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5.4億円の資金調達!ピッチと共に駆け抜けた資金調達ロード

こんにちは!WizWe代表の森谷です。

5.4億円の資金調達を実施しました!濃密な1年でした。ピッチをしながら駆け抜け、結果、資金調達もまとまった時間となりました。

ICC登壇が今回の資金調達へつながる道のスタート

今振り返ると、ICCのスタートアップ・カタパルトに登壇させてもらったことが、全てにおいてプラスになりました。重要な資金調達の面談においては、だいたいの投資家様がICCでのピッチ動画と記事を事前にご覧になっており興味関心を持っていただいてました。

ICC登壇を本格的に視野に入れたのは1年半前。2021年7月の資金調達ラウンドでリード出資をいただいた、モバイル・インターネットキャピタル(通称MIC)様からのアドバイスでした。MIC様からは、以降適切なタイミングで金言ともいうべきアドバイスが届き、一つ一つが重要なステップとなり「楔」となっていったように思います。結果的に中長期で見た時、WizWe全体としての大きな進捗につながっていきました。

以下のコメントを受けて、ICC登壇に向けて『一歩踏み出した』ことが今回の資金調達へとつながる道のスタートだったように思います。

以前、noteで記載した通り、幸いにも2022年2月のICCで登壇できることになり、気合を入れて準備しました。実は、本番での品質を上げるために、ICC直前にMIC様のオフィスで想定リハをやらせていただきました(本番では惨敗だったので、リハさせてもらったことはICC直後のnoteではアップしませんでしたが、本番さながらのリハができて本当にありがたかったです。)

MIC様のオフィスで最終リハ!仕上がり状態は良く、自信を持って本番に挑みました。

勝つ気満々だったので記念写真もとりました。。
このリハ写真と共に、ICCの後にアップする予定でしたが……

結果は惨敗。。。入賞にもかすらず。。。

惨敗!!

しかし、ビジネスとは実に面白いものです。ピッチは惨敗だったのですが、その後にICCの皆さまがアップしてくださった『ピッチの書き起こし記事』に強力なパワーがありました。

私のカタパルトでのピッチの書き起こし記事が、2022年の1年に渡って、様々な方に読まれ、なんと2022年の3位にランクイン!この書き起こし記事がWizWeの事業に大きなプラスの影響をもたらしていたのでした。ICCは登壇後の「書き起こし記事」の再構成も本当に素晴らしく、登壇の機会をいただき、本当に感謝しかありません。(ICCの皆様、ピッチ動画も記事も、すごいパワーがありました。ありがとうございます!)

登壇後1年に渡って、追い風となりました。本当にありがたいです。

しかし、そうは言っても調達活動は当初より時間がかかってしまいました。

売上も相応に伸びており、ICCで訴求したSmart Habit LTVというサービスも営業活動の本格化に伴い大きく伸びるという手応えを感じていましたが……「外部の調達環境の変化」および「Smart Habit LTVの本格的な伸びが見えるまでの時間」という2点によって、調達は後ろ倒しになりました。

外部環境の悪化により、当初の予定を早め資金調達活動を開始

2022年3月。MIC様から以下のコメントを受け取りました。「マーケット環境の不透明さから資金調達環境は厳しくなる。WizWeにとっても、かなり厳しいと想定して、動いていくべし」という内容でした。

このご連絡、本当にその通りとなりました。

かなり苦労するという前提で心構えせよというアドバイス
特にWizWeのことを知らない新規の投資家様とのやりとりはタフだろうという予測も。ただ、「本質的価値の磨きこみ」が光になるだろうと。。結果は、本当にその通りになりました!!

この連絡を受けて、資金調達活動については、すぐ動くことにしました。最初の一歩の動き出しを早くすることで、市場の変化の全体像を早く自分の肌感覚でもつかもうとしました(もともとは、ICCで訴求したSmart Habit LTVのトラクションが更に積まれ伸びているであろう夏頃から資金調達に動き始めるというスケジュールでした)

3月の段階だと、様子見(=このタイミングでは見送り)したいという回答が殆どになると想定していましたが、「謝絶が増えるリスクよりも、動き出しが遅かったために、外部環境の変化への適応が後手にまわるリスクの方が大きい」と判断しました。

どんどん投資家様に会い、マーケットの厳しさを肌で感じることで、健全な危機感も早期に醸成できると考えました。(自分の場合は、勇足で一つ上に挑戦して、先に敗北重ねながらの改善サイクルでステージを上げるタイプなので、この形が合っていました)

