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【イース8】プレイ日記 #9「狂宴の終わり」

 「イースⅧ -Lacrimosa of DANA-」は、冒険家アドルを操り、漂着した「呪われた島」セイレン島を探索するアクションRPGだ。プレイした感想なんかを記録がてら書いていく。

 俺だ。前回は、「二章は大体こんな感じが続くのか」と思っていたら、突然無人島みたいな事が始まって驚いたとこまでだな。


≫捜査開始

 それじゃあ、朝になったし捜査開始するか。
 しかし、どう思う? なあドギ。

もともとが寄せ集めの集団だからな。
なにかひとつでも不安要素があると、脱出することもままならんよな。

 ディナにも話を聞いてみたが、カーラン卿のことに納得いってないみたいだな。
 サハドもそうだが、迷惑だったが死ぬほどじゃなかった、という感覚はあるようだ。こいつが死なないと収まらないってわけじゃなかったし。

お前はなんか見てないか? ハシビロコウ。

 駄目か。
 そういえばヒュンメルが村に戻ってきたから話を聞くか。

 ヒュンメルはどこへ行っていたのかは教えてくれなかった。とはいえ、パロが来るまで俺たちと一緒だったんだから到底無理だな。

ヒュンメルが別行動になったのは、
「名無しを捕まえるのが自分の目的と一致しないから」だそうな。
お前は真面目か。
バラバラなんだか信用できるんだかわかんねぇんだけどさあ、パロ。
まあお前が犯人じゃねぇのかわかるよ。
文字が書けない以前にもっと重大な理由があんだろ。

 とりあえず次は洞窟の中に入る。アリスンは女だから違うだろ。うん。

 じゃあ次、リヒト。
 来たばかりだからか、意外に冷静にこの状況を見ているようだ。まあこいつは船長が切られた時は一緒にいたしなあ。どうして最初がカーラン卿だったのか、ってとこを考えていた。

先のことまで考えてちゃんと犯行に着手してるのでは、ってことらしい。

 リヒトは医学生で、なんでもロンバルディアの船医が急病になったんで急遽代わりになったらしい。キルゴール先生をめっちゃ褒めていた。

 その船長にも何か気付いたことが無いか聞いてみると、こんなことを言い出した。声をかけられた時、すぐ近くにいたわけじゃなく、結構遠くにいたようだな。メライって多分メートルだろ。

「切り裂き魔」という名前もそうだが、
メモ書きにはナイフがあったんで、凶器はナイフだと思い込んでいたようだ。
だが実は凶器は違う可能性が出てきたのか。

 船長は船長で、生き残った乗客から死者を出してしまったことを悔やんでいるようだ。うーん……なるほど……?

 ところで当の二人を手当していたキルゴール先生によると、傷自体は浅いものだったらしい。

急に名探偵アドルが始まっている……。

 先生にも首のあたりに傷のようなものがあったが、日焼けの跡だと。なんでもアルタゴ公国とやらに居たらしい。アドルが普通にそっちに興味を示していた。さっき名探偵アドルが始まったって言ったばかりなんだが?


≫切り裂き魔の罠

 ひととおりそのへんの奴らに話を聞いたが、これといった進展は無かったな。ある程度情報は集まった気がするが、まだ凶器についての情報は無しか。
 話し合っていると、不意に何か見つけたので追いかけると……。

なにやら仕掛けられていたようだ。
だがこいつは……。
近くを調べるとこんなものが見つかった。
サハドの目が無きゃ見つからなかったな。
首なしライダーの都市伝説とかで、引っかかって死ぬやつだ。

 やってきたエアランは、何やら心当たりがあるようだ。

ほー。ロムン軍が使うやつか。
トラップを踏むと、こいつでばっさりやられるらしい。
やっぱり首が飛ぶやつだな。
だがそれを知ってるお前は……。
そうなんだよな。
でもこんなペラペラ喋るか? というのもある。

 まあともかく、これで凶器も判明したんじゃないか。ひとまず船長に報告に行こう。


≫切り裂き魔の正体

 おーっす船長。とりあえず聞き込み調査は終わったぞ。で、凶器もわかった。

Q.何故、犯人は船長から離れた場所にいたのか?
A.凶器はナイフではなく既に仕掛けられた罠だったから

 で、残りはその犯人が外部犯か内部の人間かってことなんだが。
 ひとまずラクシャの傷に関しても浅くて大丈夫なようだ。一応、あとでキルゴール先生に診てもらおうという話になったが……。

 サハドがキルゴール先生がアルタゴに滞在していたと話をすると、毛色が変わった。

アルタゴに行く方法はアドルとドギがずっと探していた。
だが、キルゴール先生は行ったことがあるという。
ただの旅行者では入れない。しかし、軍医であるなら……?

