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⑥ゴメスさんの事務所はパリの2区にあった(2017年3月上旬)

約束通り次の日はゴメスさんの事務所に向かった。

彼の事務所はパリの2区にあった。

パリ市には区画が20あり、2区には日本人街があった。

その日本人街付近に彼の事務所はあったのだ。

日本を出発して数日も経ってなかったし、日本人街だからって日本人がすぐにいるという訳ではなかったが、英語もフランス語もしゃべれない私にとっては、日本人街というだけで何か安心感があった。

彼の事務所にはモンペリエに行ってからも度々訪れていた。

事務所に寄ったあとは日本人街にあるお寿司屋さんによく行っていた。

私が見つけた中では唯一の「これは日本のお寿司屋さんだ」というお店だった。

ここでフランスのお寿司屋さん事情!
(私が聞いた話なので間違っていたらすみません)

パリにはおそらくちゃんと探せば「日本人が、これは日本と同じようなお寿司屋さんだ」と思うお店はあるとは思うが、ほとんどのお寿司屋さんがいわゆるアメリカ風のお寿司屋さんだった。
(私たちが住んでいたモンペリエにはアメリカ風のお寿司屋さんしかなかった)

そしてお寿司屋さんを経営している人のほとんどが日本人ではなく、アジア系の人だった。

その方々はビジネスセンスに長けていて、日本のお寿司が流行ると感じて、フランスでお寿司屋さんを展開していったのだが、そのお寿司を学んだのが日本ではなくアメリカだったと聞いている。

「なんで日本の食べ物なのに日本で学ばないの!」と思った。

でも彼らはおそらく、日本風にするより、アメリア風にしたほうがフランス人にはウケるという狙いだったのだろう。(当然日本人の私にはウケない…)

なので、日本人が大将のそのお寿司屋さんにはよく食べに行った思い出がある。(あの大将元気かなぁ…)

話は戻る。

ゴメスさんに会ってみたら彼は白髪のおじいちゃんだった。

そりゃあ何代も前の大統領の通訳をしていたのだからそうだろうけど、電話の声ではそこまで分からなかった。

ビザのことを相談したら、なんとフランスではビザは取れず、一度日本に帰らなければならないとのことだった。

「せっかくフランスに来たのに」と思ったが、こればっかりはしょうがない。

そしてついでに会社を作りたいという話もしたら、ゴメスさんはビザの取得のお手伝いだけではなく、日本人がフランスで会社を作るお手伝いもしているということだった。

こんな幸運てあるんですね!

彼には「ビザの取得」と「フランスでの会社設立」という、とても大事な2つのことをお願いした。


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