先に動くことで、投資家様の中でのWizWeのポジショニングを俯瞰して見ることが早くでき、結果的に『資金調達の成功の確率』を私自身が精度高く予測できるようになっていったように思います。

3月末、MIC様から以下のご連絡がありました。

3月、4月でピッチ資料にアップデートをかけ、投資家様巡りをスタートしました。

結果は、「厳しい見方をされる」という予測通り、「もう少し様子をみたい」「今のタイミングでは見送り」という反応ばかりでした。一方で、WizWeの本業の事業が伸びており、新規営業の手応えもしっかりあったので、夏以降になれば、投資家様の反応が変わってきて、検討確度が上がると予測していました。

ただ、外部の環境は更に悪化していきそうでしたので、事業成長よりも外部環境の悪化が激しい場合に備え、プランB、プランCも早めに準備することにしました。

具体的には、以下2つです。

1)既存株主や関係性が比較的太い会社からのボトムラインでのエクイティ
  での支え
2)いざという時のブリッジファイナンスでの時間稼ぎ

既存株主の皆さまへ、次回ラウンドでの追加出資のご意向を伺いながら、仮に調達ラウンドが想定より伸びた際の、バックアップの準備をしました。

既存投資家様ではサントリーホールディングス様からは、基本方向として(2022年1月に出資したばかりなので、まだコミットはできないけれど)追加出資については検討できそうであり、時期は冬くらいであれば、という感触をいただきました。他にもいくつかの株主様で、コミットではないけれど、出資の検討については、可能性ありという所感がありました。外部環境がタフな時期にも関わらず、既存株主の皆様からは応援を続けていただき、本当にありがたく思いました。こうした時期の応援に「事業成長を通じて、必ず恩返しする!」と心に誓いました。

ブリッジファイナンスとしては、資金調達ラウンドが、何らかの理由で、後ろに長引いてしまった時の打ち手として準備しておくことにしました。ベンチャーデットの活用です。

WizWeは、大和証券様から定期的にご連絡をいただいていましたが、その大和証券様がスタートアップ融資に参入したというニュースを拝見しました。記事を見た当日に大和証券様にコンタクトをとりました。大和証券様はすぐに動いてくださりました。大和証券様にはこの他にもピッチコンテストの登壇機会をいただき、エクイティ調達面やパートナー候補含め、多くの企業様をご紹介いただきました。タフな局面でのこうした支えは、本当にありがたく、伴走をいただき、とても心強く思いました。WizWe前身のWEIC時代も一番タフだった時に大和証券様に大量発注をいただいて生き残ったのですが、今回は外部環境が激しさを増す中、多大なお力添えをいただきました。

大和ブルーフィナンシャル株式会社様とお打ち合わせを実施。その結果、ベンチャーデット(融資)によるブリッジファイナンス(繋ぎ)については「基本線としては出していただけそう(もちろん実施時の事業の状況にもよりそうでしたが、お話をした時の私の直感としていけそう)」という感触を得ることができました。

春の段階でバックアッププランの準備にも入れておけたことは、結果的に重要な時期に本質的な事業に集中できたという点で、大きなプラスになりました。

WizWeの事業は、時間の経過と共に着実に伸びており、後ろになればなるほど、事業に勢いがついていく確信がありました。つまり時間が稼げればよい。3~6ヶ月で事業は劇的に変わります。検討が後ろであれば、あるほど、資金調達にはプラスになりそうでした。ただ、キャッシュは着々と減っていきますので、事業面の進化速度と、キャッシュの減る速度が、かなり繊細な所で交わりそうな印象でした。よって、融資によって息継ぎして、時間を稼ぎ、全てまとめるというバックアッププランの準備に入りました。

事業面の進捗では、7月頃からは運動とヘルスケアにおいて、WizWeの習慣化が高い成果に繋がるという実績がファクトベースで出てきました。これによって、外部の方の印象として、WizWeの事業のTAMが大きく感じられるようになりました。

そして、9月。JR東日本グループのフィットネスクラブ JEXER様、およびサントリー様の「ウエルビーイング向上プログラム」にて具体的な社名と、実施内容の事例を公開できるようになっていました。この名前出しでの2つの事例公開のパワーは非常に大きく、健康増進やヘルスケアにおけるWizWeの習慣化事業の有効性への信頼度が上がりました。結果、新規投資家様の検討でも、最終段階に近いところで、あと一歩というケースが増えていきました。

