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父親のしつけと今の僕

皆さま、お疲れ様です。

今日もnote書いていきます。

今日はとても寒かったですね。
ちょっとした買い物に近所のドラッグストアに行こうかどうしようか迷って、行くのをやめました。とにかく外に出たくなかったw

そんな今日も夕食は食べたんです。
その時の末っ娘の様子を見ていたら、父親の事を思い出しちゃいました。

僕の父は、しつけに厳しい人でした。
……と言えば聞こえはいいんですが、実際は気分で子供を怒鳴る、酔うとウザ絡みをする、気に障ると暴力に訴える、という感じの、今でいうモラハラ強めのオヤジでした。
年末年始に両親が酷めの喧嘩をすることが2年に1回くらいの頻度であって、その度に母親のメガネが壊れたり差し歯が取れたりなんてこともあって、幼かった僕にとって、父親は恐怖の大王でした。

僕も父親のキツ目のしつけに晒されて育ったのですが、中でもハッキリ記憶に残っているのが、食事時のある「しつけ」でした。

畳の部屋にテーブルがあって、座って食事をするのですが、子供である僕は食事時は絶対正座でした。しかも、食事が終わるまで何があっても正座を崩してはいけない、という制限付き。
足がしびれてモジモジしていると刺すような視線が飛んできます。耐え切れずに足を崩してしまおうものなら、父親の太くて重い箸を頭に打ち付けられました。箸先じゃなくて、持つ方(筆頭というらしいです)を。

結構な力を込めて振りぬかれるので、もう痛い痛い。
何度泣いたか分かりません。

目上の人との食事の時に足を崩すのは失礼だからという、何かもっともらしい理由があったようです。
でも、大人になった今、どんな食事会でも正座をして食事をすることはないですし、正座をしなかったからと咎められたという経験もありません。
父親の「しつけ」はあまり活きることはありませんでした。

僕の父親がこういったどこか的外れなしつけをしたのにはちゃんと理由があって、それを知っている今ではいろいろ理解も許容もできるのですが、子供の頃の僕は、父を敬愛するとかそういう観念は持てず、ただただ怖いと思っていました。

今日の夕食時に末っ娘がとても自由な姿勢でご飯を食べていたんです。
テーブルから少し離れて、足を揃えてしゃがんでお茶碗を持っていました。
お尻は浮いているし、半分立っているような状態で。
流石に行儀が悪いので叱ったのですが、僕の父親だったら持っていた箸をスパーンと振りぬいていただろうなぁ……と、そんなことを思いました。

とまぁ、こんな風に父親のしつけについて書いていますが、僕は僕で子供たちにとっては恐怖の大王みたいなところがあるみたいです。
流石に手を出したりはしませんが、気分で怒鳴ってしまったりするので。
血は争えない……ではなくて、自分がやられて嫌だったことはしないようにしなきゃな、と反省しました。

優しいお父さんになりたいと思いますが、その難しさを実感しています。


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