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【貯蓄から投資へ】市場調査こぼれ話~vol.1~

こんにちは。株式会社Wizleapで、「マネーキャリア」の広報PRを担当している、宮川です。
新卒で大手証券会社に入社、その後大手人材IT系企業に転職、4年間営業畑でやってきましたがこの度ご縁がありPRとして今年4月にWizleapに入社しました。
よろしくお願いします!

6月7日に閣議決定された、岸田文雄政権初となる「新しい資本主義」の実行計画と経済財政運営の方針(「骨太の方針」)。
「貯蓄から投資」を促す方針が決まった今、FP相談などの需要は高まっていくと予想されます。

ネオマーケティングさんに調査依頼した「資産形成について」の市場調査結果をPRtimesでは触れられなかった結果について書いていきます。

PRtimes調査結果はコチラ 


世代別・男女別、資産形成において活用しているものは?

トピックス

20代はコロナ禍以降に資産形成について前向きに考え、男女共に運用に積極的
■ 男性
の方がリスクをとった金融商品を保有している割合が高い
■ 20代
「預金に興味がない」が多数
■ 50代つみたて系の資産形成は不向きと考えている人が多い

つみたてNISA制度

2018年に開始した「つみたてNISA制度」。興味関心が強いのは20代30代という傾向に。
その背景として「コロナによる減給」、「年金問題」や「物価上昇」への不安感、そして「投資の知識が少なくても資産形成ができる」という安心感の2面から、人気が出てきているようです。
特に20代は、男女共にコロナ禍(2020.4)以降に始めた人が多くなりました。在宅時間が増え、SNSでお金について情報収集をするのが当たり前になっている現在の環境が影響しているのでは?と考えます。

それに対し、つみたてNISAは毎月積み立てたものを選んだ投資信託で運用していく且つ、2018年から始まった制度のため、リタイア直前の50代には響かないことが結果からわかりました。

iDeco制度

iDecoに関しては、
・NISAとセットで話に出てくることが多く、類似している
・やっている人も含めると6割以上が「興味あり」と答えている
ことから、「つみたてNISAは始めたけれどiDecoはまだ手をつけていない」人が一定数いることが予想されます。
つみたてNISAに注目されがちですが、iDeco制度に関してもつみたてNISAと同じくらい潜在ニーズがあることがわかります。

他金融商品同様、20代はコロナ禍以降に始めている人が多いです。

投資信託

投資信託に関しては、コロナ禍以前からやっている人が多いことがわかりました。女性に比べ、男性は投資信託に運用資金を回しています。
ここでも20代は、コロナ禍以降に始めた人が多く、
20代男性と30代男性を比較すると、約10ポイントの差があり、20代女性と30代女性を比較しても約11ポイントの差がありました。

50代に関しては、普通NISA口座を開き、いつでも売却可能且つ、つみたてNISAやiDecoに比べ、まとまった資金+短期間でリターンを狙える可能性が高いことから投資信託を買っている人が多いのではないでしょうか。

株式投資(外国株含む)

ここでは男女差が顕著に出ています。
「株式投資=損をする、危ない、博打」というイメージが先行しているためか、20代〜40代女性は「やっていないし興味もない」の割合が高く出ました。
「コロナ禍前から始めて現在もやっている50代女性」は、子育てを終え、ある程度リスクをとることが可能になり、始める人が多いのではないでしょうか。

定期預金

定期預金に関しては、世代による差が大きく出ました。
預金=超低金利しか知らない世代では、「定期預金は意味がないからやっていないし興味もない」割合が高く出ました。
今の20代は「低金利すぎて預金に回す意味がない」と考えている人が多いことがわかります。
実際にやっている割合を見ても、他世代と10ポイント以上の差が開いています。

生命保険

生命保険に関しては、ライフイベントをきっかけに入る男性が多く、20代男性と30代男性で20ポイント以上の差が開きました。
健康に関してまだ気にしなくても大丈夫な20代は、興味すらない割合が高いです。
金銭的に安定しない20代は毎月掛け捨て保険に入るのであれば、目の前の楽しみや趣味、貯金に回したいと考える人が多いのではないかと考えられます。

死亡保険・収入保障保険・医療保険・がん保険
貯蓄型生命保険(変額保険、外貨建保険など)

お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア」

URL:https://money-career.com/

「マネーキャリア」は「資産形成をしていない」「何から手をつけていいかわからない」人でも気軽に資産形成を始められるきっかけを作るサービスです。
ライフプランに関して、情報をわかりやすくユーザーに届け、最適な解決策を提供することによって、ユーザーの意思決定をサポートする事業を展開します。
ほとんどの人がFPへの相談や、マネーセミナーを活用したことのない現状を「マネーキャリア」で変革していきます。保険や家計、年金、住宅ローンなど、幅広い悩みの解決策を提供することにより、リアル・ネットの垣根にとらわれず、お金の悩みをワンストップに解決することを可能にしていきます。

<企業概要>
株式会社Wizleap
【代表取締役】谷川昌平
【所在地】〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ606号室
【お問い合わせ】株式会社Wizleap 広報部
E-MAIL:info@money-career.com


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