見出し画像

賛否両論?iPad mini6

iPad mini6が来てから3週間。色々レビューも出てきました。個人的には一番使っている端末かも知れません。正確には、ここんとこハマっているシリーズ本があるのでKindle Paperwhiteもなかなか長時間使っている気もしますけど…。

人を選ぶのか、人が選ぶのか

まずは、以下のレビューをご覧ください。どちらもGizmode日本語版で先週末くらいにトップページに並んでいたiPad mini6関連の記事です。

細かいレビューは読んでもらうとして、上はiPhone13Proが素晴らしすぎてiPad mini6を思ったより使わなかったというもので、下はもうすごく使い込んでいるのでiPhone使わなくなったというものです。どのiPhoneかは分かりませんけど。

すごく両極端なレビューですが、別にどちらが正しくてどちらが正しくないというものでもありません。ある人にとってはどちらかが正しいかも知れないし、第3、第4の正しさもあるかも知れません。自分はどちらかといえば下でしょうか。

mini6に限らず端末の使い方なんて人それぞれ。下のレビューで生産性の高い使い方してないなんて書いてありますが、そんなの個人の自由です。mini6を評価している人の中でも、ノートやメモを書いたりお絵描きしたりといったインプット系の比重の高い人もいれば、自分や下のレビューのように閲覧系の比重の高い人もいます。でも、一番言いたいのは「控えめに言って最高」なんですね。

ただ、iPadはインプットに使う、すごく便利という主張をされる方の中に、そのためにはminiじゃないiPadのサイズが最適だという主張をされる方が多いようです。まあ、それはそれで事実なのでしょうが、自分はインプット系の作業をしたければPCを使うので、iPadでインプット系の作業はしないし、その視点から言えばminiこそがiPadだと思ってます。考え方の違いなので、別にそれぞれで良いと思うのですが、どうも前者だけが正しいような主張を見かけるので、対抗上それだけじゃないと声を大にして叫びたいのです。

以下のレビュー記事もそんな自分のノリに近いです。

「iPad Proなんだから、これでパソコンみたいに仕事ができるはず!」
そう思ってiPad Proを工夫して活用してきたつもりなのですが、パソコンと同じように使おうとすると効率が悪いのはiPadOS 15になっても変わりません。iPadなみのバッテリー持ちや発熱がほとんどないM1 MacBook Airを使い始めたこともあり、どんどん仕事でiPad Proが活躍することは減っていきました。
だったらいっそのこと小さいiPadにして、徹底的にエンタメに使ってやろうと思ったのです。

そうそう。

横向きで読めるのが最高だった
iPad miniで電子書籍を読むとこんな感じ。このサイズ感が異様にしっくりきました。なんでだろ?と思ったら、開いた文庫本と同じくらいなんですね。

なるほど。自分は先日縦向きでラノベを読んでましたが、確かに横向きもありかも知れません。ゲーム以外では縦向きで使うことが多いので気づきませんでした。重量バランス的にもこの方が良さそうな気もするので、今度試してみます。

こちらは期待通りだったけど、期待以上ではなかったという話。そういうこともありますね。と言うか、自分も当初思っていた通りの使い方をしているだけではあるので、そう言う点では期待通りで、未満でも以上でもありません。

別にiPadを駆使してインプットされる方を否定するわけではありません。ただ、あまりにiPadは素晴らしい!インプットに使うべきだ!みたいな話ばっかり蔓延して、それはiPadの可能性、そしてiPad miniの可能性を殺していないか、と。

miniはiPhoneでもiPadでもない第3の選択肢

miniはiPhoneでもないし、iPadでもありません。小さいiPadという捉え方もできますが、10インチ級のiPadでできることが8インチ級のminiで全部できるわけがありません。

逆にminiは大きいiPhoneという捉え方もできます。セルラーモデルにすれば単体で使えます。が、電話として使うのは難しいでしょう。ただ、通話以外は大きなiPhone的に使うことができます。そういう意味ではどちらに近いかといえばiPad miniというより、iPhone Largeです。電話には向いていないと思いますが。捉え方はそれぞれかとは思いますが、自分的にはそういう捉え方です。

iPad miniを単なる小さいがそれゆえに制約のあるiPadと捉えるか、そうではなくてもっと使い勝手の良い閲覧系最強デバイスと捉えるか。後者という考え方もできますよ、単に小さいiPadだからiPadの方が無難なんて考えないでくださいというのが自分の主張です。

mini6がもう一つの点

とは言え、mini6にも不満というか、もう一歩という点もあります。

まず防水。風呂場に持ち込めないのですよね。これは仕方ない。
次に価格。ガジェット好きなら小さいものの方が高くなるのはご存知でしょうが、大きいiPadと比べるとコストパフォーマンスを悪く感じる。
あとはパフォーマンス。mini6はiPhone13 Proと同じチップを使ってますが、クロックが低いらしい。ベンチマーク的には明確に下になっています。なので、3D激重ゲームとかなら違いが出てくるかも知れません。が、そこまででないなら使い勝手で気になることはないでしょう。
最後にディスプレイのリフレッシュレート。13Proの120Hzと比べたら劣るのでしょう。一番最初にあげたレビューでもその旨の記載があります。

もっとも、mini6が高いとは言え、iPhone13 Proに比べればだいぶお安いので、13Pro並を求めるのも筋違い。

個人的理想の組み合わせ

自分としては電話としてのスマホはiPhone SE2で十分だと思います。そこにiPad miniを組み合わせれば最高。スペックにもよりますが、これで13Proより安いくらいでは。あとはPCが欲しければMacBookなりiMacなりMac miniなり用意すれば良いし、iPadが欲しければそれでもよし。

もちろん、そんな色々持ち歩くのは面倒。高性能なiPhoneとiPad AirとかProとかがあれば十分という考え方もあるでしょう。それはそれで構いませんが、自分に本当に必要な組み合わせは考えてみた方が良いですよ、という話でした。

という話をMacBook Proが発表されるという噂が多いAppleのイベントの直前に書いてみたり。

2021/10/18 17:38レビュー追加


拙い記事でございますが、サポートしてもよいよという方はよろしくお願いします。著者のやる気アップにつながります。