と共有し、その時にお世話になった人たちは今もなお彼女の近くで活躍中。大きく変わった人もあれば、そのままの人もいたり・・・
12年は長いようで、そうでもないこともある。
12年前で私のそこでの時間は止まっているのに、今もなお動いている。
「みんな、うぉんのすけに会いたいと思う」
そう言ってくれた。

精進して、胸を張って故郷に帰り、また元気な姿を見せに行こう!!

お姉ちゃん、ありがとう。
いい時間でした。



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