事業説明をした際に、「話の聞き手=投資家様」が自然想起するTAMが大きく広がった感覚がありました。「私たちの事業概要やサービス内容は、同じなのですが、詳細の事例によって、外部の受け取り方が変わった」という印象を持ちました。

結果、私は自分の中では、「冬まで粘れば、事業は更に進捗し、シリーズはまとめていけそうだ」という肌感を持てるようになっていました。(あくまで予測にしか過ぎませんので、予測が外れることは普通にあると想定し、重層的にバックアッププランを準備しながら事業運営をしていきました)

強力な後押しとなったヘルスケアピッチ

フィットネスやヘルスケアでの事業積み上げに加え、直接的に投資につながった起点はピッチの舞台でした。

2022年7月21日に開催されたスタートアップワールドカップの日本最終予選。ここでのピッチにより2社の投資家様がWizWeに興味を持たれ、出資につながりました。

パツパツの中、ギリギリで仕上げたピッチでしたが、この舞台で2社の出資につながり、
ピッチをご覧になったフォースタートアップス様からのご縁で
エムスリー様の出資につながりました。

また、ピッチを聴講いただいたフォースタートアップス様からもお声がけいただきました。CVCマッチングをしていらっしゃる部門の方でWizWeの事業と相性が良さそうなCVCがたくさん想起され、面談設定の提案をいただきました。マッチング先のお名前を教えていただいた所、WizWeの習慣化事業と、明確なシナジーが想像できる企業様ばかりで、大変ありがたいと思いました。

実際に、フォースタートアップス様にご紹介いただいた企業様で出資が決まることになりました。それがエムスリー様でした。

エムスリー様との初回面談の頃には、ヘルスケア関連の事例が更に増えていました。こうした日々の積算は、ユーザー様の成功のために伴走しているWizWeメンバー、習慣化サポーターのおかげであり、コツコツした成果の積算を本当にありがたいと思いました。

エムスリー様は初回面談で、ICCのスタートアップ・カタパルトの動画と記事で興味を持たれたとおっしゃっていました。ICCでの登壇はここでも浮力となりました。

また、7月末頃にMIC様から以下のコメントもあったので、ヘルスケアピッチに軒並み申し込んでいました。結果的にはヘルスケアでの訴求と実績もWizWeの資金調達をまとめる上での強力な後押しになりました。

MIC様からの推薦があり「かんぽ生命 - アフラック Acceleration Program」へ申込み。ファイナルまで残りました。そしてヘルスケアピッチ軒並み申し込みへ。

ヘルスケアピッチでは経済産業省主催のジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2023においてファイナリストの5社に選ばれました。結果、WizWeの事業とヘルスケアの親和性が外部からも明確な状況になっていきました。私たちの開発したシステムも、サポート内容も、従前から変わりありませんが、本質的価値が積まれ、ヘルスケア領域での実績を公開可能になったことで「ヘルスケア事業」というアイデンティティがWizWeに加わったのでした。

甘えに喝を入れられ熱量が濃縮

このように事業面は進捗していましたが、9月の末に大きな山がやってきました。

事業規模も一定になっており入出金の金額が大きくなる一方で、キャッシュは後半にいくにつれて薄くなるため、運転のヨミの複雑性が増していました。入出金の「期ズレ」や「ヨミのズレ」によって当初予測よりも、早くキャッシュを入れる必要があることが判明しました。運転資金のヨミが甘かったのでした。

これは一旦先に、つなぎでエクイティを入れる必要があると、MIC様を中心とした既存投資家様に先に支えて欲しいとお伺いを立てました。9月半ばのことです。結論は「それは、甘えだ。甘えるんでない。グロースシナリオだろうと。それで今までやってきてるんだろう。森谷さんは過去にタフな中でも資金を集めきっているだろう(最後まで粘ってMBOやっているだろう。だったら、今回も集められるだろうという意図)」という喝でした。今思っても、ここぞという最適の時期に、ベストな喝が入ったように思い、大変ありがたく思います。

自分の中では、考え抜いて将来予測を複数立て、それを同じ熱量で自ら疑い壊し、再度将来プランニングを練り、複数のシナリオを描くということを、毎日繰り返しており、その毎日の仮説検証の中で、私の中では、「資金調達は目標金額までしっかりと集まる」という確信がありました。必要なことは足りていない行動を全て実施すること。「やるべきことを、すべてやり抜くこと」とてもシンプルな話でした(もちろん、あらゆる将来可能性を予測し、各シナリオで必要となる意思決定の計画も準備した上でしたが)。毎日重層的に将来シナリオを考えながら行動量を大きく上げるのは、今思っても、自分の枠を広げる良い経験になりました。

