大豆ミートと栗のタリアテッレ

クライアントさんとのランチミーティング。あとは東京に戻るだけだからゆっくりできると聞き、少し良いお店のテーブルを予約した。

過去にお客様との会食で二度ほどお世話になっている。店内のテーブルレイアウトがゆったりとしていて、天井が高くて見晴らしが良いので開放感があり、お客様とゆっくり静かにお話するのにちょうどいいからだ。

この日も、席やアレルギー食材について細かく連絡を入れておき、しっかり対応してくれた。この安心感はビジネス会食にはありがたい。むしろそれ優先！なんて思っていたら、ランチコースでいただいたパスタに恋をしてしまった！

パスタは太平麺のタリアテッレ。歯ごたえのあるアルデンテも美味しいけど、柔らか目でモチモチ感のある、黄色味の強いこの麺も、また美味しい。

具材には栗。甘さもおるけれど、パスタに使うためか、甘過ぎない種類ように思う。オリーブオイルや、ほのかなガーリック、ハーブ（ローズマリー）に合うのは意外だった。これは大発見だ。

そして大豆ミート。代用肉のような施しはしてなくて、どちらかというと食感的にはお揚げさんに近い。でも、しっとりこっくりとした、肉っぽい味わいがある。不思議だなぁ。肉より淡白で、味わいが続く時間が長く感じた。

これらに一体感を持たせて一皿にまとめてるのがチーズ。種類ははっきりわからないけど、少しだけクセがある気がする。パルミジャーノの類とは思うけど、なんか普段のぱぱぱっとかけてるアレとは違うんだな。基本はオイルパスタだけど、このチーズのおかげで、みんながちゃんと平麺に絡まってくれて、おかわりしたいぐらい美味しかった。

秋のスペシャルメニューだから、今のうちにもう一度行きたい。今度はゆっくり、食べることだけに集中したい。ひとり、または、食べることに集中し過ぎて話を聞いてなくても許してくれる友達と行きたい。

今日はなんの学びも気づきもなし。

ただただ、美味しかったことを書きたかったので、これで終わりです。