【喪女の婚活体験記#11】既婚者にひっかかった話②

学生時代の男友達Aくんから連絡が来て再会したのが前回までのお話です。

たくさんのデート

その後、Aくんとは週一くらいで会うようになりました。
私は当時休職中だったので相手にいくらでも時間を合わせることができて、平日夜にご飯を食べることが多かったです。
休職中は孤独だったので、毎日連絡をとって定期的に会える人がいるのはなんだか心の支えにもなっていました。

Aくんと、ご飯だけじゃなくてもっと長い時間過ごしたらどうなるんだろう？と気になって、土日に遊べないかと誘ってみました。
結果、土日は予定があるからということでだめだったので、平日夜に映画館やプラネタリウム・水族館などに行きました。
どれも全部奢ってくれていたので、これは友達としての遊びではなくデートなんだな…と思いました。(自分が休職中でお金がなかったのもありますが)
デート中、飲み物を買ってきてくれたり荷物を待ってくれたりなど、彼はとても優しくて気が利くなと感じました。

不信感

クリスマスには高そうなレストランのコース料理も用意してくれていて、イルミネーションを見て、クリスマスプレゼントももらいました。側から見たら私たちは恋人同士に見えたと思います。

でも別に告白もされないし、再会してから半年近く経ってもずっと平日にしか会えないのはかなり不思議でした。。
なぜ土日に会えないのか聞いたところ、彼のおじいさんの介護をしているからとのこと。なぜ親ではなく彼が介護をしているのかとか、なぜ土日だけ？とかめちゃくちゃ疑問がわいてきて彼を信じられない自分がいました。

いまは休職しているから平日に会うこともできるけれど、いずれ転職して社会復帰したら平日に会うのは厳しくなるだろうと思いました。土日にゆっくりと会わないと、相手のことがわからないし付き合ったり結婚するのは厳しいです、、

優しくてとても良くしてくれるけど、彼との将来は考えられないかなと気持ちが冷めていくのを感じました。
友達に相談したら、「申し訳ないけど、その人はらむのことを大事にはしてないと思うよ(別れなさい)」と言われました。

ただ、ワンチャン考えたのは
・介護の話が本当の可能性もある。
・自分が休職中なので戸惑わせないように告白してない。
・超奥手だから私の出方を伺っている
もしそうであれば、勝手な憶測で疑うのはよくないかな、、と思いました。

その後もずるずると会い続けて、ある日彼がご飯のあと私の最寄駅まで送ってくれることがありました。
その時は駅で解散したのですが、その次の時は最寄駅を越えて私の家の前までついてきて、「ちょっと家にあがらせてもらってもいい？」と言われました。
私は付き合ってもない人を家に入れるのが嫌だったし、部屋も汚れていたので断りました。

じわじわと距離を詰めようとしてくるけど、付き合おうとも言ってくれないし、彼は何がしたいのかわからなくなりました。ヤリモクでこんなに長期間引っ張ります………？半年以上、週一で会ってるんやぞ…？

その後、「次のデートではらむちゃんの家に行きたい」とはっきり言われてしまい、すごく悩みました。
でもワンチャン…2人だけの空間で告白したいとかそういう感じ？？？？と考えて、、彼と本音で話せる時間が欲しかったので家に呼ぶことにしました。(今思うとこの決断危なすぎる😅

彼が家に来た

家デートでは、ピザを食べたりテレビをみてまったり話しました。私は男性を部屋に呼ぶのは初めてだったので内心緊張していました、、
家に呼んでもなにもされなかったのでひとまずよかったです……(彼は超奥手なので手を出してこないだろうという謎の信頼があったのですよね。でも、男性を2人きりで家に呼んだら普通何されるかわからないし、女の一人暮らしの住所を知られたりするのって危なすぎるので良い子は真似しないでね。。)
私がテレビばっかり見ていたら、彼がテレビを消したので、何か大事な話あるのかな〜と構えたけれど何もなく。
「今度はAくんの家にも行ってみたいな〜」とカマをかけてみたんですが、家が汚いからと断られてしまい、もうどんどん信頼が落ちていきました。。
私のプライベートには踏み込むのに彼のプライベートには踏み込ませてもらえなくて、会い続けてもなんの進展もないので、この人はアラサー女子の時間を奪って何がしたいんだ？と思えてきました。

その日は普通に帰ってもらって、駅まで彼を送る道中では頭を撫でられたり背中を触られたり、初めてボディータッチが入ってきました。彼としては距離が縮まったと思っているのかなと思いました。
私の心は完全に離れましたが…😭

結局、家に行けないとか、土日会えないとか、明確な恋人関係になろうとしないということは
Aくんは9割の確率で既婚者、1割の確率で超奥手の童貞　なのかなと思いました。
仮に童貞だったとしても、こんなにずっともじもじして気持ちをはっきり伝えてくれないのは男気がなくて嫌です。笑

そうこうしているうちに、コロナ禍がやってきました。
Aくん:「コロナが怖いからまた家で会おう」
私：(なんかもう会いたくない気持ちだったので)「テレビ電話にしない？」
Aくん：「うち、壁が薄いから声が筒抜けになって夜はテレビ電話できないんだよね」

えっ、夜に喋れないって壁薄過ぎる…wwwそんなことあります？？？レオパレスかな？？？
さすがに言い訳が嘘すぎて笑ってしまいました。
もうこれは家に誰かいると見て間違いないなと。

こういう風な言い訳で私のことをかわせるって思われているのも失礼だなと思ったし、本当に彼は何がしたいかわからなかったのでそれ以降はもう会わないことにしました。(今思うと決断遅すぎですが😅当時メンタル面で不安定だったので、自分のことを大事にしてくれて話を聞いてくれる人につい甘えていたというところがありました)

私はその頃ちょうど転職にも成功して、心の支えも要らなくなったようなタイミングだったので彼への執着もなくなりました。なので、「彼氏ができたからもう会えない」と嘘をついてお別れしました。

以上…(おそらく)既婚者に引っかかった話でした！
いまでも彼の行動めっちゃ謎です。喪女で世間知らずなので、彼の行動に何の意味があったのかわかる方は教えてください、、

私が結婚してLINEの苗字変えたら、向こうから連絡がきてびびりましたね。(さすがに無神経すぎて…。ブロックしました…)

次に続きます！