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キラキラ✨ひかる 104_20240607

友人の定義

私は人付き合いが苦手である。

おそらく「人に合わせることができない」という性格がそうさせていると思う。

たとえばみんなが一斉に人の悪口を言ったり、悪い評価をした時に、私がそれは違うと思えば同調することはない。
みんなが誰かに忖度しているような時でもその必要がないと思えば、忖度することなく本音で話してしまうこともある。

「空気よめよ!」「一人だけいい子ぶって!」と合わせられないことを悪く思われることもあれば、「いやぁスカッとしたわぁ」「私もそう思ってたよ。言ってくれて助かったぁ」といい風に評価されることもある。

そんなこんなだから、友だちは少ない方である。
が、なぜか知人はたくさんいる。
私の中で、この人は友だち、この人は知り合い、と明確な区別があるわけではないが、自分の本音を話せているかどうかで何となく区別している気がしている。

私の本音?

忖度しないって言ったよね、さっき。
ということは全部、本音なんじゃないの?

まぁ、そうなんだけど、私の本音というのは・・・本性?それとも違う、自分のこと?うーん、表現が難しい。
とにかく、私の心がオープンになっているかどうかの状態のことなんだけど、私はどうやらあまり人前で自分をさらけ出すのが苦手なようだ。
わざわざ「火の海」に飛び込まなくても・・・という場面が多々ある。
そんな時、私はあえて人と交わらない。墓穴をほって傷つきたくないという防衛本能かもしれない。

ただでさえ「変わった人」と笑われる対象になることがあるのに、自ら「笑われる必要」はないように思う。そこまでお人好しではないし、メンタルも強くない。

今の地域に嫁いできてから、私は「友人」というものを持たない。
「友人」と呼べる人がいない。
「知人」はそれなりにできた。
女子会だって誘ってもらえているし、お茶に誘ってみようかと思って誘えばお茶を一緒に飲んでくれる人はいる。
でも私のいうところの「友人」と言える人がいない。
だからちょっと寂しく思うこともある。

私が「友人」と思っている人とはもう何年も会っていない。
みんな地元や県外にいて、すぐに会える人は近くにいない。

でもよく考えてみるとその「友人」とはもう何年も出会って話をしていないのだから、もしかして「過去の友人」というべきなのかもしれない。
この友人とどういうことをしたかといえば、恋バナや悩み相談、どこかに遊びにでかけたり、飲みにでかけたり、旅行したり。

結婚してからそういう人は新しくつくっていない気がする。
子どもがいないからだろうか、ママ友という存在がいないのが大きいのかもしれないな。
悩みをうちあけて相談する人がいないのかもしれない。いや、そもそも悩みがないのか?

そんな私に周囲の人たちは優しい。
2か月前、私は思い切って開業した。
学びの場を開設した初日、元同僚(後輩:年が10歳ぐらい下)が子どもさんと一緒に様子を見に来てくれた。
開業祝いの花を持ってきてくれた。
だーれも客がいないのに、本当にありがたかった。

この知人は、私が職場を退職した時、自分の子どもの世話をしてくれないか?と相談を受け、私に今後の方針を示してくれた人だ。この相談がなかったら、私は今の事業を思いつかなかったかもしれない。
この事業が上手くいけば、まさに彼女は私の恩人である。

開業祝に花。
だれがそこまでしてくれようか。

その後もいろいろと似たようなサービスの情報提供をしてくれたり、チラシのアドバイスをしてくれたり。
ほかにもチラシのアドバイスをしてくれた知人もいた。
そう、私がnoteに書こうとすると「友人」ではなく「知人」と書いてしまう。

あるいは「仲間」と言った方が適切かもしれない。

もはや私の「友人の定義」が曖昧だ。

この知人に対してはもう少し心を開いてみたいなぁと思っているところである。そして友人と言いたいなぁと思っている。

ちなみにnoteの世界で交流している人たちは「うぉんのすけファミリー」という位置づけで、仲間や友人を通り越して、もはや家族化している(笑)

こんな私、面倒くさいでしょうか。

<1年前の”ほのぼの日記”> 
「インナーチャイルド」という言葉の使い方が間違っているような気がする。でも多くを語られていない深いところには、必ず私のインナーチャイルドが隠されていると思う。そこを省いているからおかしな文章になっているな。いずれにしても小さい頃に受けたいろんな傷・思いをよい形で克服するために、私は「子ども支援」をしているような気がしている。傷ついた子どもの心と共感するのは私の中に眠るインナーチャイルドと共鳴しているからなのだと勝手に解釈している。


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


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