Webデザインスクール(クリエイターズ・ファクトリー)に入学してから約5か月が経った現在の話


1.何故Webデザインを学ぼうと思ったか


🌿一つの会社で長く勤めてきたからこその悩み

私は長年専門職として働きながら、主婦業と子育てを同時進行していました。長く勤めるほど周囲から頼られ、責任や負担も増えるのに対し、大して収入が増えるわけでもなく、フラストレーションを長く抱えていました。
管理職も間近、2人の子育てに追われ働きながら、いつも仕事の面では「何か全然違うことをやりたい」「今の自分を変えたい」「できればフリーランスとして、自由に活動したい」「副業がやりたい」と思っていました。

しかし、長く勤めたからこそ仕事を辞めたり、自分の状況を変えることに対する不安も感じていました。

🌿プログラミングに挑戦するが、デザインの知識も必要に

ITの人材が足りないというニュースを見て、年齢が高くて転職しにくくても、IT業界なら何とかならないかと思ったことをきっかけに、ウェブサイトを作成するためのコーディング(HTML,CSS)を学び始め、簡単なサイトを模写することができるようになりました。
しかしながら、コーディングも非常に奥が深いこと、javascriptまで行くと独学が難しかったこと、デザインもちゃんと学ばないと自立したサイト制作が難しいと感じたので、予算を決めてWebデザインスクールに通うことを決めました。

2.難航して座礁したスクール選び

🌿スクール選びで一つだけ決めたこと

デザインスクールはとても高額、高いところは80万円、安いところは9万円だけど・・あまり安すぎても不安だし・・ということで、私のデザインスクール選びは難航し座礁して、自力で船を直してもう一度荒波に・・と、陸にたどり着くまでに1か月かかりました。

一つだけ決めていたこと、それは
「入学前に少しでも不安を感じたらやめよう」
ということでした。

たとえ数万円であっても、主婦にとってはとっても大きなお金なので、お金を払って失敗したくないという思いはありました(これは誰でもそうですよね)。

🌿ちなみに、入学をやめたスクールについて

Aスクールさん:格安の副業コースで学びましたが、内容が古く、質問も制限があり、動画の教材も不親切でわかりにくさを感じました。あまりにサポートがないなと思ったので、その次のコースに進むのはやめました。(お金勿体なかったです)

Bスクールさん:無料のコースで学んで、教材の内容は良かったのですが、メンターのお兄さんが結構決めつけでモノを言ったり(営業なんだと思いますが)、上から目線の態度だったりしたので、「こういう人が勤めてるとこなら、あんまり良くないかも」と思い、予算も合わなかったのでやめました。

Cスクールさん:
お値段も手頃なほうで、卒業制度もなかったので申し込みまで進みましたが、決済方法のお返事が1日以上なく、(年末だったからかと思いますが・・)また迷う時間が発生したので一旦キャンセルして、クリエイターズ・ファクトリー(以下、CF)の無料相談を受けてから考えることにしました。→結果CFにしました。


3.クリエイターズ・ファクトリーに決めた理由

🌿校長先生の話が面白かったし人柄が信頼できると思った

無料相談会で色々と相談に乗ってもらい、全てご丁寧に対応頂いたことが大きかったです。「どのくらいの期間で仕事につながるか」とかめっちゃあるあるな質問にも答えていただきました(多分この質問100回以上聞かれてると思うんですけど)。
正直ほんと、最終的には人柄や、人と人との相性だって思います。家買うのだって営業さんの人柄が影響したりするわけですから。

🌿卒業がないことは大きな決め手になった。

卒業がないので、カリキュラム修了後も先生への質問やレビュー依頼が可能です。カリキュラムについていけるか分からなかったので、卒業がないことは大きな安心感になりました。これが「3か月」とか決められていたら、焦燥感もあるでしょうし、何よりまだまだ風邪をひく保育園児を抱えて取り組むことは難しかったのではないかなと思います。

🌿不安なく出せる範囲で、予算がちょうど良かった!

