用語集: 「浅野部隊」 <ー 実はゴルゴ13にも登場
今回は「浅野部隊」で、歴史の復習と行きましょう。
「浅野部隊」、昔の日本軍の発想が凄過ぎ。
「浅野部隊」: 日露戦争において、日本陸軍が満州の白系ロシア人を中心に編成した謀略部隊です。
1904年8月、日露戦争が勃発すると、日本陸軍は、ロシア軍の背後を突いて、満州の白系ロシア人を扇動して、ロシア軍の後方攪乱を図る作戦を立案しました。この作戦のために編成されたのが、浅野部隊です。
浅野部隊は、陸軍中野学校出身の浅野幸一中佐が指揮を執りました。浅野部隊は、白系ロシア人を中心に、約100名の兵力で編成されました。
浅野部隊は、1904年10月、満州に潜入し、ロシア軍の情報を収集したり、白系ロシア人を扇動したりして、ロシア軍の後方攪乱を図りました。
浅野部隊は、ロシア軍の鉄道や通信網を破壊したり、ロシア軍の将兵を暗殺したりして、ロシア軍に大きな損害を与えました。
浅野部隊の活動は、ロシア軍の士気を低下させ、日露戦争の勝利に大きく貢献しました。
浅野部隊の編成は、以下のとおりです。
指揮官:浅野幸一中佐
兵力:約100名
構成員:白系ロシア人を中心に、日本人や中国人も参加
浅野部隊の主要な活動は、以下のとおりです。
1904年10月:満州に潜入
1904年11月:ロシア軍の鉄道や通信網を破壊
1904年12月:ロシア軍の将兵を暗殺
1905年2月:ロシア軍の後方攪乱を成功
浅野部隊の功績は、以下のとおりです。
ロシア軍の背後を突いて、ロシア軍の後方攪乱を図った
ロシア軍の士気を低下させ、日露戦争の勝利に貢献した
浅野部隊は、日露戦争において、日本陸軍が初めて編成した謀略部隊であり、その活動は、日本の諜報活動の歴史において、重要な役割を果たしました。
昔の日本人の発想は、凄いですね。
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直接浅野部隊の名前はでてこないのですが、どうみても白ロシア軍人の浅野部隊の話がでてきたきまします。
ゴルゴ13では多分第108巻の「白い皇軍」、第10巻の「白夜の銃声」あたりのような気がします。
もうひとつゴルゴ13の中で日本軍の「フグ計画」の話があり、その中にも出てきた気がしますが、定かではありません。
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