パラレルワールド新聞 (経済部): 「米国 BNPL」
今回は「米国 BNPL」についてコメントさせていただきます。
米国株価は高いけれど、真相は?
BNPLとクレジットカードだよりじゃないの?
と思う、パラレルワールド市民。
だいたい$を持っていないのでBNPLを使っていますからね〜
なぜって、BNPLはクレジットカードのように与信がないのです。
恐ろし〜
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「BNPL」: 後払い決済とも呼ばれる、オンラインショッピングで利用できる支払い方法の一つです。BNPLでは、商品を購入した時点では金額の一部か全額を支払わず、後日に分割払いや一括払いをすることができます。BNPLのメリットは、金利がかからないことや、手軽に分割払いができることです。BNPLのデメリットは、支払いを忘れると遅延料金が発生することや、過剰消費につながることです。BNPLは、自己管理と責任感が必要な支払い方法ですが、といって、責任が持てるかは別問題です。
クレジットカードとBNPL(後払い決済)は、どちらも現金を使わない支払い方法ですが、違いは?
手数料:クレジットカードは分割払いやリボ払いをすると利用者に手数料がかかりますが、BNPLは原則として手数料がかかりません。その代わり、BNPLは加盟店に高い手数料を請求します。
与信審査:クレジットカードは申し込み時に厳しい与信審査がありますが、BNPLはほとんど審査がないか、簡単な審査で済みます。
利用開始時期:クレジットカードは審査に時間がかかるため、すぐには利用できません。BNPLは原則としてすぐに利用できます。
BNPLは、手数料がかからず、手軽に分割払いができるメリットがありますが、支払いを忘れると遅延料金が発生したり、過剰消費につながったりするリスクもあります。
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で、このBNPLとクレジットカードの現状は?
2023年12月時点で、米国では14%の成人がBNPL(Buy Now, Pay Later)の借金を抱えており、40%がクレジットカードの借金を抱えていると報告されています。
2023年11月27日時点で、米国のBNPLサービスの株式は3倍以上に増加し、市場価値は80億ドル(1USD=150JPYで約1兆2,040億) を超えています。Experianの調査によると、BNPLの柔軟な支払いプランは、あらゆる年齢層や収入層で人気を集めています。
2023年のホリデーシーズンでは、BNPLがオンラインでの記録的な支出を後押ししましたが、その請求書が期限を迎える中、消費者は不安を抱えています。つまり、現金がなく、クレジットカードも持てない方が、与信のないBNPLを使い消費しているのです。 これで景気が好調といえるんでしょうか(苦笑)。
クレジットカードは?
2023年11月29日時点で、米国のカード債務残高は1兆790億ドル(約160兆円)です。また、2023年第4四半期の米家計債務は17兆5,030億ドルと前四半期から2,120億ドル増加し、前年同期比でみると3.6%の増加となりました。内訳では、クレジットカードローンの残高は過去最高値となる1兆1,290億ドル(前四半期1兆790億ドル、前年同期比14.5%増)となりました。
この巨額の借金、ちゃんと支払いできるんんでしょうか?
米国の現状は怖すぎ、とパラレルワールドでは考えられています。
そのうち化けの皮が剥げる&剥がしますとパラレルワールド新聞記者は思うのでした。
ー> 多分、つけが日本に来ます。
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