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価値のある日曜日の過ごし方🇫🇷〜フランスの窓から〜

私のフランス留学が始まって、2ヶ月。フランスという国は私にとってまだまだ未知の世界だけれども、段々とこの国で暮らす人の考え方や生き方が見えてきたように思える。

日本人の私から見て「ほ〜、そういう考え方なのね。」と面白く思うことも多いから、今日は、少しだけ私が見つけた素敵なフランス人の価値観について書いてみる。

私がフランスに来てまず一番に驚いたのは、日曜日にほとんどのお店が開いていないこと。食料品店、ショッピングモールなどもそろって閉まっていて、街中でも歩いている人は明らかに疎らになる。私の暮らす街は大都市ではないけれど、小さな町でもないので最初はびっくりした。

対照的に土曜日はというと、どこでも人で賑わっていて、朝からマルシェが開かれていたり、レストランやカフェも人でいっぱいだ。

土曜日のマルシェの様子

「この差はなに!?」と戸惑って、フランス人のお友達に聞いてみると、フランスでは日曜日は休息の日で、大抵の人は家で掃除や洗濯、料理をして、ゆっくりと過ごすとのこと。土曜日にマルシェに買い出しに行くのも、日曜日に美味しいものを家で食べる為だそう。

最初の頃は、日曜日に家にいるのはもったいないと思って外に出たくてうずうずしていた私も慣れてみるとこのフランス流の日曜日の過ごし方がものすごく気に入ってしまった。

週日は、学校に通いその後友達と食事をしたりして忙しく過ごし、日曜日はゆっくり休む。私も、週日常に人といることもあって、一人の時間を楽しむ自分時間の大切さについて気付き、楽しむようになった。

午前中は掃除や洗濯をして、午後は美味しいものを食べながらダラダラしてみる。誰にも邪魔されない私のための時間。郷に入っては郷に従え、というけれど、実際従ってみると快適に感じてしまうのだから、その通りだったりするのかも。

フランス流、日曜日の過ごし方から垣間見えるフランス人の素敵な価値観。まだまだこの国のことは知らないことだらけだけど、これからも素敵な考え方や価値観に出会えたら紹介したいきたいと思います。      




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