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WELCOME 19の夏・・・40回目

19歳40回目の夏が訪れる
40回の中には
ずーっと夏のような…
冬まで夏だった年もあれば…
夏なのにズーッと海の上で
まともにおひさまと
お目にかかれなかった
夏もある…


冷夏のせいでエアコンが不要になり・・・

タイ米に文句を言った年もあった。

去年のように
10月に海水浴ができるようなそんな年もあった。

今年の夏はどんな19の夏だろう?

19の岡平さんは呉の出身

若い頃は呉駅前などで路上ライブを
やっていたという

中央桟橋側の路上や旧そごう前で
歌っていた青年を見かけた記憶は…
あるが・・・
それが19だったのか
ないだろう・・・

19が売れっ子だった頃

ちょうど豊洲で船を作っていた

その同僚で一番若かった
ガスタービンの担当者が
呉出身の男子であり
岡平君と小学校・中学校の同級生だった(らしい)

本人は一切その話をしなかったが・・・
「仕事終わりに都心で一緒に飯を喰った」
なんて話を別の同僚から聞いた

「ある日仕事帰りにいつもの豊洲IHI生協の立ち飲みで一杯やっていくか!」
と誘ったら
「用事があります」
と先輩の誘いを断り・・・
そそくさと出かけて行ったそうだ。
寮に戻って来た彼を先輩があとで問い詰めたら白状したそうだ。

本人は寡黙な好青年だが
岡平君のストイックさと共通点があるのだろうか?

でも・・・寡黙な二人で
果たして会話が成立するのだろうか・・・
気をもんでも余計なお世話だ。

家族や知人・友人に有名人がいると

小生なら自慢したくなるが・・・
本来の家族や友人とは関係を大切にするため
案外語らないものだろう。

何カ月も母港に戻らない船に乗っていた時・・・
数か月振りに呉港へ接岸したら・・・
岸壁に

「コニタン」が待っていた。

欽ちゃんバンドで名をはせたあの
小西博之さんだ。
まさか同じ船の同僚に・・・
コニタンの友達がいるとは・・・
しかも岸壁で出迎えるくらいの友人

接岸作業が終わると・・・
艦内へコニタンがラッタルを
駆け上がって来た瞬間まで
「そっくりさん」だと船の者はみんな
思っていたが・・・
階段を一段飛ばしで軽快に
駆け上がって来た姿はまさしくご当人だった。

19は絶好調の時期に解散した。

小生も同時期に横須賀へ転出となり
それ以来19の同級生とは会っていない
年齢差が多少はあるが・・・
彼も定年前のいい年になっている。

紙飛行機を折るのが上手な・・・若手の彼は
一応現役だが優秀なエンジニアの親分?
もしくは幹部になっているのだろう
でも・・・無口な性分までは変わっていないはずだ。

19の存在も年月の経過で・・・
段々薄れて来た・・・
なぜそんなことを想ったのか?
土曜の夜寝付けなくて・・・
何度目かの19の夏のはじまり・・・
を夜更かして
オジの脳内で紙飛行機がリフレインする・・・

19の音楽はラジオでも滅多には流れない

もう懐メロになったなあと・・・
youtubuを閉じて・・・。

東京ポッド許可局を久しぶりに
生の放送時間で聴いていると
突然

「あの紙ヒコーキ くもり空わって」

が流れた・・・・

何故か・・・
その瞬間走馬灯のように
過去のさまざまな失敗が脳裏に浮かび
「あ小生にお迎えがきたのか?
 どこも不調はないけれど・・・」

もしかしたら
明日で地球が消滅するのか?
小生の寿命が尽きるか?

地球が絶滅するなら・・・
死なばもろともだし・・・
夜中にヘンなことが頭を去来したが
今日現在・・・
小生の足は無事で
頭にも三角巾はのせられていない。

19の音楽と東京ポッド許可局の選曲とは
どう考えてもあわない・・・
なぜラジオで流れたのか・・・
寝ぼけて・・・
練る前に19の事を考えていたから・・・
勘違いしたのだろう
人間の記憶は・・・都合よく出来ている

確認のため翌朝・・・ラジコで確認したら・・・
「19が選曲されていた・・・」
びっくりして震えた・・・

「きっと次はプチ鹿島がコニタンを俎上にのせる」

それとも定年前に館山に研修に・・・
小倉久寛とやって来た本田翼か?
どうせ妄想だからどちらでもよい・・・

あの頃・・・19歳1回目の夏

・・・好んで聴いた音楽と
今聴いている音楽は・・・
残念ながら少し違う

39回の夏で
あらたな曲が割り込んんできた

新しいモノスキの性分だけは
最初の夏のままだ。

曲の選択肢は広がったが・・・
結局いつも似たような・・・
ジャンルの曲を聴き
似たような・・・
ラジオを聞いている。

演歌は・・・何年かに一度
不本意に・・・
仕方なくお付き合いで行くカラオケで
吉幾三の「雪よ!」をがなる時だけ
それ以外にはない。

TVを見る時間は減ったが
TverやYouTubeで昔の番組や音楽を見聞きしている
画面が小さくなっただけだ。

何が変わったのか・・・
外見と・・・
記憶力・体力が失われたこと・・・
それだけだ・・・
内面は・・・
遠野高校の生徒会長の1学年上のままだ。

年甲斐もないとは小生のことだろう!!

暦の上で干支が5周しても
さしたる変化のない
40回目の19の夏

紙ヒコーキの折り方は・・・
残念ながらまだ覚えている

「近頃の若いもんは」
というオジオバは
案外少ない・・・
というか未確認だ。
その言葉をリアルで聞いた経験はゼロ
武田鉄矢のラジオで
聞いただけかもしれない・・・
なぜか
オジオバはいくつになっても
自覚がない・・・
そして
「若いモノをバカにするな」
とむかっ腹を立てている・・・

19歳は永遠にエンドレス

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