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ご自由にお書きください

忘れないうちに、初めてのnoteまでを書いておこうと思う。


ある日スマホのオススメに、好きなアーチストのnoteを見つけた。何かの言葉を検索した時だったので「この瞬間に偶然noteに出会ったのは運命じゃん」…なんて思ったのだけど、たぶん違うんだろう。

最初はアプリだった。ひたすらスクロールしては面白そうな文章を読んだ。書き手の顔はあまり見えてなかった。ごめんなさい。その時わたしは、完全にただ読む人だった。

別な日、スマホでブラウザのnoteに行き着いた。その辺が疎くてよくわからないのだが「あれ?なんかいつもと違う」と思ったので笑ってください。

それまではスマホの幅の獣道を歩いていたのが、急に身体がちょっと浮いて、木の枝から見下ろしてる感覚だった。うーん、伝わるかな。ネズミが小鳥になった感じ?いや、なに言ってんだ?少しまわりの状況がわかった気がした。あちこち触って、どんな方がほかにどんな作品を発表しているのか、ほかの道にも飛んで行けるようになった。

そして「ご自由にお書きください」に出会った。「あ、自由に好きなこと書いていいんだ」って思ったのを覚えている。


好きなアーチストの文章を読むだけなら、IDを登録しなくてもよかった、というのはあとで知った。ネズミから小鳥になった時?その瞬間からクリエイターと呼ばれる方々の中に放り出されてすごく不安だったけど「わたしもなんか書きたい」と思ったのはエラいぞ。

わたしはPCがわからない。皆さんのようにPCの画面から眺める景色はまた違うんだろうな。青空の高いところで、羽ばたかず飛ぶトンビのイメージ。時々カチカチくちばしを鳴らすのがトンビじゃなく「ネズミ」って。ふふ。


スマホで出会ったnoteにスマホで書いていく。フリック入力で誤字脱字ばかりなのに、こまめに保存してくれて申し訳ない。でも心地いい。わたしはただのおばさんなので作品ではなく、たまに書く自己満足の日記みたいなもの。読んでくださる方もいると思うと、あまり暗い内容のものは書けないな。少しずつ気持ちも晴れてきた。


北海道ももうすぐ春。緊急事態宣言も解除されたし、色んな所に出かけてみよう。地面しか見えていなかったわたしに、noteは飛ぶための小さな羽をくれた。あの瞬間はやっぱり運命だったんだと思うことにする。




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