【喪女の婚活体験記#07】割り勘くん
結婚相談所に入り、何人かの男性と会いましたが、なかなか2回目も会いたいと思える人がいませんでした。
そんな中で、初めて複数回デートしたのが割り勘くんです。
初回のデート
初対面の印象が落ち着いていて話しやすく、スラっとした体型も私好みでした。年齢も同じくらいだったので話も盛り上がりました。
初回お見合いのお会計は割り勘だったので、もしかして脈なしかな…?と思いましたが返事はOKでした。
※パートナーエージェントでのお見合いは、初回の会計が男性の奢りとは決まっていないのですが、7割くらいの男性には奢ってもらっていました。なので、奢ってくれる方が多い中で割り勘ということは奢る価値がないとみなされているのかと思っていました。
2回目のデート
2回目は、予約してもらった個室のレストランで色々とお話しました。
私はザワザワした場所で話すのが苦手なので嬉しかったです。彼も、ザワザワしたお店や大勢の飲み会が苦手と話していて、共感できる部分が多かったです。
自分と年も近くて、根暗属性なところが気が合っていいなと感じました。
しかし引っかかったところがいくつかありました。
元カノとは毎日電話をする仲だったが、ある日突然彼女に振られた。振られた理由はなんでも話しすぎて隠し事のできない状態になるのが嫌だったとのこと
元カノのことをまだ引きずっている
うーん。毎日電話をするのは私も嫌かなと思いました。
そういえば、彼とLINE交換をしてから、チャットのような感じで頻繁にポンポンメッセージが来るのが気になっていました。
連絡があるのは嬉しいですが、自分のやりたいことがある時に連絡が来て妨害されるのは嫌だな〜と。
あと、彼は元カノのことが好きだったのだと思いますが、何回も話に出されると複雑な気持ちになりましたね〜。。正直な人なんだなと思いましたが。
彼は初対面では落ち着いている印象でしたが、蓋を開けると結構子供っぽいところがあるのかなと思いました。
んで、この時もお会計は割り勘でした😂
いや、奢ってもらうのが当たり前とは全然思っていないし、お金を払いたくないわけでもないのですが、デートで奢られないと価値がないと思われているんじゃないかと少し凹みますね…
3回目のデート
3回目は、少し遠出をしました。
公園を散歩したり、遊園地に行ったり、ご飯を食べたりなどデートらしいことをしたと思います。
デート中、全ての費用がやっぱり割り勘でした😅
その帰りに手を繋ごうと言われたので、男性とおそらく初めて手を繋ぎました。
ドキドキする感覚はあったが、嫌な気持ちにはならなかったのが自分にとっては収穫でした。(それまでの婚活で、手を繋いでもいいかなと思える人に出会わなかったので)
4回目のデート
前回のデートが終わった後に、「次はらむさんの家に行きたい」と言われました。
正直、自分的に家はまだ早いと思いました(だって告白されたわけでもないし、真剣交際にもなってなかったので!)
結婚相談所では、最初の3ヶ月程度は仮交際(他の人とも会って良いお試し期間)→お互いに結婚に向けてお付き合いする覚悟ができたら真剣交際に移ります。真剣交際中は、一般的なお付き合いと同じように、1人の相手としか付き合うことができません。
また、彼とは楽に過ごせるなという感覚はありましたが、好きなのかはまだわからなかったし、結婚相手として良いのかもわからない状態でした。
なので、「家デートはもう少し仲良くなってからにしたい」と言って断りました。
代替案として、私は一度競馬場に行ってみたいと思っていたので、競馬場デートをしました笑
楽しく過ごせましたが、帰り際にご飯を食べながら結婚について話したときに、彼とは価値観が異なるなという部分がいくつかありました。
1つ目は、彼が仕事に対してそこまで上昇志向がないこと。
彼は30歳で年収400万未満と、年齢に対しては年収が低い方だと思いました。ですが、「自分の仕事はなかなか年収が上がらない。だから、共働きで働いでもらわないと子供も育てられないと思う。」と言っていました。
自分が今後転職をしたり頑張る気持ちはないんだな〜と、、
私はちょうど転職して年収が上がってきたタイミングだったので、彼のやる気のなさに尊敬の気持ちがなくなってしまいました。
2つ目に、彼は年収を上げていくつもりがないのに、子供が早く欲しいと言っていたこと。
年齢が上がっていくと子供の出産率も下がるので、早めに結婚して子供が欲しいと言っていました。当時私は29歳だったので、「早く結婚しないと子供産むにはギリギリだね〜」といったことも言われて結構傷つきました。
私は、転職したばかりでキャリアも固まっていない状態だったので、まだすぐに子供を産む決心はついておらず、価値観が合わないのかなと思いました。
また、お金がない中で子供を産むのも不安かなと思いました。
話を聞いているうちに、彼がなぜ割り勘派なのかもわかりました。
共働き希望なので、男性に奢ってもらおうという姿勢の女性を排除しているのだそうです。自分のお金は自分で支払う、自立した女性を求めているとのこと。
なんか、気持ちはわかるのですがケチだな〜〜って思ってしまいましたw
結婚してからも財布は完全別だったり、高いもの買ったりすると文句言ってきそう。
奢ってくれるわけでもないのに、私の家には来ようとしたり、子供を早く産んで欲しいと思っていたりして
自分は何もしないのに相手には色々求めるんだな〜とイラついてきました笑
お別れ
帰りに、次のデートの予定を決めたいと言われたのですが、そんなにすぐ会いたい気持ちがわかなくて、「予定がわかったら連絡します」と言いました。(実際、忙しかったのもあります)
そしたら、その日のうちに交際中止の連絡が来て
「たまにしか会えないのであれば、仲良くなることができないと思いました。自分は結婚を急いでいるのでこの辺で失礼します」と言われました。
私が「お家デートは仲良くなってから」って断ったの根に持ってるじゃん!!!!笑
彼と私は、結婚までの物事を進めていくペースが合わなかったのかなと思いました。早急に進めていきたい彼と、ゆっくり確かめながら進めたい自分。
また、お金に対する価値観も合っていなかったかなと。
今思うと、この時の私はキャリアが道半ばで結婚する準備が全然ととのっておらず、本気で婚活している人にとっては害悪な存在だったなと思います。。
次に続きます!