この面談のおかげで、全てを短期間で整理し、一気に話をまとめていくことができたように思います。仮に今回キャッシュインができなかった場合のバックアッププランの整備。エクイティ資金の出し手は既に一定確保してある状態でしたが、その上で、最悪のシナリオとなった場合も生き残る戦略を策定し、取締役や幹部と意思統一を図りました。丁寧にバリューを紡いできていたので、こうした重たい局面では、皆、腹の据わりがよく、ネガティブシナリオの話をしていたのですが、逆に本気度の濃縮や熱量濃縮が進んだようでした。複数の大きな意思決定が必要であったタイミングでちょうど株主のエッグフォワード様と集中討議ができたことも大変ありがたく、同社の徳谷社長にも入っていただきWizWe幹部で半日の集中討議ができました。危機感の共有と共に意思統一が図られ、具体的な打ち手も明確になり、何というか、大きなプラスのエネルギーが生まれていく不思議な感覚がありました。

事業は伸びており、勢いもついており、私には事業への確信があったので、あくまでグロースに張りつつ、同時に危機対応モード的なバックアッププランを準備していきました。出費についても更に徹底して管理し、全社としての意識統一も図ることができました。

そして、今回のエクイティラウンドにおける、陰の最大の打ち手を実施。大和ブルー様からのベンチャーデットのブリッジファイナンス。すぐ検討をお願いし、2週後には着金。正に砂漠のオアシス。運転資金の循環や入金のズレが発生してもしばらく問題なくなりました。ここでの息継ぎによって、全てをまとめきる時間稼ぎができました。

私の中では「これで極めて高い確度でラウンドはまとまる」と確信を持つことができました。後ろになればなるほど事業が良くなるのですから当然なのですが「これで乗った」と思いました。春先から、バックアッププランとして動いておいて本当に良かったと今も痛切に感じます。

大和ブルー様の決裁完了と共に、全てが勢いづいていきました。実際にこの決裁の1週後には別の投資家様でのエクイティの決議が通り、ヘルスケアピッチについても、追加で2件ファイナル進出が決まっていきました。ここで時間稼ぎができたので、私のマインドが事業面の更なるグロースと投資家様への対応にフルに活用可能となりました。

MIC様に気合入れを行ってもらったおかげで、私の腹が据わり、即デットでのブリッジファイナンスに動き、その後も通常の3倍の行動量、3倍の意思決定サイクルが回っていたように思います。また、最悪のパターンもリアルに想定した対応策を考えるなど、経営層の危機感が良い意味で高まり、全社として熱量が高まっていたように思います。

エムスリー様の出資とピッチ3連戦

こうした流れの中で、11月末にエムスリー様からの出資が決まりました。エムスリー様が投資検討に入られている時には、既に必要資金の確保は概ねできている状況にあり、私の頭も完全に事業成長にフォーカスできるようになっており、この点もプラスに働いていたように思います。

最終面談は代表取締役の谷村格様でした。伝説的な創業者の方であり、面談の時間をいただけるだけで光栄でした。100以上のQ&Aに回答できる準備をして面談に臨みました。面談の詳細は記載しませんが脳が今までで一番回転した濃密な60分でした。

noteのプロフィール記事に記載してあるように、2022年のハイライトはHealthtech/SUM2022にて最優秀賞を受賞したことでしたが、実は、ピッチファイナルの直前に、資金調達面で大きなヤマ場(エムスリー様での最終面談)があったのでした。このヤマ場のおかげで、ピッチファイナルにおけるQ&Aは、どんな質問が来ても、自信を持って回答できる状態に自然に仕上がっていました。ピッチの本番も緊張しましたが、エムスリー様との最終面談も同レベルで緊張しており、ここをクリアしていたことも、ピッチに好影響がありました。

そして12月からピッチファイナル3連戦へ!

1戦目:Healthtech/SUM2022(メドピア/日本経済新聞社主催)

 Healthtech/SUM2022(メドピア/日本経済新聞社主催)
「最優秀賞」と「オーディエンス賞」をW受賞しました!