 軍の関係者であるのなら、アルタゴに行けるはず。そして鋼線の罠を知っているのは……。話を聞こうにも、肝心のキルゴール先生は不在だ。
 そして医療スペースを調べると……。

正直お前が探すのかよと思ったが、
キルゴール先生が軍の関係者であることを隠してたほうが
怪しさ的には上なんだよな……。


≫「名無し」を追って

どうしたんですかじゃねぇんだけど。
お前に「名無しの切り裂き魔」疑惑がかかってんだわ。
エアランの同僚を殺したのもこいつらしい。
まあ、こう言う時点でもう決まってるんだよな。

 もはやこうなると認めたようなもの。
 一体どうして、というラクシャの問いに、見ず知らずの遭難者が協力しあうのは実に美しいとか言いだした。
 なんだお前、突然頭沸いたか!?

 だが投降や説得に応じるつもりはないようだ。突然動いたかと思うと……。

鋼線を操り、アドルたちの背後へと降り立った。
お前本当に軍医か?

 ともかく、逃げたキルゴールを追うぞ。
 パロが上空から逃げた先をナビしてくれるようだ。お前ほんと有能だな!?

人間の区別がはっきりついてる……。

 パロの案内で、海岸にたどり着いた。いないようだが。

追ってきた他の二人とも合流。
だが、女の子を発見?
見ると、どっかで見たようなガ……少女が獣に囲まれていた。
獣はすぐさま片付けたが、どうやらこれも罠だったようだ。

 キルゴールから見ても、大腿部の動脈切断とかいう重傷。

おう、待ってろ。
それまで死ぬなよ!!

 船長は先の出血も手伝って、気を失ってしまった。
 こうなるともう、ますます名無しの死体を土産に持ってこねーことには始まらんな。本来は裁く方がいいんだろうが、無人島っていうこの状況からして、死体になった方が早くないか。


≫vs名無しの切り裂き魔

 おーっし、追い詰めたぞ名無し。お前の目的はなんだ。快楽か。

狙っていたのは船長の他に、アドルもだったらしい。
そういえばラクシャがやられた時、
本来はアドルを狙ってたのか。

 船長とアドルのおかげで、バラバラだった漂流者がまとまり、希望が見えかけてきている……。そんな状況で二人を失えば……。……まあ、だいぶ面白いことになるのは認めてやるよ。
 物事が先に進むには、二つの作用が必要。奴が言うにはそれこそが正義と悪であると言わんばかりだな。正義と悪が歴史を作ってきたにも関わらず、悪は憎まれるばかり。
 歴史に残るのが結果だけであるなら……。

知らんな。
俺はお前に代償を払わせるだけのこと。
思えば対人戦は初じゃないか!?
囲め囲め!!!

 鋼線の攻撃が意外に面倒だな! 下手に食らうとすぐに「失血」状態になっちまう。うまい奴なら速効で避けられたり反応できたりするんだろうが……。

 なんとか倒したが、間一髪で逃げられてしまった。しつこいなお前!!
 だがこのまま島で潜伏されても困る!!

 面倒くせーことになる前に、なんとか……。
 と思いきや、そこにやってきたのは例の古代種だった。

弱ったキルゴールを跳ね飛ばし、
動けなくなったところを餌として持っていってしまった。

 ……正義だろうが悪だろうが、大自然の脅威には勝てんということか。
 さすがにラクシャも複雑なようだ……。


≫狂宴の終わり

 急いで船長のところに戻ると、なんとか意識だけは回復していた。
 奴はいまから手当しても間に合うかどうかと言っていたが……。ど、どうにかなるよな?

ま……まだ大丈夫だろ?

 めちゃくちゃ最期っぽい雰囲気が出てるんだが、助かる可能性とか無いのか!? あるだろ!
 だが船長は、アドルに乗客たちを島から脱出させてほしいと頼んで事切れてしまった。

 ……いや、事切れてしまったっていうか……。
 ……は!?

いやっ……え!?
パロも墓碑の上で無言で空を見上げる。
その景色がなんとも胸をうつ。
に、二部が終わった……!?

 こんな気分で第三部に入れと!!?!?

 嘘だろ本当に船長が死んだぞ! フラグとかあったか!?
 あれか!? 二歳の娘のために脱出しないといけないとかそういうやつか!?
 サハドも妻子持ちな事や、いろんな人間がいるという事実に惑わされてフラグが霞んだのか。全然わからなかった……。

 なにげに精神的支柱だった船長を失ったのはでかいぞ……。中心を担い、責任を請け負うリーダーとして普通に適任だったからな。こりゃ、三部はどうなるのか……。



≫はっきりとした夢

否応なく夢が出てきた!!!!

 まだいろんなショックを引きずってるんだが!?
 えー。……あー。

 夢の中では、ダーナが大樹の巫女に選ばれているところだった。他の人間からしても意外な事だったみたいだな。
 同じ修行仲間のオルガともう一人は、なんだかんだ言いつつ明日の『植樹祭』とやらを見届けるらしい。

いきなり夢がはっきりとした……。
それとも夢じゃなくて、完全に主人公自体が変わったのか、これ?

 マジか。
 今度はこのダーナの操作に入るのか。船長を失ったショックが覚めやらぬ内というか、ちょっと思考の切り替えを強要されることで落ち着くというか……。

 とりあえず、大樹の寺院とやらをぐるっと回るのは明日にしようか。
 今日はここまでだ。

 ここまでありがとう。ではな。

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