武器兵器調達課#98:  「AR-15」 <- トランプ氏を狙ったライフル

今回は「AR-15」について見ていきましょう。

「AR-15」は、今回トランプ氏を狙ったセミオートマチックライフルです。

このライフルの背景は?

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「AR-15」: アメリカのアーマライト社が開発したセミオートマチックライフルです。1960年代に発表され、ベトナム戦争以降、アメリカ軍の主力制式小銃であるM16の民間向けモデルとして広く普及しました。

AR-15は、軽量で扱いやすく、拡張性に優れていることから、狩猟や射撃競技、護身用など、様々な用途で使用されています。

しかし、その反面、大容量の弾倉を装着できることや、比較的容易に改造できることから、凶悪犯罪に使用されることも少なくありません。アメリカでは、AR-15を用いた銃乱射事件がたびたび発生しており、銃規制の議論が活発になっています。

設計

AR-15は、ガス圧式作動方式を採用したセミオートマチックライフルです。ガス圧式作動方式とは、射撃時に発生するガス圧を利用して弾薬を排莢し、次弾を装填する方式です。この方式は、比較的シンプルで信頼性が高く、メンテナンスも容易です。

AR-15は、モジュラー設計を採用しており、銃身やハンドガード、ストックなどを簡単に交換することができます。このため、ユーザーは自分の好みに合わせて銃をカスタマイズすることができます。

性能

AR-15は、軽量で扱いやすく、精度が高い銃です。また、比較的安価であることも特徴です。

有効射程は約400mで、装弾数は20~30発です。

AR-15の特徴

  • 口径:5.56mm

  • 作動方式:ガス圧式

  • 重量:約3kg

  • 有効射程:約400m

  • 装弾数:20~30発

派生型

AR-15は、基本的な設計を踏襲した様々な派生型が存在します。代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

  • M16:アメリカ軍の主力制式小銃 <- ゴルゴ13が使う例のあれ

  • M4:M16のカービンモデル

  • AR-10:7.62mm NATO弾仕様のモデル

AR-15に関する議論

AR-15は、その性能や汎用性の高さから、多くの支持者を得ています。しかし、その一方で、凶悪犯罪に使用されるリスクも指摘されており、銃規制の議論が活発になっています。

AR-15の規制を支持する人々は、AR-15は必要以上に強力な銃であり、一般市民が持つ必要はないと主張しています。一方、AR-15の規制に反対する人々は、AR-15は憲法で保障された権利である自衛のために必要な銃であり、規制は犯罪者を防ぐ効果がないと主張しています。

AR-15をめぐる議論は、今後も様々な角度から論議されることが予想されます。

その他

  • AR-15は、映画やゲームにも数多く登場しており、高い人気を誇っています。

  • AR-15は、アメリカだけでなく、世界中の多くの国で使用されています。

お値段は?

一部の情報によると、AR-15の価格は約500ドル(約80,000円)から始まることもあるようです。ただし、性格な数字はお店により異なるためにわかりません。


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