2戦目: FUSE/DIVERS(フォースタートアップス主催)

FUSE/DIVERS 錚々たる顔ぶれ
FUSE/DIVERS ピッチの様子

3戦目:ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2023(経済産業省主催) 

 ピッチの様子
ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2023(経済産業省主催) 
優秀賞を受賞

このファイナル3連戦の間に資金調達活動がクロージングを迎えることになりました。各種調整や条件確認など、当初の想定より更に時間がかかってしまい、ファイナル3連戦の1戦目である、Healthtech/SUM2022の当日である12月2日に、ようやく最後の出資者様による決議が出る形となりました。

こうした更なるクロージングの後ろ倒しがあっても、ピッチや事業に完全フォーカスできていたのは、大和ブルー様のベンチャーデットのおかげであり、こうしたサービスが存在するスタートアップ生態系は、本当にありがたいと感じました。

「習慣化プラットフォーム」を更に磨き抜く!

今回、ピッチによって多くの縁をいただき、資金調達ラウンドがクローズしていきましたが、本当に多くの皆様に支えていただきました。

早々に追加出資について、検討をいただいたサントリー様、ポイントポイントで、次の目標や注意すべきポイントをご連絡くださったMIC様、そして、WizWeの組織面再編の際や私自身の心の支えとして伴走をしてくださったエッグフォワード様など、WizWeを支えてくださる既存株主の皆さまからの支援を本当にありがたく思います。

10年前から事業面で関係があったダイレクトマーケティングミックス様には、秋のタイミングで早々に出資の方向性というお話をいただき、心の支えとなりました。同社はコンタクトセンター事業を展開しており今後の習慣化サポートの拡張で協業を深化させて参ります。また、新たなに株主となられたフュージョン様にも早々に出資意向の意思表明をいただきました。LTV向上の領域で「同社のマーケティングの知見×習慣化」として連動しながら相互でサービスを補完して参ります。また米ペガサステックベンチャーズ様にはスタートアップワールドカップの出場という機会をいただき、エクイティ調達面でも支援をいただきました。スタートアップワールドカップがきっかけで複数のエクイティにつながりました。

社内外でWizWeの事業を支えてくださる皆さまにあらためて感謝申し上げます。既存株主の皆様やパートナーの皆様からのアドバイス、全方位的なWizWeへの支援があったことが、本当にありがたく、今までのエクイティラウンドで入っていただいた皆様の支援があったからこそ、今があると感謝しております。

WizWeメンバーは、今回の一連のロードを共に走り抜いてくれました。ある人は既存事業を磨き上げ、ある人は新領域を開拓、ある人はChange for Purposeとして大きな組織再編の波にアジャストしてくれました。心から感謝しています。

また、2022年1月に入社し共にこの資金調達活動を走り抜いてくれた経営企画室長(現 執行役員CFO)の津野とは共に、多くの面談とQ&A対応を行い、時に大いに凹み、時にテンションMAXとなり、苦楽を共にしました。最後まで共に走ってくれてありがとうございます!次回のファイナンスも熱量高くがっつりやりましょう!

新たな株主の皆さまを迎え、「習慣化プラットフォーム」を更に磨き抜いて参ります。例えば、習慣化を通じた以下のようなプロジェクトに既存株主および新たな株主様と取り組んで参ります。株主の皆さまとのコラボレーションとなります。複数の事業会社様と本格的に取り組んで参ります。

・睡眠に課題を感じる人へ向けた、ウェルビーイングプログラム。専門家が処方した行動の継続を実現。

・「食事管理」×「運動」×「専門家が処方した行動」で実現する健康経営

・「服薬の継続」×「健康増進活動」の習慣化

・医師や理学療法士といった専門家による指針と習慣化サポートの連動

・マーケティングの知見を応用したD2C(主に健康食品と美容領域)におけるLTVの向上サポートの樹立 

・看護師様や薬剤師様が所属するコンタクトセンター様とのコラボで実現する、治療領域もカバーする習慣化サポート

こうした新たなコラボレーションを通じて更に習慣化プラットフォームを磨き、近い将来、習慣化プラットフォームを開放し「習慣化の輪が自己増殖する」未来を創って参ります!

WizWeでは共にビジョンを目指す仲間を募集しています!少しでも興味を持ったらぜひご連絡ください!また、WizWeの習慣化プラットフォーム構想に共感いただける事業会社様、投資家様、パートナー様など社外の仲間も大募集中です。

私たちは、多くの皆様との出会いに恵まれ、習慣化事業を通じての皆様の縁と共にここまで走って参りました。「習慣化プラットフォームで100億人を在りたい姿へ」というビジョンがあり、事業を通じて、これからも多くの皆様とあらたな出会いがあり、あらたな事業面での関わりがあり、縁が深化&進化していくことと存じます。こうした皆様との縁を大切に、習慣化プラットフォームを増幅させて参ります。WizWeの習慣化事業にご興味を持たれた方、ご連絡をお待ちしております!!