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牛カルビ丼

今夜の晩ごはん、牛カルビ丼。今日は朝から1日慣れない……というか絶望的にセンスが欠落しているお菓子の錬成に奮闘していて、日が暮れなずむ頃にはお湯を沸かすのすら億劫なほど疲弊してしまった。こんな時頼もしいのが吉野家さん。ほどよく歯ごたえが残っているお肉はこっくり甘辛味、そのタレがふんだんに染みたごはん。そこに彩りのみならず、酸味という絶妙なアクセントを添える紅しょうが。牛丼に紅しょうがを組み合わせることを思いついたのは一体どんな方なのだろう。ありきたりな表現しかできない自分の語彙が哀しいけれど、天才的センスだと思う。しゃきしゃきしたねぎと、ピリッと辛い味噌の味わいもうれしい。ごちそうさまでした。


常日頃「お菓子=誰かに作ってもらうもの」という不文律に従って暮らしている自分が、年に一度だけお菓子を錬成するイベント、それがバレンタインです。数年前からなんとなく毎年続けている習慣だけれど、このイベントの周辺で確実に白髪が20本くらい増えていると思う。それでも下手くそな手作りに挑んでしまうのは、この時期になるとクックパッドを筆頭にすてきなお菓子作りの動画とか画像とかにバンバン遭遇するせいだ。「かんたん!」「お手軽!」「初心者さんでも大丈夫!」そんなフレーズにふらふらと引き寄せられて挑み続けて数年経つが、大丈夫だったためしがない。イメトレだけは毎年完璧なんですけどねえ。

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