飛距離アップの為の重要な筋肉ベスト12 筋トレ種目 ゴルフ ヘッドスピードアップ

飛距離をアップ(ヘッドスピードアップ)させる為のどの筋肉を鍛えるべきか?
筋トレ種目として何がベストか?
ミート率を上げるというのも飛距離アップにつながる重要な要素ですがここではヘッドスピードアップに重点をおくことにします。

結論は以下の通りです。

<重要な筋肉ベスト12>
1上腕三頭筋ー腕の振り、左肘を伸ばす
2脊柱起立筋ー前傾角度の維持、上半身の回転
3広背筋ー腕と胴体の引き付け、腕の振り
4三角筋後部ー腕の振り
5大円筋ー腕の振り
6腹斜筋ー上半身の回転
7大腿四頭筋ー腰の高さ維持、大地の蹴り上げ
8腹直筋ー前傾角度の維持、上半身の回転
9肩甲下筋ー右腕のパワー
10大臀筋ー体全体の回転、捻転差
11ハムストリングスー腰の高さ維持
12腓腹筋/ヒラメ筋ー右つま先での蹴り上げ

上半身の筋肉が上位を占めました。

手打ちになっている人にも、プロと同じ様な完璧に近いスイングの人にも上記の順番に変わりありません。
極端な話、腕だけでスイングしてもそこそこ速く振れますよね。
「手だけでフルな」ってよく言われますが、ボディターンの方が優れている理由は、大きな筋肉を使って再現性が高いことなんです。
要するに同じスイングを毎回正確に行う為にはボディターンが必須です。
しかし、ヘッドスピードを上げるということであれば、下半身よりも上半身です。
グリップの通過速度を上げればヘッドスピードも上がります。
自分の限界近くでスイングすると大半の人は腕が遅れてきます。脳は腕が遅れていることを察知して、体の回転スピードを調整して遅くするのです。
脳が自動的に調整するのでどうしようもないですよね。
なので、腕が振り遅れない様に腕を振る速度の方が体の回転速度よりも速くなる様に鍛えるのです。
体の回転速度は、大抵の人はヘッドスピード60m/s以上に耐えれる程速いんです。

ここでは各筋肉の筋トレ種目については、自宅で出来る種目、ジムで道具を使って行う種目など多くの種目がございますので割愛させて頂きます。
筋肉名で検索するといっぱい出てきますので各自調べて下さい。

ただ、オススメする最善の種目が1つだけございます。
最善というのは、誰でも道具なしでいつでもどこでも出来るという意味も含んでいます。

それは腕立て伏せです。

腕立てで鍛えられる主な筋肉は、
①上腕三頭筋
②腹直筋
③大胸筋

①の上腕三頭筋はベスト12の中でもベスト1の筋肉です。
上腕三頭筋は左手をアドレスからバックスイング、トップ、インパクトまで伸ばした状態にするのに必要な筋肉で、トップからインパクトにかけたダウンスイングでさらに大きな力が求められます。
トップで左肘が曲がる人は上腕三頭筋が弱く、バックスイングの慣性に負けて曲がってしまうんですよね。
インパクトも不安定になるので、上腕三頭筋は必須です。

②の腹直筋はアドレスからインパクトまでの前傾角度を維持しながら、体を捻り捻転差を作ってそれを一気にリリースしてボディをターンさせる為に重要です。
力いっぱいスイングすればする程、スイングスピードが速くなっても、前傾角度を維持しながらスピードアップをするには体幹も重要なんです。

<ベンチプレスとの違い>
腕立てと同様に大胸筋と上腕三頭筋を鍛えるベンチプレスと違い、腕立てではプランクと同様に腹直筋にも刺激が入り体幹が鍛えられるので一石二鳥ですね。
(最大筋力を向上させる為にはベンチプレスの方が高重量が扱えるのでいいです。)

ただ腕立てをしている時間では短すぎるので別途プランクだけで3分以上出来ることを目指して下さい。

③の大胸筋は重要度という点では低い部類に入ります。ダウンスイングからインパクトにかけて右脇を閉めて右肘をインパクトに向けておろす際に使われる肩甲下筋と一緒に働きますが、メインは肩甲下筋であり大胸筋はサブ的な働きでしかありません。
また、それほど大きな筋力がいるという訳ではありません。
おまけ程度に考えて下さい。

昔から大胸筋と上腕二頭筋(力コブ側)を鍛えると、筋肉が邪魔になり腕と胸の間の角度が鈍角になり、トップが浅くなるので上の2つの筋肉を鍛えるのはタブーとされていました。
今も不要ですね。

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