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弱者としての振る舞いが身を滅ぼす


一度でも弱者として施しを受けてみろ。 その心地良さに永住したくなる。

暗い顔してたらミスしても責められない。
金がないって言ってれば友達が奢ってくれる。
「人生辛いです。死にたいです。」って悲しい顔してみる。
周りが気を遣って励ましてくれる。


まるで自分が"特別"な存在になったように錯覚する。


これは生きていれば誰もが体験するイベントだ。

風邪を引いたとき、体調を崩したとき、怪我をしたとき
失敗をしたとき、誹謗中傷を受けたとき。

家族や、友人、恋人に励まされた経験はあるはずだ。

しかし強者は、その心地良さの中に安住しない。

アイシールド21 30巻より


素早く立ち上がり、
まだ癒えていない傷を隠し「大丈夫です!」と無理に笑って
戦場へと返り咲く。


弱者は「ちょっとまだ・・・・」と弱い顔を見せて
さらなる施しを求める。


ずっと優しさに甘えていたいのだ。
弱者としての居心地の良さに永住することを心の奥底で
誓うのだ。


でもそれは地獄の一丁目


弱者、被害者、悲劇のヒロイン 責任は追及されないし、みんなが気を遣ってくれる。 励ましの言葉、優しい言葉のシャワーが気持ちいい。

だがその場所に居心地の良さを感じた瞬間に もう絶対にそこから抜け出せない。

どれだけ努力を重ねようが、新しいことにチャレンジしようが

潜在意識が「弱者として特別でありたい」と叫ぶ。
だから結果は実らず、潜在意識の求めた不遇の結果となってしまう。


でもそのおかげでまた大きな責任は求められず周りから優しくしてもらえるのだ。


実は本人は喜んでる。
その証拠に自分の悲劇を語るときに目の奥が嬉しそうなのだ。

結果はマインドに帰結する。


弱い立場として、社会的に優遇されたり、責任を回避できたり
人からの施しをもらい、その環境に居心地の良さを感じるほどに
その状況を維持しようと無意識の力が働く。

口では一丁前に
「人生を変えたい」
「このままじゃダメだ」
「努力したい」

と抜かすが、結局何もできずに結果を出せない人間は多い。

心の奥底では弱者としての居心地の良い環境がなくなってしまうことに恐怖を覚えるため、「変化しないように」無意識レベルであえて結果が出ない行動しているのだ。

強者は逆に、弱い立場として施しを受けることに感謝の気持ちを抱きながらも
大きな抵抗感を感じる。


「この俺が生活保護を受ける?!冗談じゃない」
「借金まみれだから奢ってもらう?ふざけるな」
「俺がこのままで終わるわけがない」

自分が強者として与える側であることを理解している。
他人からの施しや同情に対して、居心地の良さよりも悪さを感じ、
素早くその環境から抜け出すよう行動する。


そもそも、どのような事態に陥っても
自らを「弱者」と定義づけることをしない。

ただの成功のために必要な障害であり、
理想の自分になるための壁でしかないと捉えて努力を続ける。

金がなくても、あるフリをするし
借金してでも後輩には奢る。

抱えてる問題が膨大で、睡眠不足と体調不良でも
周りに機嫌の悪さは絶対に見せない。

強者はマインドと習慣からして成功するようにプログラムされてるのだ。


実際に我も弱者として振る舞っていた時期があった。

自分が何かに悩んでいて、借金があって、金もなくて苦しんでいる状況を説明すれば、胸をえぐるような強い言葉は言われない。

立場も環境も違う友人たちも自分を気遣ってくれる。

勝負どきが訪れたら決まって体調不良になる。
勝負に負けた言い訳を無意識レベルに用意して、
「体調が悪いから優しくしてください」と心の奥底で叫んでいるのだ。

だがもうやめた。


自分が弱者として特別であろうという悲劇のヒロインマインドに気付き
その一切をやめた。


金がない中でも、自分に必要な投資は行う。
借金をしてでも金は払った。

金がなくてもあるフリをして友人との飲み会には行った。

しんどい状況でも顔には出さない。
弱音は吐かない。

そのような姿勢をとり続けた結果
責任のある仕事を任せてもらえるようになり、人に紹介されたり、
新しい仕事や事業が舞い込んでくるようになった。

当然、経済的にもより豊かになる。

弱者からの抜け出し方

ではどうやったら、弱者から抜け出すことができるのか?
現実を変え、向こう側の世界に行くことができるのかを解説する。

ステップ1 弱者として利益を享受しようとした自分に気づく


まずはこのメタ認知なしに始まらない。

日常生活の中において、嫌なことがあったりドン底を経験したり、病気になったりするだろう。

そんなときに他者からの慰めや優しい言葉を求めてる自分にまずは気づくことだ。
そしてそのドン底の環境、変化できないそのままの自分でいることによって

「得ている利益」を全部書き出してみる。

・新しいプロジェクトから外され責任から逃れられる
・新しい挑戦をして傷つかなくて済む
・収入が上がって高い税金を払わなくて済む
・家族がいつも心配してくれる
・女性から拒絶され傷つかなくて済む

どんな環境においても、何かしらの利益を享受していることにまずは気づくことだ。

ステップ2 覚悟を決める


ステップ1で書き出した「利益」を捨てることを決める。
強者として傷つく勇気を持つことだ。

強者になれば….

責任は求められるし、体調不良なんかで止まることはできなくなる。
収入が上がり納める税金も増える。
強い人間を引きずり下ろそうと誹謗中傷も増える。


それらを全部受け入れる覚悟を持つことだ。

弱者として得ていた利益を全て捨てる覚悟。
強者として受けるであろう痛みを受け取る覚悟。

それぞれを明確化し、それでも強者として生きたい。
と強く願うのであれば、覚悟を決めることだ。

(こんな目になってるはず)

アイシールド21 30巻より

まとめ


強い男になるために
「弱者として利益を享受してないか」を日頃からよく観察することだ。

他人からの優しさ、哀れみ、、励ましほど気持ちのいいものは無い。
気持ちはよくわかる。


ただそんな悲しくて暗い顔をして愚痴や不平、不満を言ってる男に
誰が惚れる?誰がついていきたい?誰が付き合う?


ドン底で明るく笑って振る舞える男が一番かっこいい。




無意識に悲劇のヒロインとして"特別な存在"を目指してる男が多すぎる。
弱くて女々しいやつばかり。

そんな「多様性ウェルカム」な時代に強い男にならないか?

弱者として一切振る舞うな。
他人のエネルギーを奪うな。
他者からの同情を引くな。
意地でも弱音を吐くな。
苦労話は明るく話す。
悲劇は笑い話にする。


"与える側"のかっこいい男になるのだ。

強者としての"痛み"を経験するほどに
その痛みは強者との共感を生み出し、尊敬できる男たちと繋がることができるぞ。


一度きりの人生。共に挑み、共に傷つこうゾ🐺

以上。ウルフより


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