武器商人秘書オリガのノートブック#23:  「ゴルダ・メイアの悪夢と中東戦争」 <ー ヨム・キプール戦争に状況が似ています、モサド批判は正しいか?

今回は「ゴルダ・メイアの悪夢と中東戦争」についてコメントさせていただきます。

現在のハマスの奇襲について、ハマスの奇襲攻撃情報を上げていないとしてモサド批判がアチラコチラで見られます。

そこで、少しだけこの件に触れます。

今、イスラエルとハマスの間で起こっていることは、イスラエルのゴルダ・メイア首相のときに似ていると思います。

別名「第四次中東戦争(1973)」、あのときはイスラエル側がヨム・キプール 安息日で休みでした。

従い、第四次中東戦争は別名ヨム・キプール戦争とも呼ばれます。

当時、前半はアラブ側の奇襲で前半戦はイスラエル側が劣勢でした。

ただ、このときモサド自体は情報をゴルダ・メイア首相にあげていました。 ただ、その時はイスラエル側の休日にて、万が一間違えた場合は政権の転覆、かつ、政府の情報機関としての信頼を失う。 かと言って、何もしなければイスラエル側が奇襲攻撃で劣勢になるとの問題を抱え時間が経ち、モサドの情報が正しいと証明され、第四次中東戦争の前半戦イスラエルは劣勢に立たされました。

ということで、モサド批判に対し反論するつもりはありません。

しかし、オリガ的にはハマス側がこれだけの準備をすることをモサド側が気づかない訳はなく、何らかの理由で対抗措置が間に合わなかった、もしくはできなかったと考えています。

今確実なのは、原油価格が荒れることかも知れません。

真相は、何十年後かに出てくると思います。 その時、世界がまだ残っていれば答え合わせをしましょう。

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