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Wizardry動画第3弾:

ドラクエと同じだな、はツッコミ待ち?時系列的にドラクエがWizをパク…リスペクトしたのは確かですね。洋の東西問わず、教会とか寺院とかが自前で戦力持ってるのは中世では当然ですので。
というわけで、Wizardry(略してWiz)動画第3弾が出ました。すっかり、楽しみになっている懐古厨です。
なお、ここではおそらく今後明かされるであろうネタも書いてしまっているので、Wizを知らないで楽しみたい方は読まないことをお勧めします。当時を知っていてネタバレにならない方や、特にネタバレを気にしない方向けとなります。

宿に泊まろう

そう言えば、Wizの宿屋はランクあるのですよね。馬小屋に泊まってヒールで回復ってのは、Wiz定番あるあるですね。ただし、それは僧侶を酷使するブラック企業真っ青の話なんですが。
と言うのも、Wizの世界には時間の概念があります。宿屋に泊まると時間が経過し、キャラが1日分歳をとります。そして、最終的に高齢になると能力が下がっていきます。
時間が経過するのは宿屋に泊まったキャラだけなので、回復専門の僧侶を宿に泊めてパーティに組み込み、HPを回復させると言う回復奴隷を使ったりします。
まあ、1日分なんですぐに年取って使えなくなるわけではないですが、回復量の多いお高い宿はそれなりの価値があるわけです。気にしすぎではありますが、何しろ何度も何度もダンジョンに潜っては地上に戻って回復するので、それなりに歳を取ったりします。放っておくとMPが回復するゲームではありませんし。

金銭感覚

しかし、本作は随分とお金が溜まりやすいようです。ホイホイと復活できるなんて。その辺は少し羨ましいです。
正直、今回の状況で地上に生還はかなり難しそうに感じます。救出パーティを組むのか、それとも心機一転、これまでの経験を活かして別パーティで進めるのかわかりませんが、どちらかというとプレイヤーはパーティの誰かというよりも、彼らをダンジョンに送り込む王様の立場なのかもしれません。
そういう意味では、シュートで下の階に落ちた時点でそのパーティはキャンプ状態にして、別パーティで攻略を進めるのが一番安全な気はします。全滅した場合、パーティの装備は散逸して時間が経つほどに回収できなくなり、死体の回収もおぼつかなくなった記憶がありますが、全滅していなければ時が止まったかのようにその場に居続けたように思いますので(違ったらすみません)。

マップを作ろう

はい、マップは自分で作るものです。現代のゲームじゃないですから(このゲーム自体は最近のものですが、オマージュしているWiz初代は相当昔のゲームですから)。
ちなみに、当時はマジに方眼紙を使いました。攻略本買えばマップはついてますけど、全部マッピングしました。途中、暗闇で見えない場所とか、床が回転する場所とか。ダンジョンが20x20と言う前提があるからなんとかなりますが、「製作者の悪意」とやらはまだまだ序の口です。
ちなみに、道は覚えます(笑)。当時はマウスなんてないし、当然ジョイスティックなんかも使わないでキーボードのテンキーとかでやってたので、指が覚えます。何度も同じ道を通うので、よく通る道は覚えてしまいます(当時は若かったので)。

GMの悪意

製作者の悪意という話が動画中に出てきましたが、テーブルトークRPGの影響が濃いWizの場合、ゲーム制作者はGM(ゲームマスター)でもあり、プレイヤーはGMとの腹の探り合いや化かしあいも楽しむことになります。現代のRPGが製作者の立てたストーリーを追体験するのとはやや趣きが違ってくるかと感じています。別にそれはそれで良いのですけどね。その点では、今のRPGはRPGブックの進化系に感じます。

なお悪意と言えば、Wizardryに影響を受けているBlackOnyxでは、地上から行けるエレベータにオクトパスと言う強力なモンスターがいて、作成したばかりのパーティは即全滅という罠がありましたが。
Wizの場合、下層階へのショートカットであるエレベータは序盤は封印されていて、随分親切だと感じたものです。ゲーム自体の時系列はWizがあってBlackOnyxですが、日本で発売されたコンピュータRPGの先駆けがBlackOnyxであり、その後、日本語移植版のPC版Wizが発売されたので、AppleIIとかで輸入したWizをやっていた人でもない限り、日本では前後が逆転しています。
BlackOnyxは「イロイッカイズツ」が有名です。この順番はちゃんと動いているPCに合わせたものになっているという芸の細かさ。グラフィックとかシステムが単純な分、そういうところに色々仕込んで楽しませようとしていたのが当時のゲームの面白いところです。

まだまだ続くWizの世界

この「外伝 5つの試練」のゲーム規模がどのくらいのものか知らないので、クリアまでにどれくらいかかるのかわかりません。しかし、まだまだ色々なネタがあるので、それなりの回数の連載になりそうです。
この方の動画は大昔のCivilizationの頃に見たことありますが、おそらく最後までのプロットはありそうなので、最後までやってくれると思います。他の動画の連載数から見て20〜30回くらいはいくのかな?

拙い記事でございますが、サポートしてもよいよという方はよろしくお願いします。著者のやる気アップにつながります。