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アップルのイベントを見ました(以上)

日本時間9/15の2時からのアップルイベントにリアルタイムで参加しました。いつも見ているブロガー・YouTuberさんの動画とイベント動画を同時進行しながら見てました。YouTube動画の人達と一番盛り上がったのがiPad miniの話です。

iPad miniが1番の盛り上がり

発表された製品とか、それぞれの詳細な情報はちゃんとしたレビュー等を見ていただくとして、ただの一個人の感想です。

昨年から噂があったので待っていたiPad miniの新しいのがついに出ました。見た目や機能からして「iPad Air mini」と言っても良いようなものです。Touch ID搭載の電源ボタンとUSB-C端子というところからもAirっぽいです。

なお、イベント終了直後からこのminiと新しい無印iPadの予約が始まりました。発売日は9/24です。発売日はiPhone13と同じですが、あちらの予約は9/17の21時からです。すでに公式では発売日の入手ができないモデルが出てきているとか。

iPhone13も出るけど…

こちらは逆にiPhone12sという感じでした。あるいは、iPhone12.3位?イベントの速報していたサイトで「機種変の決め手はシネマティックモードが必要かどうか」と書かれていましたが、確かにシネマティックモードを盛んにアピールしていたのが印象的です。と言うか、本当にそこくらいしか決め手がありません。

ただ、これ使い所がいまいちわかりません。映画みたいな動画が撮れる、ってそんなに需要があるのですかね。もちろん、iPhone13に搭載されることで盛り上がる、という可能性もないわけではないですが…。

他で多少気になったのは「フォトグラフスタイル」でしょうか。そこそこ時間かけていたので売りの一つではあるのでしょうが、シネマティックモードに比べるとアップルがかけている熱量がだいぶ下に感じました。正直、ありがちな機能とも思いますが、シネマティックモードよりも普通の利用者にとって嬉しいのはこちらだと感じます。まあ、アップル的にはシネマティックの方が派手目でアピールしやすいのでしょう。ただ、使うのはこちらだと思います。そういうところが自分がアップルを嫌いなところです。
ユーザのためって口ではいうのですが、実際はユーザは黙って俺たちの製品のこの機能をありがたく使え、ってのが透けて見えてます。別にそれはそれで良いのですが。作る側が熱量を持ってそう言えるものじゃないと面白くないので。

パフォーマンスは1年経ってあまり変わらない?

あとは当然、CPUとかGPUとかの性能も向上していますが、まあ、どこのスマホだって1年経てば性能を上げてくるのは当たり前です。ただ、アピールの仕方がひどいです。

ほかのスマートフォンよりも最大50%速いCPU
ほかのスマートフォンよりも最大30%速いグラフィックス

ちょっと待ってください、何と比較しているのですか?ほかのスマートフォンって何?もちろん、低価格帯のスマホと比べているわけではないのでしょうが、こんな曖昧なわかったようなわからんようなこと言われても…前モデルと比べてって書かないとこ見ると、12と大して変わらんのかな?と邪推してしまうくらいです。

iPhone12の時はどう言ってたのかなと昨年の12発表時のイベントを確認してみました。ほかのスマートフォンより最大50%高速、GPUも最大50%高速、と同じことを言ってました。なんだ、去年と同じなんですね。というか、なぜかGPUが遅くなっています。よくわかりませんが、特定の機種というよりはある時点の平均的なスペックを元に最大50%とか言っているのでしょうか?それが今年は昨年より全体が底上げされているので、GPUについては下がった様に見えるのでしょうか??

パフォーマンスの示し方

CPUとかGPUのベンチーマークの数値を出してこんなに速いと言っても一般ユーザには訴求しないというのはわかりますが、正直これはこれでわかりにくいですよね。特定の商品を暗にさしているのか、一般的なスマホというのを何か想定したのか、ある程度の商品を抽出して平均的なモデルを決めているのか、何にせよ比較対象のベースの根拠を示してくれないと、単なる言ったもん勝ちにしか見えないです。

昨年の12と比べてもこんなに速い、ならわかりやすい気がするのですが、それを出せないくらい差がないということでしょうか。
実際、リーク系の記事ではベンチの数値では14%高速になったという話がありました。リークなので真偽不明ですが、仮にこれが正しいとすると「1.2倍早くなりました」では派手好きなアップルのアピールとしては出せませんね。細かい数字とかではなく、わかりやすい言葉でアピールする姿勢は良いのですが、それが一種のまやかしに見える様ではちょっとどうかと感じました。単にCPUやGPUのスペックだけがパフォーマンスでないというのは理解できますが、それならそれでそう言って欲しいものです。

その他雑観

ちなみに「これよりも速いスマートフォンチップはProのチップだけ」とかいう煽りも入っています。いや、違いはGPUコア1個多いだけじゃないの?(クロックも違うのかな?非公表なのでわかりませんけど)

あとどうでも良いのですが、天体撮影ができる様になるという噂はなんだったのだか。もちろん、あんな小さなレンズのあんな小さな撮像素子で、天体撮影も何もあるのかな?という疑問しかなかったのである意味順当ですが、どっからあんな話が出てきたのやら。ナイトモードを相変わらず推しているので、その辺りから?ただ、一切触れない夜間撮影時のゴーストをどうにかしてください。次期iOSでソフト的に対応するらしいですが、13でのハード的な対応はしているのですかね。無理か。

まとめ

というわけで、とにかく今回の目玉は個人的にiPad miniでした。想像通りではありますが、順当に良さげなものを出してきてくれました。
それに次ぐのが個人的にはApple Watchでしょうか。アップルが言うほど新しくなった気はしませんが、それなりに順当な気はします。

一方、愚痴が長くなったiPhoneは、本当にもうアピールするところがないんだな、という感じです。そういうこともあって、今回、iPad miniをどんと出してきたのかな、という気がしてきました。ある意味、アップル版G△L△XY noteですよね。あるいは折り畳めないG△L△XY Foldと言うべき?

上にも書いたようにスマホ自体の性能はもう頭打ちで、今はカメラとか、リフレッシュレートとか、万人に向けては分かりにくい部分の競争になってきています。あとはもう画面の大きさとなりますが、大画面スマホは今までも他社が取り組んではあまりうまくいきませんでした。スマホとしてこれ以上大きくなるのもどうかと思います。

そうなると、スマホとiPadの中間サイズであるminiにこれから活路を見出そうとしているのかな、というのが今回のイベントの感想になります。いよいよ、スマホの終わり(と言うか、日用品化)が見えてきた感じです。

いっそ、iPodみたいにiCameraというアップルのカメラを出した方がわかりやすいような気もします。それをAirDropでiPone、iPad、Mac等に送ることができれば十分じゃないですかね。なんでもiPhoneにまとめてこれ1台で全部できますという時代から、必要に応じて必要なものを組み合わせて使う方が良いような気がしてきました。そのために、iPhone、iPad、Macが存在するわけで。iPhoneをコアとして色々と連携させるみたいな構想にしませんかね?

拙い記事でございますが、サポートしてもよいよという方はよろしくお願いします。著者のやる気アップにつながります。