高すぎても安すぎても心配なので、5か月で20万円前半というのは、私にとっては安心できる値段でした(それでも勇気のいる金額だとは思うのですが・・・)。

などなどあり、不安を感じずに入学するに至りました(やっと波止場へ)。

4.実際に入学してみてどうだったか

「オンライン7期」という、オンライン専用の講座を受講することにしました。週1回のオンライン授業(デザイン、コーディング)を5か月間受けることになりました。

🌿戸惑うくらい動画の量が多い

これまでのアーカイブも含めると600本以上の動画が見放題になります。最初「これ全部見るの!!?」と驚いたんですが、全部見ないといけないというわけではないようです。カリキュラムには入っていないもの(イラストレータの使い方、ワードプレスの使い方)もあるので、仕事で依頼があったら視聴するなど、必要に応じて活用することができます。

🌿デザインのレビューがもらえてとても良かった

先生方は全員プロで活躍されているので、とても的確なアドバイスがもらえました。最初に取り組んだのはphotoshopでのバナー広告画像作成ですが、レビューをもらうことで、明らかにデザインが良くなったのを毎回感じていました。
デザインは、やはり人に評価してもらってこそ良くなるそうです。
独学でプロの先生にレビューをもらうというのはなかなか難しいので、入学して良かったと心から思いました。

入学して2か月目くらいに作成した和風旅館のバナー広告。レビュー頂き高級感のあるイメージに

🌿課題をこなしたり、新しいソフトに慣れるのが結構大変だった

授業後に出される課題をこなすのが結構大変でした。私の場合はデザインに集中したく、仕事を休職したので時間の確保がある程度可能でしたが、働きながら、子育てしながらだと大変かもしれません。ただ、卒業がないので1~2年かけてゆっくり学ぶなどペース配分が可能かと思うので、時間の確保が不安な方は相談されてみてもいいかもしれません。
使用するソフトは、photoshop→figma→studio→VScodeと1~2か月で変遷していくので、操作に慣れるのが大変でした。慣れてしまえば大したことないことでも、最初は扱いにくさを感じたりしました。

🌿意外と1か月で仕事につながった(本当です)。

私の場合は挫折を防ぐため、デザインを学びながら仕事にしていきたいと思っていました。大学を卒業して産休育休以外はずっと働いていたので、可能なら少しずつでも仕事をしたいと思っていました。

CFで「副業・フリーランスサポート」というクラスにいれてもらい、仕事の始め方や何をサービスにするのか、何が強みなのか整理整頓する機会を頂きました。
以前からインスタグラムで主にグルメ系のPR活動をしていたのですが、photoshopで画像を作成できるようになったことで、インスタグラムの投稿画像が作成できるようになりました。

CFで出された課題で作成した画像をX(旧ツイッター)に投稿していたところ、画像を作成してもらいたいと声をかけてもらい、そもそもインスタのフォロワーがちょっと多いということもあったので、SNSの運用を有料でお任せ頂けるようになりました。
更に休職したことでインスタにも力をいれられるようになり、PR案件をより多く頂けるようになりました。

課題で作成したハワイ旅行のインスタ広告画像。

5.入学から約5か月経った現在の話

入学して4か月ほど経ったころ、ふと思い立ちdodaに登録したところ、デザイン関係ではないのですが、超近場で事務の仕事のお声がけをいただき、doda登録後3週間で正社員の転職が決まりました。

CFを卒業する前に就職したことで、それからデザインにかける時間が減り、課題も追いつかなくなってしまった部分はあるのですが、副業として継続してSNSの運用、画像の制作、チラシの制作、個人制作の課題に取り組んでいます。
現在の本業は直接はデザインと関連はないのですが、エクセルやパワーポイントを綺麗に作れるようになったこともとても大きいと思います。

副業でデザインをしながら、CFでの学習を続け、最終的には本業にできたらいいなと考えています。

6.良かったこと、全体の感想など

CFに入って一番良かったのは「たくさんの人に出会えて、交流できたこと」「久しぶりに、『同期』ができたこと」「一歩踏み出して、転職ができたこと」です。
素敵な先生方に親身に相談に乗ってもらえたり、オンライン7期の同期の皆さんとオンライン自習室で交流したり、Xでやりとりしたりできたことが、私にとって大きな財産になりました。
色々な生き方をしている方がいて、とても刺激になりました。

転職先は非常に良い会社で、働き方や業務量についてもとても配慮してもらえます。健康経営にも力をいれていて「社員を大事にする」というスローガンを掲げています。仕事内容は事務ですが、副業も両立させることができる環境にあります。

CFに入ったことで、選択肢が増えて、色々な仕事や色々な生き方ができる。「自分でも転職できる」という自信につながったと思います。

サポートしてもらいながら、自分に合った環境を手に入れるために行動することの大切さを学ぶことができました。

最近スティーブ・ジョブスのニュースでもありましたように「サポートしてもらう」「相談する」って、改めてとても大事なことなんですよね。

まだまだこれからもお世話になりますが、この場を借りて、CFの先生方、同期の皆さん、またCFを通じて知り合えた受講生の皆さんや卒業生さん(たまたまめっちゃ近所だった)にお礼を伝えたいと思います。

ありがとうございました!!

これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。


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